『初めてクレジットカードを作る予定なんだけど、たくさん種類がありすぎてどれを選んで良いかわからない…』という方は多いはず。
なにせクレジットカードと一言にいっても日本国内だけで1,000種類以上。初めての1枚に適したカードがどれかなんて、それこそ初心者にわかるはずもありません。
そこで今回はカード作成が初めな方向けに、専門家である私が自信を持っておすすめできるクレジットカードを厳選。
これらのカードはすべて作成&保有にお金がかからない年会費無料のクレジットカードで且つ、日本国内で100万枚以上発行されている有名カードのみなので、はじめての方でも安心&安全ですよ。
おすすめです。
- 初めてにおすすめのクレジットカード:
- 初めてのカード作成に役立つ知識:
- よくある質問とその答え:
- さぁクレジットカードを作ろう:
初めてにおすすめのクレジットカード:
早速、初心者におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
楽天カード:
現時点でもっとも推奨できる初心者向けクレジットカードは、テレビCMでバツグンの知名度がある楽天カードです。
入会金&年会費無料で作成できるだけでなく、インターネット通販などで利用する際にもお得感があるメリットは大きいと思います。
また、楽天カードは14年連続で顧客満足調査1位のクレジットカードなのも大きな安心材料(こちらの記事を参照)。
とにかく発行後の満足後が高いカードなので、初めてカードを作る方にとっても魅力的な特典や割引が期待できます。
楽天市場やそれ以外でもお得:
加えて楽天カードを楽天市場での支払いに使うとポイントが最低でも3%分貯まるため、楽天市場利用者ならもう持たない理由がないカードである点も見逃せません。
他、ガソリンスタンドのENEOSでポイントが付きやすかったり、レストランでの食事代でポイントが貯まりやすい等々、ポイントが貯まる場所はとんでもなく多いですよ。
すべての方におすすめです。
セゾンカード インターナショナル:
クレディセゾンが発行している年会費無料のクレジットカード『セゾンカード インターナショナル』も初心者におすすめの1枚。
このカード最大の魅力は支払いで獲得できるポイント制度に有効期限が存在しないこと。
永久不滅ポイントは、有効期限が無期限のポイント。ポイントが消滅したり、ポイントの交換期限が迫る心配もありません。
日常のお買物も、光熱費のお支払いも、携帯電話のお支払いも、カード払いにすればどんどんポイントが貯まります!
なにせクレジットカードをこれから初めて作る方は、クレジットカードを作ったとしても頻繁に使うかどうかがわかりませんからね。
そういった場合でもセゾンカード インターナショナルであれば、ポイントを無駄にすることなく貯められるメリットがあるのです。
- ポイント有効期限あり:
あまりクレジットカードを使わない方だと失効させてしまう - ポイント有効期限なし:
あまりクレジットカードを使わなくても失効させる心配がない
年に1万円だけしか支払いに使わなくてもまったく問題ありません。
エポスカード:
マルイデパート系のクレジットカードであるエポスカードはソフトバンクショップやドコモショップ等と同じように、対面でクレジットカードについていろいろ相談できる「エポスカードセンター」が全国各地にあるのが大きな魅力。
特にクレジットカードの使い方がわからないとか、返済はどうやってしたらいいの…といった疑問を多く持つクレジットカード初心者には、あれこれ相談可能なカウンターが用意されているのは有り難いですよね。
他のクレジットカードではなかなかこうはいきません。
カラオケ割引や飲食店割引などにも強い:
こう書くと『カードセンターがあるのは魅力だけど、マルイなんて滅多に行かないからなぁ…』と思われる方もいるかも…ですが、このエポスカードにはマルイでの割引特典以外にも様々なメリットが存在するため、節約目的での保有もおすすめ。
代表的なのがカラオケや飲食店での割引サービスで、ビッグエコーで利用すれば室料が30%オフなるとか、ワタミ系の居酒屋でポイントが溜まりやすいなどなど、飲食店&居酒屋での割引が豊富に用意されているのは大きなメリットでしょう(詳細は下記公式サイトにて)。
カラオケやお酒が好きな方におすすめとなります。
JCB CARD W:
どこのお店で利用しても常にポイントが2倍貯まるクレジットカードがJCB CARD Wです。
こちらは入会金&年会費無料で且つ、ETCカード発行等にも費用がかからないクレジットカードなので、安心&安全なクレジットカードが欲しいけどポイントもしっかり貯めたい方におすすめ。
加えて発行会社が日本最大級のクレジットカード会社である株式会社ジェーシービーである安心感も見逃せません。
18歳以上39歳以下しか作ることが出来ない:
但し、JCB CARD Wは18才以上39歳以下の方しか作れないクレジットカードゆえ、40歳以上の方は残念ながら作ることが出来ません。
- 対象年齢の方:作成可能
- 40歳以上の方:作成不可
そういった意味でも、若年層に多いクレジットカード初心者向けのカードであると言えますね。おすすめです。
P-oneカード:
ポイントを貯めたり交換したりが面倒な方に最適なのが、ポケットカード発行のP-oneカードです。
こちらはなんと、クレジットカードで支払うだけで請求代金が自動的に1%オフになる魔法のようなクレジットカード。
カードご請求時に自動で1%OFF
P-oneカードは、ポイント還元ではなく請求額から自動で1%OFFされます!
割引を受けるための手続きも一切不要なので、「ついついポイントを交換し忘れてしまうんだよね」という方にもおすすめの1枚と言えます。
電気代やガス代も1%OFFの対象:
また、他のクレジットカードではポイント付与の対象外になりがちな電気代やガス代についても、P-oneカードでは1%オフの対象内。
家計全般の節約に直結しやすいクレジットカードとなっているので、是非、ご活用ください。
どれが一番お得なのかについて:
「はじめてクレジットカードを作るんだけど、どのカードが一番お得なの?」
そんな疑問をお持ちの方は多いのですが、これについては正直、人それぞれとしか回答できません。
なぜなら年収2,000万円にもなるビジネスパーソンに『スーパーマーケットで割引があるこのカードが一番お得ですよ!』とおすすめするのは筋違いですし、反対にアルバイト収入がメインの方に年会費が10万円もかかるようなクレジットカードを紹介しても意味はないためです。
- 高年収な人にスーパー提携のクレカ:お得じゃない
- 学生に年会費10万円以上のクレカ:お得じゃない
また、一番はじめに作ったクレジットカードが自分にとって一番最適なカードになる可能性は低く、その後、5枚、10枚と作っていく上で自分好みのカードを見つけていくのが普通。
実際、私も過去に100種類以上のカードを作成&解約してきたからこそ今の知識がありますよ。失敗は決してムダにはなりません。
初めてのカード作成に役立つ知識:
ここまででおすすめの初心者向けクレジットカードを紹介させていただきましたが、その際に役立つクレジットカードの基礎知識をいくつか紹介。
クレジットカードを欲しいと思うけどなんとなく不安とか、どんな準備をしたらいいのかわからない方はこちらをどうぞ。
クレジットカード作成にかかる費用:
クレジットカードにはどのくらいお金がかかるのとか、申込をしたらいきなり高額な入会金を請求されるんじゃないかと不安に思われる初心者の方は多いと思いますが、今回紹介したクレジットカードはすべて無料のものばかり。
つまり作成にかかる費用はすべて0円なので、費用負担を気にすることなく申し込みしていただいて大丈夫です。
- 入会金:0円
- 事務手数料:0円
- 年会費:0円
- 発行費:0円
- 郵送費:0円
入会金も0円、契約手数料も0円、事務手数料も0円、年会費も0円となります(発行時に必要な費用についてさらに詳しくはこちらの記事参照)。
無料だと逆に不安な方は:
こう書くと『いやいや、年会費や発行費が無料なんて逆に心配で仕方ない』と不安になる方もいるかもですが、カード発行会社はみなさんにクレジットカードを使ってもらってはじめて儲かる立場。
たとえ無料であったとしてもクレジットカードを発行することに意味があるので、無料であることを過度に心配する必要性はありません。
※カード発行会社はなぜ無料でクレジットカードを発行するのか気になる方はこちらの記事もあわせてお読みください。その仕組みがわかります。
カードを使うとかかる費用について:
発行時の手数料と同じくらい心配になるのが、買い物でクレジットカードを使ったら手数料が取られるんじゃないのか?といった心配だと思いますが、こちらもまったく心配無用。
今回紹介している初心者向けクレジットカードを1回払いや2回払いといった手数料がかからない支払い方法で利用する限り、手数料の負担は一切ありません。
決済金額 | 手数料 |
---|---|
1,000円を一括払い | 0円 |
1万円を一括払い | |
10万円を一括払い | |
100万円を一括払い | |
1,000万円を一括払い | |
1億円を一括払い |
100万円の支払いに使おうが、1億円の支払いに使おうが手数料はゼロのままです。
中には金利手数料が発生する支払い方法もある:
しかしながらクレジットカードの支払い方法の中にはリボ払いや分割払いのように、金利手数料を必要とするものがいくつか存在。
それゆえ、仮にみなさんが手数料を払いたくないと思うのであれば、『クレジットカードは1回払いのみしか使わない』と覚えておいてください。
- 1回払い:手数料は発生しない
- リボ払い:金利がかかる
- 分割払い:金利がかかる
加えてリボ払いや分割払いはクレジットカード初心者が借金を含まらせるキッカケになりがちな支払手段なので、どんなにポイントやキャンペーンに誘惑されたとしても仕組みを理解するまでは絶対に利用しないように!
下手に利用すると自己破産への片道切符になりかねませんよ。
他、クレジットカード払いにおける手数料を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ。支払い方法の一覧やその特徴がわかります。
クレジットカードの申込資格:
クレジットカードの申込資格があるのは、原則として18歳以上の方のみ。
ただ18歳は18歳でも高校3年生にはその資格がないので、現時点で高校生の方は諦めるほかありません。
- 高校生を除く18歳以上:申し込み可能
- 18歳未満の方:申し込みできない
クレジットカードが欲しいなら高校を卒業間近か、卒業後に申し込みをいただければと思います。
18歳以上なら100%発行できるのか?
では、18歳以上であれば100%クレジットカードを作れるのかというと、これは残念ながら無理な話。
なぜならクレジットカードというのは、いわばカード会社があなたを信用して一時的にお金を貸してくれる仕組みなので、無職や借金漬けの人など、「お金を貸しても返してもらえない可能性が高い人」への発行は拒否されてしまう場合があるんです。
- 無職の人:
クレジットカードを渡してもその代金を返済してもらえない可能性が高いので発行が難しい - 消費者金融を利用中の人:
すでにお金に困っている可能性が高いので、クレジットカードの利用代金を払ってくれないかもと思われてしまう
そしてこの「あなたが信用できる人物かどうかを判別する作業」が、クレジットカードの入会審査と呼ばれるもの。
仮にあなたが信用できないと判断されてしまったら、いくらクレジットカードが欲しくても入手することは出来ません。
クレジットカード審査は難しくない:
こう書くと『えっ、そんな審査があるならクレジットカードが作れないかも…』と思われるかもしれませんが、今までクレジットカードを作った経験がない方なら過度な心配は無用。
なぜなら過去にクレジットカードを作ったことがないってことは、それすなわち過去の利用履歴が悪くないことを意味するので、審査で落とされる可能性が低いからです。
- 過去の利用歴が悪い人:審査落ちしやすい
- すでに借金漬けの人:審査落ちしやすい
- はじめてカードを作る人:審査に通りやすい
とりわけアルバイトを含めなんらかの収入がある方、大学生や専門学校生といった学生の方、専業主婦の方であれば、90%以上の確率で入手できる可能性大。
それでも心配でならない方は審査を詳しく解説した記事をお読みいただき、対策を講じていただければと思います。
クレジットカード作成に必要なもの:
はじめてクレジットカード作る場合に必要なものとしては、主に下記3つのみ。
- 自分名義の銀行口座(ゆうちょ口座でもOK)
- 銀行印(印鑑)
- 運転免許証や健康保険証などの身分証明書
たったこれだけ?と思われるかもしれませんが、ほんとこれだけ。
クレジットカード作成には住民票や戸籍謄本といったような仰々しい書類は一切不要ですし、印鑑証明や実印も不要なので、自分名義の銀行口座さえあれば誰でもカンタンに申込できます。
ネットバンクなどでは作成できないことも:
但し、楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネットバンクの場合には、クレジットカード代金の引き落とし用口座として登録できない場合もあるのでこの点はご注意ください。
その他のメガバンク、ゆうちょ銀行、都市銀行、地方銀行、信用金庫などの銀行口座を持っている方であればカード作成には問題ありません。
- 都市銀行の口座:設定可能
- 地方銀行の口座:設定可能
- 信用金庫の口座:設定可能
- ネット銀行の口座:一部使えないことも
あと近年では楽天カードやエポスカードなど、申込時に銀行印が不要なクレジットカードも増加中。
これらのカード作成に必要なのは利用代金の引き落としに必要な銀行口座のログインIDとパスワードみなので、面倒な手続きが嫌いな方におすすめです(申込時に必要なもの一覧はこちらの記事を参考に)。
不正利用された時の補償について:
クレジットカードは持ってみたいけれども、不正利用が怖くてなかなか踏ん切りがつかない…そんな方って意外と多いもの。確かに100万円や300万円といった金額を誰かに使われてしまったら、人生が終わりかねませんよね。
しかしこれについてはご安心ください。
日本で発行されているクレジットカードには盗難補償が備わっているので、万が一、悪意のある誰かに勝手に使われてしまったとしてもあなたの負担額は0円で済むためです。
もちろんカードを財布ごと落としてしまっても、個人情報漏洩等であなたのカード番号が漏れてしまっても、すべて盗難補償でカバー可能。
正しく申請をすれば被害額を負担させられることはありません。
カード会社の公式サイトにも記述あり:
それでも尚、疑り深い方のために各クレジットカード会社の公式サイトより、盗難時の補償内容を引用させてもらうとこんな感じ。
まずは楽天カードから。60日前にさかのぼって負担してもらえることが明記されています(公式サイトはこちら)。
カード盗難保険について
楽天カードには盗難保険が付帯されております。万が一、カードが不正使用された場合は、紛失・盗難をお届けいただいた60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を弊社が負担いたします。
同様に大手カード会社のJCBにも下記のような記述あり。
盗難された場合だけじゃなく、うっかり紛失してしまった時にも補償されるのでご安心ください(公式サイトはこちら)。
60日前までさかのぼり、それ以降の損害額を当社が補償します
カードの紛失や盗難により、第三者に不正使用されてしまった場合、紛失・盗難のご連絡をいただいた60日前以降の損害額を当社が補償します。
正しく使えば補償されると思ってOK:
とはいえ、カード裏面に暗証番号をマジックペンで書いてしまっていたとか、補償されることを前提に友人にクレジットカードを貸して悪用させたなどなど、カード保有者に著しい落ち度があった場合には補償されないことも。
ただ正しくカードを利用し、不正利用発覚後に滞りなく報告をすれば補償されると思って間違いないので、クレジットカードはむしろ現金払いよりも安心&安全であると言えますよ(現金は盗難されると戻ってこない)。
- クレジットカードを紛失:被害額0円で済む
- 紙幣や硬貨などを紛失:戻ってこない可能性大
詳しくは下記記事も参考に。どんな場合に補償され、どういった場合に補償されないのかについて専門家が解説しています。
ETCカードの作成について:
クレジットカードを作成する理由がETCカード発行な方が心配になるのが、ETCカードの入手方法かと思いますが、今回紹介したクレジットカードであればどれでもETCカードを追加発行可能。
やり方もクレジットカード申込時に追加カードとしてETCカード発行を希望する項目にチェックを入れるだけで済むので、ETCカードが欲しい方も安心して申し込みいただければと思います。
楽天カードのETCカードは有料:
この時、注意していただきたい点がひとつだけ、それは楽天カードで発行可能なETCカードは年会費のかかる有料ETCカードである点です。
それゆえ、年会費無料のETCカードが欲しい方は楽天カード以外のクレジットカードを申し込むか、下記記事を参考にETCカードの無料化に挑戦してみてください。
それでETCカードを無料利用できますよ。
私が最初に作ったのは大学の学生証:
私がはじめてクレジットカードを作ったのは、大学入学と同時に作らされた学生証を兼ねたクレジットカード。
利用限度額はわずか10万円しかないクレジットカードでしたけど、18歳にしてクレジットカードを持った時はちょっと大人になれた気分でした。
その後、海外渡航とともに1枚、また1枚とクレジットカードが増えていき、いつの間にかクレジットカードに詳しくなって今に至る…って感じ。
たぶん最初の1枚がなかったらここに立っていないと思うと、そういった意味でも感慨深いなぁと思います。クレジットカードとの出会いに感謝です。
よくある質問とその答え:
まだまだ疑問が残っている方のために、よくある質問と答え形式で初心者向けのQ&Aを作ってみました。
クレジットカード作成に不安が残る方はご覧ください。
Q.年会費無料カードはセキュリティが甘い?
年会費無料で作れるクレジットカードって、ゴールドカードとかと比べるとセキュリティ対策が甘いんじゃないの?
そう思われる方も多いのですが、実際は無料のクレジットカードだからといってセキュリティが手抜きなことはありません。
この理由はシンプルで、楽天カードやJCBカードでは今回紹介したクレジットカード以外にも年会費の高いクレジットカードを発行しているため。
要は年会費無料クレジットカードのセキュリティ対策だけを甘くすることは出来ないので、年会費の多寡に関わらずセキュリティ対策は万全と思って大丈夫でしょう。
- 間違い:
年会費無料クレジットカードのセキュリティ対策は値段相応である - 正解:
年会費無料クレジットカードであってもセキュリティ対策は万全
心配無用です。
カード会社はブランドを大切にする:
加えてクレジットカード発行会社はブランドイメージを大切する企業。
いくら年会費無料クレジットカードだからといって情報漏えいやシステムダウン等を繰り返していたらカード発行会社全体の信用を失ってしまうことになるので、年会費が高かろうが安かろうがセキュリティ対策だけは万全ですよ。
どこもシステマチックに365日24時間体制で監視してくれてます。
疑り深い方のための事例を紹介:
ほんとうにセキュリティ対策がばっちりなのか心配な方のために、いくつかクレジットカード会社の公式記述を引用させてもらいます。
まずは三井住友カードから。
公式にも365日24時間体制でも不審カード利用チェックを行っていることがわかりますね(引用元)。
カード不正使用検知システムのご案内
弊社では業界最高水準の不正使用検知システムを導入し、24時間365日お客さまのカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を行っております。
このシステムにより不正利用の可能性のある事態を事前・早期に発見できる体制を整えておりますのでご安心ください。
続いて楽天カード。
こちらは三井住友カードなどと比べると歴史の浅いクレジットカード会社ではありますが、不正検知システムがしっかり完備されてる状況です(引用元)。
不正検知システム
弊社では、カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正使用を未然に防止することを目的とし、不正検知システムを導入しております。
カードのお取り引きごとに、不審な点がないか 24時間365日の監視体制でモニタリングを行うことで、不正使用の早期発見に注力しております。
こんな感じで多くのクレジットカード会社にとって不正利用対策は自社のためにも必要不可欠な作業。
年会費無料のクレジットカードだからといって手を抜くことはありませんよ。初めての方にも安心です。
Q.なぜ作成するだけで特典が貰えるの?
クレジットカードの中には、年会費無料のクレジットカードにも関わらず入会と同時に商品券やポイントなどが貰えるカードが存在。
しかし無料で作成するのになぜお金が逆に貰えるの?と逆に不安になってしまう方もいらっしゃいますよね。
これはまぁ単純な話で、クレジットカード会社としては商品券を付けてでもクレジットカードを作ってもらいたいため。
- 入会特典あり:申込者が増える
- 入会特典なし:申込者が集まらない
カード会社はとにかくみなさんにクレジットカードを発行しないと儲からない仕組みになっているので、プレゼント攻勢をかけてでも加入してもらいたいのですね。
つまり貰えるものは気にせず貰っておけばOK。それで問題ありません(魅力的な入会キャンペーン情報一覧はこちらの記事を参考に)。
Q.新社会人だから年収がわからない!
クレジットカードを申込時に記載すべき年収は、見込み年収でまったく問題ありません。
だいたい250万円くらいもらえるなと思えばそう書いてもらってOKですし、夏冬のボーナスについても見込み額で問題なし。
- 1ヶ月しか働いていない場合:見込み月収×12ヶ月で年収を推測
- 夏冬にボーナスがある場合:見込み年収+夏冬ボーナスの金額を記載
仮にまだ3日間しか働いていなかったとしてもそれで大丈夫です。とにかく年収欄には見込み金額を書けばOKと思ってください。
アルバイトも見込み月収でOK:
同様にアルバイトやパート勤務をはじめたばかりの方も、すでに手にした金額ではなく見込みの月収を記載すればそれで問題なし。
だいたい週に3日間働いて1回あたり4時間勤務だからこのくらいだろう…といった具合に、概算の年収を記載ください。
- 週3回×4時間で月収6万円を予定してる方:6万円×12ヶ月で72万円と記載
- 週5回×8時間で月収18万円を予定してる方:18万円×12ヶ月で216万円と記載
カード会社が知りたいのはその見込み年収のほうです。
カード会社は返済能力を知りたい:
ではなぜカード申し込み時に記載すべき年収は見込みで良いのか?
これはクレジットカード会社が知りたいのはあなたが勤務開始後にいくら稼いたかではなく、クレジットカード代金を返済する能力がどのくらいあるかだから。
- 特に重視しない:勤務開始後にいくら稼いだかどうか
- すごく重視する:カード発行後にどのくらい返済できるか
それにも関わらず「私はまだアルバイト3ヶ月目で累計21万円しか稼いでいないから年収21万円だ!」なんて記載してしまうと、「この人には返済能力がないからクレジットカード発行はできない」と判断され、審査落ちしてしまうことにつながるのですね。
くれぐれもお気をつけください。
年収は額面上の年収を記載:
尚、クレジットカード申込時に記載すべき年収は手取り金額ではなく総支給額(いわゆる額面年収)のほう。
あなたの銀行通帳に振り込まれた金額ではなく、源泉徴収票に記載された税金等が引かれる前の金額なので、この点もあわせてご注意ください。
詳しくは下記記事もあわせてどうぞ。
Q.クレカ作成を親に反対されてるんだけど?
2022年に成人年齢が引き下げられたことにより、現在では18歳や19歳といった10代でも親の同意なくクレジットカード作成が可能。
- 2022年3月まで:10代は親の同意が必要
- 2022年4月以降:10代でも親の同意なく作成可能
それゆえ、親にクレジットカード作成を反対されていたとしても自分の意思のみでクレジットカード作成できるので、どうしてもクレジットカードが欲しいならこっそり作成を検討ください。
それであなたもクレジットカード保有者の仲間入りです。
自宅に届くとマズいなら自分から受け取りに行く:
尚、クレジットカードをネット経由で申込をすると自宅宛にクレジットカードが届いてしまうため、親バレしやすいデメリット有り。
そのため、親にバレずにクレジットカードを作りたい方は、下記記事を参考に自分からクレジットカードを受け取りに行くようにしてください。
- 自宅宛にクレカが届く:親バレの危険性が高い
- 自分でクレカを取りに行く:親バレの危険性が低い
そうすればクレジットカード保有を周囲に隠せるので、親バレするリスクが低くなることでしょう。
Q.初めてでもゴールドカードは作れる?
『おすすめしてもらった年会費無料のクレジットカードも良いんだけど、自分はもう40代だからゴールドカードを作りたいんだよね。』
そんな年相応のクレジットカードを作りたい要望をお持ちの方もいるかも…ですが、個人的な意見を言わせてもらうと、まずは年会費無料のクレジットカードを作るところから始めるのが無難。
理由としてはいきなりゴールドカードを申し込んだとしても、過去にクレジットカードを1枚も持ったことがない方の信用力では作成ができない可能性があるためです。
- すでにクレカ保有中の方:ゴールドカード作成は難しくない
- 過去にクレカ保有経験なしの方:いきなりだと難しい場合も
要はせっかく申し込みしても審査に落ちてしまうかもってこと。そうならぬように年会費無料のクレジットカードを先に申し込んではどうかという提案ですね。
初めての方でも作りやすいゴールドカードはある:
それでもゴールドカードが欲しいと思う方は、下記のようなゴールドカードを狙うのがおすすめ。
- アメックスゴールド…年会費が払える方におすすめ
- 三井住友カード ゴールド(NL)…若年層でも作れるゴールド
これらのゴールドカードであればクレジットカード保有歴のない30代、40代、50代、60代の方であっても作れる可能性があるので、どうしてもゴールドカードが欲しい方は申し込みに挑戦してみてください。
うまくいけば即座にゴールドカード保有者の仲間入りとなります(ゴールドカードの詳しい解説はこちらの記事を参照)。
Q.初クレカは審査落ちしやすいって本当?
『この記事の中では、クレジットカードを初めて作成する人であれば審査に落ちることは滅多にないって書かれているんだけど、別サイトの記事には初めてのカード作成は審査に落ちやすいって書いてあるんだよね。どっちが本当なの?』
といった疑問をお持ちの方もいるかもですが、現時点で20代の方なら審査落ちを心配する必要はまったくありません。
むしろすでにクレジットカードを保有中の方よりも審査に通りやすい可能性すらあるくらい。初作成だろうがなんだろうが、難しく考えないでOKです。
30代以降はたしかに可能性あり:
反面、30代、40代、50代、60代の方ではじめてクレジットカードを作るんだ…という方の場合には、審査落ちしてしまう可能性がやや上昇。
- 20代:心配無用
- 30代:やや心配
- 40代:やや心配
- 50代:やや心配
- 60代以降:やや心配
それでもこの記事内で紹介しているクレジットカードであれば審査落ちする可能性は低いかと思いますが、過去にクレジットカードを1枚も作ったことがなく、住宅ローンや車のローンを組んだ経験がない方だと審査がすこし厳しくなってしまうことは覚悟してください。
いやいや、ローンくらい組んだことあるよって方ならこの話は全部忘れてもらってOK。
驚くほどあっさりと審査通過できることでしょう(審査落ちしやすくなる理由が気になる方は審査をくわしく解説したこちらの記事を参考にどうぞ)。
Q.絶対に作っちゃいけないカードはどれ?
クレジットカードをまだ作ったことがない方からすると、申込をするだけでとんでもない入会金を請求されるカードとか、利用するとトイチで金利がかかるようなクレジットカードが存在するんじゃないか…と過度に心配されるかもですが、日本国内で発行されているクレジットカードにはそういった悪質&違法カードは存在しないと思って間違いなし。
他にも個人情報を抜き取られて転売されるとか、カード会社がお店とグルになって使ってもいない金額を請求されるようなことはありえません。
項目 | 詳細 |
---|---|
入会金がボッタクリなカード | 申込しただけで法外な手数料や入会金を請求されるクレジットカードは存在しません。フィットネスジムなどでは入会金がかかる場合がありますが、それは施設の入会金となります。 |
年会費がボッタクリなカード | 富裕層向けのクレジットカードには年会費にしてウン十万円のものも存在しますが、庶民向けカードには存在しません(そもそも庶民だと申込すらできない)。 |
法定金利を超えるカード | 法律を遵守していないクレジットカード会社は日本国内には存在しません。仮に違法行為を行えば金融庁より即、営業停止処分を受けます。 |
不正請求をしてくるカード | 一部のお店でそういった不正があるのも事実ですが、カード会社とグルになって請求してくることはありません。不正請求されたらカード会社に相談をどうぞ。 |
安心して申込&利用してもらえればと思います。
心配なら当サイト推奨のものや大手発行のものを:
それでも作っちゃいけないクレジットカードが存在するんじゃないかと心配な方は、この記事で紹介しているクレジットカードを作るか、テレビCMを放送しているような大手カード会社発行のクレジットカードを作ればそれでOK。
こういったクレジットカード会社は信頼を大切にしている会社なので、不正によってみなさんの信用を失うことはまずありえません。
いわゆる「みんなで渡れば怖くない」となります(笑)
これからのキャッシュレス社会を生きてくために:
クレジットカードの情報サイトを運営している専門家として、こんなことを言ってしまってはいけないのかもしれませんが、別にクレジットカードなんて持たなくても生きていくことは十分にできます。
しかし、みなさんもご存知のように、世界は徐々に現金払いよりもキャッシュレス決済に偏りつつある状況。
その中で現金払いに固執していると世の中の流れについていけなくなってしまうだけなので、クレジットカードに対して抵抗がある方も1枚くらいは保有を経験してみてください。1枚持つとその便利さや必要性を実感できるものと思いますよ。
さぁクレジットカードを作ろう:
ここまで初めてクレジットカードを作ろうと思っている方を対象に、おすすめのカードからQ&Aまでを解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
クレジットカードを作ったことがない方にとってカード申込はハードルが高い作業に見えるかもしれませんけど、パソコンやスマートフォンからなら15分程度で作成可能。トイレ休憩や電車移動中だって申込には十分な時間を確保できます。
まぁあれこれ不安はあるかと思いますが、誰しも最初はみんな初心者。
まずは社会勉強だと思い、この機会に記念すべき「初クレジットカード」を作ってもらえればなと思います。
- 総合的におすすめ:楽天カード
- 利用頻度が低いなら:セゾンカード インターナショナル
- 39歳以下におすすめ:JCB CARD W
以上、クレジットカードを初めて作るなら、このカードがおすすめ(2024年版)!クレカ専門家が初心者向けカードとその注意点をわかりやすく解説…という話題でした。
参考リンク:
クレジットカードの基礎知識をもっと知っておきたい方は下記ページも参考に。
作成方法から支払い方法まで、クレジットカードに関する情報を徹底的にまとめています。