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1円でも金利を払いたくない方におすすめしたい、高額商品購入時のおトクな支払い方法を解説!最初からリボ払いを使ってはいけません。

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重ねられた現金紙幣の画像

手元にお金がほとんどないのに生活必需品である冷蔵庫が壊れてしまった…そんな金銭的なピンチが訪れる瞬間って、誰しも1度は経験があるはず。

そんな時に慌ててしまわないよう、今回は『金欠を賢く乗り切るクレジットカード活用術』を解説してみたいと思います。

今この瞬間にピンチな方は是非、活用ください。

手元にお金がないときのお得な支払い方法:

早速、クレジットカードで金銭的なピンチを乗り切る方法を紹介していきます。

1.ボーナス払い×リボ払い:

個人的に一番おすすめしたい支払い方法がこれ。ボーナス1回払いとリボ払いを組み合わせる支払い方法です。

あまり知られていませんがボーナス1回払いは金利手数料がかからない有り難い支払い方法

最大で8ヶ月程度も支払いを先延ばしできるので、冷蔵庫、洗濯機、エアコンといった生活必需品が壊れてしまった場合にはボーナス払いを活用するようにしてください(下記は「ポケットカード」におけるボーナス支払い月の例)。

  • 夏のボーナス一括払い
    11月21日~翌年6月20日の間に利用した分を8月支払う
  • 冬のボーナス一括払い
    6月21日~11月20日の間に利用したぶんを12月に支払う
比較項目 一括払い ボーナス一括払い
支払日 主に翌月(カードによる異なる) ボーナスシーズンに支払い
金利手数料 原則、無し 原則、無し
ポイント 通常通り 通常通り

仮にボーナス払いを利用するだけで高額な支払いをすべて完済できてしまうなら、これだけで金利負担を0円に抑えられるはず。

やるべきはボーナス支払い月までに銀行預金を貯めておくこと、ただそれだけです(詳しいボーナス払いの基礎知識はこちらを参照ください)。

ボーナス払いだけでは支払えそうもない方は:

『ボーナス1回払いでは金利がかからないことがわかったんだけど、ボーナス払いの支払い月に全額を支払えない可能性があるだよなぁ…』 という方は、前述のようにボーナス払いとリボ払いを組み合わせるのがおすすめ。

やり方は簡単です。

高額商品購入時にボーナス1回払いを選択し、その後、支払いが難しくなったタイミングでリボ払いに切り替えればOKってだけ。

実はこの方法であればボーナス払いの支払い月まで金利手数料を発生させずに済むため、リボ払いを最初から使う場合よりも圧倒的に手数料をかなり抑えられるんです(詳しくはこちらの記事も参照)。

ちょっとわかりにくいと思うので、比較するとこんな感じ。

  • 最初からリボ払い:
    翌月から支払いをする必要あり&翌月から金利手数料がしっかり発生してしまう
  • ボーナス払いをリボ払いに変更:
    ボーナス払いの支払い月の翌月から金利手数料が発生(2~8ヶ月経過後から金利が発生しはじめる)

要は最初からリボ払いを使ってしまうとすぐ金利手数料が発生してしまうのに対し、ボーナス払い使用後にリボ払いに切り替えた場合には最大8ヶ月程度、リボ払いの金利が発生しないってこと。

だったらボーナス払いを経由させたほうがお得というものですよね。

『そんな話は聞いたことがないっ!』という方のために、三井住友カードの公式サイトにおける解説を引用しておきます。このように公式に認められている支払い方法なので安心してください。

お店で「1回払い」・「2回払い」・「ボーナス一括払い」をご指定されたカードショッピング代金を、あとから「リボ払い」に変更できる便利なサービスです。(中略)

ボーナス一括払いのお支払い月(夏8月、冬1月)以外の期間でも事前にお申し込みになれます。リボ払いとしてのお取り扱いはボーナス一括払いのお支払い月の各締切日からとなり、その翌日から手数料計算の対象となります。リボ払いのお支払いは8月または1月からとなります。

まとめると、リボ払いを使わざる得ない場合でも、最初はボーナス1回払いの利用がベスト。

その後、支払いが難しいと判断したタイミングでリボ払いへ変更すれば、その時からしか手数料が発生しないのでお得となります。

2.ショッピングクレジットを利用する:

金利負担をできるかぎり減らす方法、2つ目はショッピングクレジットを利用する方法です。

『ショッピングクレジットって何?』という方も多いと思うのでざっくりと説明すると、これはクレジットカードなしでも車、オートバイ、家具、家電製品などの分割払いが出来る支払い方法のこと。

ジャパネットたかたやQVCジャパンといったテレビ通販で分割払いの提示が行われているのは、大抵このショッピングクレジットを使った購入方法になります(下記はJACCSの解説)。

ショッピングクレジットは、電化製品、家具、呉服、衣料品・かばん、宝石・貴金属、オートバイなどの販売に関する購入費用を、ジャックスが加盟店様に立替払いし、その立替払代金をお客様より分割にて回収するクレジットです。

そしてショッピングクレジットは、ビックカメラやヤマダ電機といった大抵の家電量販店、そして大塚家具やルームズ大正堂などの大型家具店には大抵用意されているので、金利負担を減らしたい方はとりあえず「ショッピングクレジットは使えますか?」と店員に聞くようにしてください。

そうすれば丁寧にその利用方法について説明してくれるはずです。

ショッピングクレジットは大抵、金利が低い:

ショッピングクレジットを利用する最大のメリットは、クレジットカードで利用するリボ払いや分割払いよりも圧倒的に金利が低いこと。

店舗や商品によっては金利手数料不要でショッピングクレジット契約を結ばせてくれるケースもあるので、利用の際はどのくらいの手数料負担になるのかを確認ください。

  • ショッピングクレジット:金利がゼロ、もしくは低い
  • クレジットカードでリボ払い:金利が非常に高い

きっとクレジットカードで分割払いやリボ払いを利用するよりも、金利手数料負担を少なくできるものと思います。

ショッピングクレジットが手数料無料の例:

参考までにカメラのキタムラ(楽天市場店)の例を紹介。

こちらのショップの場合、ショッピングクレジットを利用した分割60回以下の支払いは金利手数料0円に設定されているため、実に5年程度、金利ゼロ円で支払いを先延ばしできることとなります(引用はこちら)。

分割60回までは金利手数料不要で使える

分割60回までは金利手数料不要で使える

対するリボ払いはだいたい年利15%程度。

  • ショッピングクレジット:少ない分割回数なら金利負担0円の場合も
  • クレジットカードでリボ払い:年利15%程度の金利負担が必要

最初からリボ払いを使うことが、いかに愚かであるかわかってもらえることでしょう。

3.2回払いを利用する:

来月になればお金はどうにかなる…という場合には、クレジットカードの2回払いを利用するのもおすすめ。

これは通常の1回払いとは異なり、翌月と翌々月の2回に分割されて支払いがやってくるため、たとえば30万円の買い物なら15万円ずつ2回に分けて払うことが出来ます。

  • 30万円を1回払い:翌月に30万円の請求
  • 30万円を2回払い:翌月に15万円、翌々月に15万円の請求が来る

同様に10万円の支払いなら5万円×2回、48万円の支払いなら24万円×2回です。

2回払いは手数料無料:

ではなぜクレジットカードの2回払いがおすすめなのか、これは1回払いと同じように金利手数料がかからない仕組みになっているため。

つまりクレジットカードでは1回払いでも2回払いでも、どちらも金利手数料がかからないのですね*1

下記のように箇条書きにすると、どこから金利手数料が発生するかわかりやすいのではないでしょうか?

  • 1回払い:金利手数料なし
  • 2回払い:金利手数料なし
  • 3回払い以上:金利手数料が必要

結果、来月や再来月に収入があって、その収入で支払いできる予定があるのであれば、ボーナス払いやショッピングクレジットなど使わずにクレジットカードの2回払いで充分。

わざわざ違う支払い手段をつかう必要すらありませんし、当然、金利を払う必要性もありません。詳しくは2回払いを解説したこちらの記事もどうぞ。

同様にキャッシングもおすすめしない:

最初からクレジットカードのリボ払いや分割払いを使ってしまうと、翌月から金利手数料が発生するために損することはおわかりいただけたかと思いますが、では、クレジットカードのキャッシング機能はどうなのでしょうか?

こちらも基本的にはリボ払いと同じ。

  • リボ払いや分割払い:金利手数料がかかる
  • キャッシング:金利手数料がかかる

最悪の場合には当月から金利手数料が発生してしまうので、極力使わないほうが良いでしょう。

ご注意ください(キャッシングとは?という方はこちらを参照)。

最初からリボ払いは使わないように:

日本政府が実施したキャッシュレス消費者還元事業の写真

ここまで3つの金利が発生しない&発生しにくい支払い方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

もし今まで問答無用でリボ払いや分割払いを使ってしまっていた方がいたら是非、この機会に金利が発生しにくい支払い手段への変更を検討してみてください。

いやいや、自分の場合は支払い管理が苦手で…という方は、下記記事で紹介をしている無料の家計簿ソフトとクレジットカードを連動させればOK。

これで支払い漏れを起こさなくなることでしょう。

以上、1円でも金利を払いたくない方におすすめしたい、高額商品購入時のおトクな支払い方法を解説!最初からリボ払いを使ってはいけません…という話題でした。

参考リンク:

家計の足しに出来る、お得なクレジットカードの入会キャンペーンまとめは下記記事を参考にしてください。

入会するだけで1万円以上のポイントやギフトカードが貰えるケースも増加中です。

news.cardmics.com

*1:リボ払い専用クレジットカードなど、一部の特殊なクレジットカードを除きます。また、もはや存在しないとは思いますが、ライフカードなどでは2回払いでごくごく稀に金利手数料が発生する場合もあります(旧契約が残っているケースで発生する模様。私自身は遭遇したことがないのでわかりません)。

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