『お金さえあれば、世の中、大抵のことはうまくいく』
こう言い切ってしまっても良いんじゃないか…ってくらい、お金って人生において重要な要素ですよね。
まぁ大なり小なりの異論はあるかもしれませんが、無いよりは当然、たくさんあったほうが幸せなのは間違いなし。
- お金がある人生:幸せになれる可能性が高くなる
- お金がない人生:幸せになれる可能性が低くなる
裕福になれば住まい、食事、物欲、仕事、住居、教育、介護、病気などなど、お金で解決できる悩みはすべて解消できます。
お金の勉強をする人はごくわずか:
お金について詳しく知ってますか?
しかしそれじゃみなさん、そのお金を詳しく知っているか…というと、詳しい方なんてほんの一握り。他のことは熱心に勉強しても、お金の勉強をする人って少ない印象なんです。
ちょっとわかりにくいので例をあげてみますね。
下記の5つの質問に関する内容って1ヶ月のうち、必ず1度くらいは聞いたり見たりするはずなんですが、みなさんはその答えをズバッと説明できますか?
お金の常識テスト:
- 日経平均って何でしょうか?
- 為替が変動し1ドル100円が1ドル105円になった。円安?円高?
- 銀行にお金を預けると、なぜ利息を貰えるの?
- 生命保険ってなぜ少ない掛け金で、死んだら大金が貰えるの?
- クレカの一括払いは、なぜ手数料不要でポイントが貰える?
たぶん一部の方を除き、ほとんどの方が答えられない質問ばかりでしょう。これじゃ当たり前ですけど、お金なんて貯まるはずもありません。
お金の基本を知らないのは勿体無い:
特に日経平均や円安ドル高は、毎日、ニュース番組や新聞でよく目にする言葉。
それにも関わらずわからない言葉をわからないまま放置すること自体が、お金が貯まらない状況を作り出しているといえます。
- わからない言葉を放置する:お金に詳しくなれない
- わからない言葉は調べる:お金に詳しくなっていく
なにせ現在20歳の方であれば約7,000日の放置、30歳の方なら1万日以上もわからないまま放置中ってことですからね。
こんな感じでお金の知識習得には、うまく説明できない「心理的ハードル」が存在することがわかります。
銀行や保険の仕組みも知らない人が多い:
また、銀行はなぜお金を無料で預かってくれるのか、保険会社はなぜ少ない掛け金で数千万円をくれるのかなど、身近な存在である銀行や保険すら詳しく知らないのも大きな問題。
そんな知識レベルじゃお金を増やすなんて夢のまた夢ですよね。
お金に関する知識は多岐にわたる:
ほかにも銀行、保険、クレジットカード、株式投資、為替以外など、お金に関する知識を必要とすることが世の中にはたくさん。
たとえば所得税や住民税といった税金に詳しくなれば節税できるようになりますし、借り入れに詳しくなれば住宅ローンや自動車ローンを低金利で借りれるメリットがあるなど、お金の知識はあって損することがありません。
- 税金:お金に詳しければ納税額を減らせる
- 借入:お金に詳しければ好条件で借りられる
- 預金:お金に詳しければもらえる利息が多い
- 相続:詳しければ相続できるお金が増える
- 不動産:詳しければ安く買い、高く売れる
- 医療費:お金に詳しければ負担を減らせる
知れば知るほど、あなたの人生を豊かにしてくれること間違いなしです。
お金以外は勉強する方が多い:
『泳げるようになりたいから水泳を習ってみよう!』、『ゴルフがうまくなりたいのでレッスンを受けよう!』、『英語を話せるようになりたいから英会話教室に!』、『字がうまくなりたいから習字を習いに行こう』などなど、お金以外のことだと勉強に積極的な方が多い日本。
でも、経済や金融に関する話題になると、途端に尻込みしてしまう方が多いのは、お金に関する話題をあまり話したがらない日本人の国民性なんでしょうか。
- スポーツを習う:積極的
- 語学を習う:積極的
- 伝統工芸を習う:積極的
- お金を習う:なぜか消極的?
非常に勿体ないなぁ…と思えてしまう私です。
お金に関するQ&A:
ここまででお金を勉強する大切さを解説させていただきましたが、たぶん、一定数の方は「いやいや、お金なんて無くても人生を豊かに出来るって!」と思われたはず。
そこでそんな方にもお金の大切さを知ってもらうべく、Q&A形式で想定問答集を作ってみました。異論がある方や、モヤモヤが残っている方はどうぞ。
Q.お金なんてなくても幸せになれるけど?
『お金なんて無くても、気の持ちようや工夫次第で幸せになれるよ!』と考えている方は日本人に多いように思うのですが、たしかにそれはその通り。
幸せとは自分自身がどう感じているかで決まるものなので、お金を無くても幸せな方は幸せなのでしょう。
それを否定はしませんし、他人がどうこういう資格もありません。
お金を得れば選択肢が増える:
ただそれでも尚、お金が必要だと私が言い切れるのは、冒頭でも書かせていただいたようにお金があるとお金で解決できる悩みを解消できるから。
わかりやすくお金がある場合と無い場合で比較表を作ってみたので、この表を通してお金の重要性を確認してみてください。
お金があるだけで選択肢が広がることがわかってもらえるはずです。
比較項目 | お金がない場合 | お金がある場合 |
---|---|---|
病気になった時 | お金がないと保険治療の範囲内でしか治療を受けることが出来ない。下手するとその治療費すら払えない場合も。 | お金があれば健康保険が適用されない自由診療も選択肢に入る。加えて痛みや後遺症が少ない治療法が選べるメリットも。 |
家族への支援 | お金がないと家族が困った時に助けてあげることが出来ない。特に老後の介護問題は深刻。自宅介護によって家族全員が疲弊するケースもありえる話。 | お金があれば両親や祖父母をより良い環境で介護できる。また、家族が大病を患ったり、事故にあってしまった時にも資金援助しやすくなる。 |
子供への教育 | 工夫次第で子供の教育は強化できるが、子供が求めてきた習い事や海外留学などは断念させざるを得なくなる。学費の高い私立学校への入学や、芸大、音大、医学部への進学も難しい。 | お金があれば子供が求めてきた習い事や海外留学に生かせるなど、教育の自由度がグンとあがる。環境が良い私立学校への入学も可能だし、困ったら家庭教師も利用可能。 |
仕事の自由度 | お金がないと現在の仕事を辞められなかったり、仕事上の人間関係で悩むことが増える(パワハラや過労で悩まされる)。現時点の仕事に縛られやすいし、長期休職も難しい。 | お金があれば仕事をいつやめてもOK。人間関係で悩んだり、やりがいを感じなければ即、退職を検討可能となる。更には体調不良やメンタル不良時に、無理に働く必要もなくなる。 |
他にも歯が痛くなったら高額なインプラントを選択可能、ご近所さんに恵まれなかったら即座に引っ越しできるなどなど、お金があるからこそ選べる選択肢は無限大。
それにも関わらず「お金がなくても人間は幸せになれるもんだよ」という思想を持ち続けては、万が一のトラブルが発生した際に困るんです。
- お金がない時:トラブルが発生したら即ピンチ
- お金がある時:トラブルが発生しても対処可能
つまりお金はあればあるだけ、不幸になる確率を減らしてくれる存在ってこと。これは間違いありません。詳しくは下記記事も参考にどうぞ。
Q.お金を持つと不幸になるでしょ!
『お金があると選択肢が増えることはわかるんだけど、お金を持ってると周りからの僻みや嫉妬で苦労するよね』と考える方もいるんですが、これはあなた次第。
確かに広い庭付き一軒家を建て、高級外車に乗りながらハイブランドな洋服を着こなしていると「そういう不幸」を呼び寄せてしまうかもしれませんが、お金を持ってもお金がなかった時代と同じような生活スタイルを維持すれば危険性は下がるもの。
- 豪華に暮らす:周りからの僻みやっかみが大変
- 今まで通り暮らす:今までと変化しない
なにせ周りはあなたがお金持ちなことを知らないわけですから、不幸を呼び寄せるわけがありません。
周囲からの「金貸してくれ」も防げる:
加えてお金に詳しくなった後も生活スタイルを変えなければ、知人&友人からの「金貸してくれ!」を防ぐことも可能。
- 金持ちっぽい生活をする:怪しい投資話や面倒な人に狙われやすい
- 金持ちっぽい生活をしない:怪しい人が近寄って来ない
さらに女性からムダに誘惑されることも、怪しい投資話を持ち込まれることもないので、今まで通り幸せに暮らしつつ、ピンチになった時だけ選択肢を増やせます。
Q.お金の勉強ってなんか難しそうで?
お金の勉強が必要なことはわかったけど、お金の勉強っなんか難しそうで…という方は、気軽に読める書籍から挑戦してみるのがおすすめ。
たとえばお金についての知識など持たないまま高齢になってしまった主人公が、お金の知識をすこしずつ得ていく下記のマンガなどは、初心者にもわかりやすい内容になるのでないでしょうか?
入門編として面白いものになるかと思います。
お金の大学はわかりやすいと人気:
また、最近話題の本といえば「本当の自由を手に入れる お金の大学」。
一生お金に困らない「5つの力」をわかりやすく解説!
多くの日本人がお金から自由になれないのは、学校で「お金」について学ぶ機会がなかったからです。
お金に困らない人生を送るためには、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という5つの力を学び、行動していくしかありません。
本書では、5つの力の身につけ方を徹底してわかりやすく解説しました。
なんと100万部を超えるベストセラーになった人気書籍なので、お金の知識をこれから身につけたいと思うならこういった本もおすすめです。
他、当サイト「クレジットカードの読みもの」がおすすめする書籍は下記記事を参考にどうぞ。どれも読みやすく、お金の勉強に適した本ばかりです。
親の遺産相続で兄弟と揉めなくなる:
充分なお金が手元にあれば、親が亡くなった際に発生しがちな争続(家族で争いとなる相続のこと)から距離を置くことも出来ます。
なぜならわざわざ相続でお金をもらわなくても良いから。
反面、手元にお金がないと数十万、数百万単位のお金で仲が良かった兄弟とケンカする羽目になってしまうので、非常に勿体ないことになりますよ。
- 充分なお金あり:相続争いから距離を置ける
- お金がまったくなし:相続争いに加わる必要がある
この辺もお金に余裕があるメリットといえるでしょう。
さぁお金の勉強をしましょう:
最後に。
お金の流れや仕組みを理解しないままにしておくのは、お金の仕組みを知っている賢い人にあなたのお金をプレゼントしているようなもの。
気付かぬうちにどんどん、むしり取られるだけです。
そんな悲惨な目にあわないよう、お金をもっと勉強してあなたも是非、お金に詳しい人になってみてください。
それだけできっと、今よりも人生にゆとりが出来る可能性大です。
当サイトでもお金の情報を発信中:
あと、当サイト「クレジットカードの読みもの」でも日々、お金をテーマにした記事を多数、紹介しているので、お金を勉強しようと思えた方はブクマ等をするなどして是非また読みに来てください。
毎日読み続けるときっと、1年後にはお金に詳しい人間になれることでしょう。
以上、なぜお金は大事だとわかっているのに、お金のことを勉強しない人は多いのか?基礎的な金融知識すら足りていない人が多すぎです…という話題でした。
参考リンク:
『なんとなく怖いから…』という理由だけでクレジットカード作成を避けている方は、この機会にクレジットカードを知ってみてください。
カードを使うとなぜお金を払わずに買い物ができるのか、どうして手数料を払ってもないのにポイントが貰えるのか、年会費無料カードが無料で発行してもらえる理由などなど、これらの理由を理解すれば世の中のお金の縮図がわかるようになりますよ。
詳しくは下記ページを参考にどうぞ。初心者の方にもわかりやすく解説しています。