『クレジットカードって一旦、加入したら、なかなか解約させてくれないんじゃないの?』
そんな心配を申込前にしてしまう方が多いようなので、今回はクレジットカード解約の実情とその注意点を詳しく解説をしてみたいと思います。
クレジットカードを作ってみたいけど解約できるか心配だ…とか、保有カードを解約したいけど手続き方法がわからない方は是非、お読みください。
クレジットカードの解約方法について:
カード解約は非常に簡単:
まず、クレジットカードの解約方法は至ってシンプル。
カード裏面に書かれている電話番号に連絡をし、電話オペレーターに『クレジットカードを解約したいのですが…』と伝えるだけで問題ありません。
- 裏面の電話番号に連絡
- 解約の意思を伝える
- カード解約完了
これで95%程度のクレジットカードは即座に解約可能。
かかる時間は電話が繋がるまでの待ち時間を除くと3分程度しかかからないので、仕事の合間でも、駅で電車を待っている間でも、カンタンに解約できてしまいます。
解約理由はほぼ聞かれない:
この際、電話オペレーターから解約理由を聞かれたらどうすればいいのか…と心配される方もいるのですが、率直に『カードを使わなくなったので…』と伝えるだけで不要クレジットカードはいつでも即、解約できます(その他にも下記のような理由を答えればOK)。
- 他に魅力的なカードがあった
- 年会費が高い
- ポイントに魅力がないから
- 財布の中を整理したい
- むしゃくしゃしてるから
- なんとなく解約したくなった
これらの安易な理由であっても解約させてもらえるのでご安心ください。
解約できないカードは慰留される:
では、解約できない場合はどんな風になるのか?
これは脅されるとかそういう話ではなく、あくまでカード会社からの慰留がその主体。
よくあるお決まりの説得文句は下記の通りです。
- 年会費を払ったばかりだから、あと半年使ってみては?と慰留される。
- ポイントがたまっているので使った後に解約しては?と提案される(解約してしまうとポイントが失効してしまいますよと言われる)。
- 分割払いやリボ払いの未払い残金があるから、解約すると一括で請求がいって大変になりますよ?と確認される。
- 年会費を無料にするから…など、魅力的な条件をぶら下げて解約しないでくれ!と慰留される。
どれも基本的には消費者側、つまり私達に解約するかどうかの選択権があるので、どうしても解約したいならすべて無視して『解約お願いします』と伝えてください。
それでも尚、カード会社が解約を受け入れてくれないようなら、もう金融庁にでもなんでも報告しちゃえば問題なし。
私たちには自由にクレジットカードを解約する権利がありますよ。
解約手数料も99%で無料:
あと、気になるクレジットカードの解約費用についてですが、こちらは基本0円、つまり無料です。
まれに解約手数料が必要なJCBブランドのクレジットカードが存在しますが、それらは全体の0.1%程度。
つまり解約を希望するクレジットカードがVisaやマスターカードブランド付きのカードであれば、解約手数料は0円で間違いありません。
- Visaカード:解約手数料は0円
- マスターカード:解約手数料は0円
- JCBカード:稀に解約手数料が必要なカードも
費用負担ゼロで解約可能です。
JCBカードでも脱退費用がかかるのは稀:
また、JCBカードであってもほとんどのカードで解約手数料は0円。
それに手数料がかかる場合には必ず、解約の電話をした際にJCB側よりきちんとした説明があるのでオペレーターの指示にしたがって貰えればと思います(かかっても数千円以内なのでその点もご安心を)。
要するに過度に怖がる必要性はありません。
解約手数料がかかるのは2種類のみ:
ちなみに解約手数料が必要になるJCBカードは、JCB CARD EXTAGEやJCB GOLD EXTAGEの2種類のみ。
逆にいえばこれ以外のJCBカードを保有している方は、手数料不要で解約可能ってこと。JCB一般カード、JCBカードW、リクルートカード(JCB)、ANA JCBカード等の解約に手数料は不要となります。
ご安心ください。
カード解約時に気をつけたい点まとめ:
続いてクレジットカードを解約する際に注意したい点もまとめておきます。解約前にこれらの項目をチェックし、問題がないようなら解約申請の電話をどうぞ。
1.リボ払い残高やキャッシング残高に気をつける:
カード解約をしてしまうと、解約時に残っている残債(支払いがまだ済んでいないお金)の返済を求められるのが普通。
そのため、手元に充分なお金がない場合には、リボ払いやキャッシングの返済が済んでから解約をしたほうがなにかと無難です。
- リボ払い
- 分割払い
- ボーナス払い
- キャッシング(借入)
それでも尚、解約をしたいなら、これら4つの残高を確認の上で解約ください。手元にお金もないのに解約をしてしまうと一気にフトコロ事情が悪化するだけとなります。
手元にお金がないときはどうする?
では手元にお金がないときにはどうすれば良いのかといえば、これは年会費がかかろうが転職しようが解約自体を先延ばししてしまえばそれでOK。
クレジットカードを解約しなければ一括返済を求められることもないので、返済できるだけのお金が貯まるまではそのクレジットカードを使い続けてください。
それで一括返済を求められることもありません(完済した後に解約がベスト)。
2.カード加入直後の解約は避ける:
クレジットカードを入手してから半年以内の解約については、出来る限り避けたほうが無難。これはなぜなら、クレジットカード会社からの心象を著しく悪化させてしまう可能性があるためです。
とりわけ入会特典の商品券やポイントなどを目当てに発行し、特典をもらったからと即解約した時の印象は最悪そのもの。
- 特典を貰って即解約:カード会社からの印象が悪い
- 特典を貰って半年後に解約:カード会社からの印象はそこまで悪くない
下手するとそのクレジットカード会社が発行している全てのカードを二度と作れなくなってしまう可能性もあると思います。
カード発行はタダじゃない:
ではなぜ、クレジットカードを即解約するとカード会社からの心象が良くないのでしょうか?
これはみなさんにとってカード入手はタダであったとしても、カード会社からすればカード発行に多額のお金がかかっているため。
例をあげるとカードの発行費、郵送代、顧客情報の登録&管理、キャンペーン費用などなど1万円以上の費用が発生。
それにもかかわらず、入会特典をもらった直後の解約は心象が悪いのも当たり前といえます。
だからこそ、クレジットカードを解約するにしてもせめて半年くらいはクレジットカードを利用してあげるようにするか、短期解約でもそれなりに買い物等で使ってあげてから解約するのがおすすめ。
それだけでカード会社の心象はだいぶ良くなるはずですよ。即解約さえしなければ、使わずとも保有しておくだけで問題ありません。
3.解約前には溜まったポイントを使う:
クレジットカードを解約すると、カード利用で溜まったポイントも無価値になるのは当たり前の話。
これが100円未満の少ないポイントであれば問題ありませんが、1,000円以上のポイントがしっかり溜まっている場合には、溜まったポイントを全て使いきった上で解約するようにしてください。
- ポイントを使い切る前に解約:ポイントが失効してしまうので損
- ポイントを使い切ってから解約:失効するポイントがないので得
これならポイントを無効にされることなく有効活用できるためです。
この際、カード会社によっては解約と同時にポイント交換の申請が無効になる場合もあるので、念のため、ポイントで交換した商品アイテムが届いてから解約するのがおすすめ。
そうしないとせっかく貯めたポイントを、すべてドブに捨てることになってしまう場合もありえます。
楽天ポイント等は消滅しない:
あと、クレジットカード利用で貯まるポイントがカード会社固有のポイント制度ではなく、楽天ポイントやTポイントといった共通ポイントの場合には、クレジットカード解約でもポイントが失効しないことがあります。
それゆえ、クレジットカード解約でポイントを失効させたくない方は、最初から楽天ポイントが貯まる楽天カードやdポイントが貯まるdカード等を作るのも一案。
それだけでクレジットカードを解約すべきかどうかで悩まなくなります。
4.家族カードやETCカードが使えなくなる:
親となるクレジットカードを解約してしまえば、そこにぶらさがっているETCカードや家族カードも同時に利用不可になるのは当然の話。
- 家族カード:カードを解約すれば無効に
- ETCカード:カードを解約すれば無効に
- セカウンドカード:カードを解約すれば無効に
中でも高速道路の運転でETCカードを利用している方はうっかりそのままETCゲートを破壊してしまう可能性もあるので、解約を希望するクレジットカードとETCカードが紐づいていないか確実にお確かめください*1。
電子マネーも自動解約となる:
加えてiDやQUICPayなどのクレジットカードに連動しているポストペイタイプの電子マネーも、カード解約と同時に使えなくなる支払手段。
- iDやQUICPay:カードを解約すれば利用不可に
- アップルペイ:カードを解約すれば利用不可に
- Google Pay:カードを解約すれば利用不可に
おサイフケータイやApple Pay等で電子マネーを使っている方は要注意です(Suicaや楽天Edyなどの電子マネーは、残高を使い切るまで利用可能)。
5.公共料金などの引き落とし注意:
カード解約時の注意点5つ目は、公共料金や電話料金などの引き落としを予め違うクレジットカードに変更しておくこと。
そうしないとクレジットカード解約とともに各種固定の支払いが出来なくなってしまうので、多方面から支払いを催促する督促状が届くことになります。
携帯料金の支払いだけは忘れずに:
特に最近は携帯電話料金の支払いを延滞してしまうのが一番痛いので、絶対に携帯電話の支払い方法だけは変更を忘れないようにしてください。
これを忘れてしまうとあなたの信用情報にキズがついてしまう可能性もありますよ。
- 電気代:忘れても催促されるだけ
- ガス代:忘れても催促されるだけ
- 携帯料金:忘れると信用情報に傷がつくことも
くれぐれも注意してもらえればと思います(詳しくは下記記事参照)。
6.年会費の返金は期待できない:
クレジットカードの年会費は、たとえ1ヶ月しか利用していなかったとしても返金されることがない費用です。
そのため、ついこの前、年会費を払ってしまったばかりな方は、年会費が有効なギリギリの期限まで活用をするなどしないと、年会費分だけまるまると損をしてしまう可能性あり。
- 年会費を払って365日利用:お得(年会費が返金されなくても問題なし)
- 年会費を払って1日だけ利用:非常に損(年会費は返金されない)
極力、次の年会費が発生する日まで長く持ち続けたほうがお得でしょう。
年会費の高いゴールドカード以上では要注意:
また、年会費有料のゴールドカードやプラチナカードには、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険といった保険が付いていたり、空港ラウンジが無料で使えるなどの保有メリットも多いので、たとえクレジットカードを支払いに使わなくても有効期限一杯まで持っておくようにしてください。
- 旅行保険…旅行の際に助けてもらえる
- ラウンジ利用…航空機移動の際に利用可能
- ホテル優待…ホテル宿泊時にお得になる
せっかく払った年会費なのですから、最後の最後まで有効活用しないと勿体ないですよ。
7.信用情報が傷ついたままで解約しない:
クレジットカードを解約したら、クレジットカードの利用履歴についても一瞬で抹消されると思っている方は多いのですが、カード利用歴は解約から5年ほど、個人信用情報機関と呼ばれる場所に保存&管理されます。
この際、あなたが保有していたクレジットカードの利用履歴が良かったり、返済日までにきちんとお金を払っていた場合であれば問題ありませんが、仮に支払いを遅延させてしまっていた経験がある方は要注意。
- 利用履歴が良かった人:解約のデメリットなし
- 返済遅延を度々起こしてた人:デメリットがあるかも?
- カードを使ってなかった人:デメリットなし
それらの悪い利用履歴まで最長で5年間、個人信用情報機関に保存されてしまうことになるので、解約後のクレジットカード入手や住宅ローン締結に不利になってしまうデメリットがあります。
複数回、支払い遅延があるとまずい:
中でも直近3年以内に複数回、クレジットカードの支払日までにお金が用意できなかった経験がある場合には、クレジットカード解約は踏みとどまったほうが無難かも。
そのまま解約するとCICと呼ばれる情報センターに悪い情報が保存され続けてしまうので、最後に支払い遅延を起こしてから2年が経過するまではクレジットカードを解約しないほうがいい場合もありますよ(あなたのクレジットカード利用履歴は各カード会社や銀行などで共有されている)。
詳しくは下記記事を参考にどうぞ。
※数日程度の支払い漏れであれば、CICなどの個人信用情報機関に記録されていないことも多いです。確実に確認したい方は個人信用情報を取り寄せた上でチェックしてみてください。
長期保有が信用力に繋がることも:
クレジットカードを発行する側であるカード会社からすると、クレジットカードをすぐに解約し、別のカードを申し込みするような顧客はあまり有り難いものではありません。
そういった事情があるために、人によっては一番古くから持ち続けているクレジットカードを解約せずに、大切に保有し続ける…なんて方もいるくらい。
そうすればクレジットカード会社や銀行から見た時に、『この人はクレジットカードを長く使ってくれる優良顧客だ!』となるので、審査上で有利になるんじゃないかという思惑です。
- 保有歴が長いカードがある:信用に繋がる
- 保有歴が短いカードばかり:信用が足りない
まぁ実際の効果はクレジットカード会社のみぞ知るものですが、少しでも審査を有利にしたい方は、解約をしない信用情報の育て方を実践しても面白いと思いますよ。
クレジットカード解約Q&A:
ここで念のため、クレジットカード解約に関するよくある質問とその答えをQ&A形式で作っておきます。解約に際してまだまだ不安がある方はご覧ください。
Q.Visaカードやマスターカードの解約方法は?
『私が探しているのはクレジットカードの解約方法じゃなくて、Visaカードやマスターカードの解約方法なんだけど?』という方も、解約する方法は一緒。
そもそもの話、Visaカードもマスターカードもクレジットカードの一種なので、解約方法としてはクレジットカードの方法を取ればOKとなります。
- Visaカード解約:電話でOK
- マスターカード解約:電話でOK
- JCBカード解約:電話でOK
- アメックス解約:電話でOK
- ダイナースクラブ解約:電話でOK
やり方に違いはありません。
楽天カードやイオンカードの解約も一緒:
また、楽天カード、イオンカード、エポスカードといった国内ブランドのクレジットカードを解約する方法についてもまったく一緒。
クレジットカード裏面に印字されているカード会社のコールセンターに電話をして、解約の意思を伝えるだけで即解約が可能です。
ご安心いただければと思います。
Q.電話で解約したくないんだけど?
『クレジットカードの解約はカンタンってことはわかったけど、それでもなんか電話で解約をするのって気がすすまないんだよね。インターネット等の会員ページにログインして解約は出来ないの?』と思われるかもしれませんが、電話以外での解約はまず無理。
実際、楽天カードの公式サイトを見てみても、下記のような記述があるくらいなので、電話以外での退会については無理だと思ったほうが無難です(引用はこちら)。
ご解約の手続きについて
誠に残念ではございますが、カードのご解約は楽天カードコンタクトセンターにて承っております。 カードをお手元にご準備のうえ、ご本人様より楽天カードコンタクトセンターへご連絡ください。
ネットから解約できるカードもある:
そんな中、Visaカードの発行で有名な三井住友カードは、現時点でもネット解約ができる有り難いクレジットカード。
Vpassと呼ばれる会員専用のネットサービスを利用すればパソコンや携帯電話からポチッと解約できるので、オペレーターとのコミュニケーションが苦手な方は最初からこういったカードを選ぶと良いかもしれません(キャッシュカードや学生証と一体になったカードはネット解約不可)。
Q.カードの退会(解約)方法を教えてください。
A.カードの退会は弊社インターネットサイトにて承ります。
わずか1~2分で即、解約完了です。
カードセンターで解約できカードもある:
他、エポスカードのように実店舗のカードセンターを保有しているクレジットカードの場合には、受付カウンターを通したクレジットカード解約も可能(引用はこちら)。
退会をご希望の場合は、お手元にカードをご用意のうえ、カード名義ご本人さまよりエポスカスタマーセンターまでお電話ください。Eメールやインターネットではお手続きできません。
お手続きはエポスカードセンターでも承ります。
まぁ対面でクレジットカードの解約手続きをするともっと解約しにくいかと思いますが、解約に不安がある方にはおすすめかもしれませんね。
Q.解約した後、どのくらい個人信用情報が保存される?
ちょっと難しい話になります。
あなたのクレジットカード利用歴である個人信用情報は、カード解約からどのくらいの期間保存されるのかというと、これはCIC、JICCともに最長5年間です。
契約期間中および契約終了後5年以内
この際、あなたが利用していたクレジットカードの利用履歴が良く、返済が1度も遅れたことがないのであればなにも問題はありませんが、逆に利用履歴が悪く、長期延滞を何度か起こしていた場合にはやや注意。
解約後5年間はしっかりとその利用履歴が残ってしまうことになるので、使い方が悪かったクレジットカードについては解約をせず、利用履歴を綺麗にしてから解約をするほうがいいとも言えます(JICCでは1年で消えるが、CICに残るので意味なし)。
支払い遅延の情報はいつ消える?
では、クレジットカードの支払日までに入金を忘れてしまった「ウッカリ遅延」についてはどうかというと、こちらは2年程度で綺麗サッパリ消えます。
しかし、クレジットカードを解約してしまうとその返済遅延が5年間は保存されることになってしまうので気をつけたいところ。
- 継続して利用している場合:2年で遅延は消える
- 解約してしまった場合:5年間、保存されてしまう
さすがに他カードの審査に大きな影響を与えるとは思いませんが、将来的にプラチナカードやブラックカード等の審査が厳しいカードを作りたい方は気をつけてもらえればなと思います。
Q.再入会する時には審査があるの?
クレジットカードを解約後、気が変わって再入会する時には入会審査があるのかどうか…というと、これはもちろんYES。
カード退会中にあなたの信用力がどう変わったのか、カード発行会社側はそれを確認しないとクレジットカード発行などできないので、審査されるのは自然の流れだと言えます。
- 新規申込:通常審査
- 再入会:再入会でも通常審査
仮に退会中に消費者金融を利用しはじめたり、他のカードの支払いを延滞した場合には、いくら過去に保有していたクレジットカードであっても審査に通る可能性は低いことでしょう。
解約する前の使い方が重視される:
また、解約する前にそのクレジットカードを使っていたかどうかも重要視されます。
これはカード会社にとって、クレジットカードを使わないお客さんは発行費用や管理費用ばかりがかかってしまう、いわば「ダメなお客さん」だから。
たとえ年会費無料クレジットカードであってもカード会社の負担費用は0円ではないので、再発行を希望しているそのクレジットカードを過去にあまり利用してこなかった場合には、『どうせ発行してもまた使ってもらえないんじゃないか?』と思われてしまう可能性もあります。
- 当該カードをよく使っていた利用者:
またクレジットカードを使ってもらえる期待があるので再発行されやすい - 当該カードを使っていなかった利用者:
再入会させてもまた使ってもらえないだろうと判断し、審査落ちしやすい - 当該カードを入会後、即解約した利用者:
どうせ発行しても即解約されるだけと判断し、再入会できる可能性は低い
予め理解の上、申込に挑戦してください。
アメックスなどは早めの再入会に厳しい:
その他、クレジットカードの再発行はすぐしない方針をとっているカード会社もいくつか存在。
例をあげるとアメリカン・エキスプレス・カードは解約から1年間は再発行しない方針をとっている…という話を聞きます。
こういったカードの場合にはいくら信用力が高い人が再入会を希望しても審査落ちになってしまう可能性が高いので、再入会したい時は解約から1年程度の期間をあけて申し込むのが無難そうです。
楽天カードや自動音声で解約可能だった:
楽天カードは昔、自動音声による電話対応のみで解約可能なクレジットカードだったんですが、2016年ごろにその方針を転換。現在では電話オペレーターによる解約しか受付してもらえなくなっています。
これはやはり、カード会社として少しでも退会者を減らしたい思惑があるから。
自動音声でサクサクと解約させてしまってはせっかく増やした会員数がどんどん減ってしまうだけなので、敢えて人件費をかけてでも通話型に変更したのでしょう。
不要なクレジットカードは解約しよう!
ここまでクレジットカードの解約方法から注意点までをまとめさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
不要なクレジットカードは不正被害にあってしまうなど百害あって一利なし…なので、これらの注意点をしっかり理解したうえで、面倒臭がらず早めに解約をしてください。
前述のように解約自体はものの3分程度で終わる作業ですよ。
以上、専門家がクレジットカードの解約方法をわかりやすく解説!カード退会時に気をつけたい注意点など、解約の知識&疑問はここで解決しよう…という話題でした。
参考リンク:
新しくクレジットカードを作る予定があるなら、この機会にポイントが貯まりやすいクレジットカードを作成してみてはいかがでしょうか?
下記記事で紹介しているカードなら、どこでどんな風に利用してもどんどんポイントが貯まるのでお得です。
*1:実際はクレジットカード本体を解約したとしてもETCカードは利用可能だったりするんですが、それはまぁ脚注でのみ触れる話ということで。