もはや年末恒例になりつつあるかもしれません。
2020年も無事に実施されたJCSI(Japanese Customer Satisfaction Index:日本版顧客満足度指数)において、楽天カードがまたもや顧客満足スコア1位を獲得したようです。
公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は、2020年度JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index:日本版顧客満足度指数)第3回調査として、5業種(宅配便、生命保険、損害保険(自動車/住宅・火災)、クレジットカード、キャッシュレス決済)の顧客満足度を発表しました。
※内容が古くなってしまったのでこの記事は別記事と統合予定です。
楽天カードの顧客満足度1位について:
なんと満足度12年連続1位に:
これで楽天カードはなんとJCSI(日本版顧客満足度指数)の調査が開始された12年前からずっと1位を維持。
要するに12年連続で顧客満足度1位のクレジットカードということが出来るので、楽天カードがいかに保有者から愛されているかがわかりますね。
私も愛用者のひとりとして、納得の結果です。
TOP5にランクインしたクレカ:
参考までにJCSIで顧客満足度が高いクレジットカードとしてランクインしたものを紹介するとこんな感じ(右側の数字は顧客満足度スコア)。
こう見ても楽天カードだけが飛び抜けて高いスコアを誇っていることがわかるので、2021年、2022年の調査でも楽天カードが1位を獲得する可能性は高そうな気がします。
近年の順位推移:
さらに過去5年の順位推移を転載するとこんな感じ。
2016年にJALカードに肉薄されたことはありますが、それ以降は安定して楽天カードが1位を獲得している状況ですね。
個人的には2020年にはJALカードがもうすこし伸びるのかな…なんて思ってましたけど、新型コロナの影響によって航空機需要が落ち込んでしまった結果、JALカードは4位転落となってしまったようです。
来年も厳しそうですが、2022年あたりは楽天カードとJALカードの一騎打ちがまた見られるのかもしれません。
顧客期待が低い楽天カード:
ちなみに。
楽天カードは下記表のように、顧客満足度は高いけれども顧客期待、つまり入手前にはそれほど期待されていない傾向あり(それでも3位は立派)。
それゆえに入手後にザクザクと貯まる楽天ポイントを見て満足している利用者が多いからこそ、顧客満足度指数調査で1位を獲得し続けられるのかもしれませんね。
そして反対にアメリカン・エキスプレス・カードは入手前の期待が非常に大きいわりに、入手後のロイヤルティ(今後も積極的に利用したいかどうか)が伸び切らないことが1位になれない原因になっているのかも。
保有者を幅広く満足させることがいかに難しいかがわかります。
以上、なんと12年連続で楽天カードが顧客満足度1位を獲得(2020年度日本版顧客満足度指数)!ビューカードやJALカードを抑えての結果です…という話題でした。
参考リンク:
『いやいや、楽天カードに対する評判は高くないので、顧客満足度1位なんて絶対に嘘だ!』と思う方は下記記事を参考に。
楽天カードがなぜ嫌われているのか、そして実情はどのくらい愛用されているのかがこれを読んでもらえればわかりますよ。