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モバイル決済の今がわかる、2019年版まとめ!中小小売店や飲食店の方は、モバイル決済導入で加盟店手数料を下げることも可能です。

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6~7年ほど前から、途端に盛り上がってきたモバイル決済。

モバイル決済とはカンタンに説明すると、iPhoneやiPadなどのスマホやタブレット端末を利用して、クレジットカード決済をしてしまおう…というものなんですが、これだけですべてを理解しろというのは無理な話ですよね。

そこで今回は、今話題のモバイル決済についてわかりやすく解説。そのメリットやサービス内容に興味がある方は是非、この記事をじっくりと読みいただければなと思います。

モバイル決済の基礎知識:

主要なモバイル決済業者はここ:

2019年現在、日本国内で利用可能な主要モバイル決済は下記の通り。

それぞれサービス内容には多少の違いこそあれど、どのサービスを利用してもVISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレス等のクレジットカード決済ができることには違いはありません。

他にも中小業者は存在:

この他にも中小のモバイル決済業者は存在しますが、それらのサービスはいつ、どのタイミングでサービス停止してしまうかわからないので、特にこだわりがないという方であれば大手を利用するのがベスト。

  • 大手モバイル決済業者:サービスが安定的&継続される可能性大
  • 中小モバイル決済業者:利用者が少ないのでサービスが不安定

楽天ペイは楽天グループ、Squareはアメリカの上場企業、AirPAYはリクルートグループの企業なので、どれを選んでもも安心して利用できることでしょう。

モバイル決済の導入メリット:

次に、ここが肝心ですね。モバイル決済を導入するとどのようなメリットがあるのかについて、1つずつ紹介していきたいと思います。

1.加盟店手数料がかなり低い:

中小の小売店や飲食店がモバイル決済を導入するメリットとして一番大きいのが、加盟店手数料が非常に安いこと。

前述の主要モバイル決済だとだいたい3.25%程度の手数料しかかからないので、すでにクレジットカードの加盟店契約がある経営者の方でも、モバイル決済に切り替えるだけで大幅に加盟店手数料の引き下げることが可能です。

  • 一般的な加盟店契約:中小店舗だと4~6%はかかる
  • モバイル決済:規模にかかわらず3.25%程度

但し、JCBやアメリカン・エキスプレスの決済手数料についてはやや割高で、3.75%程度の費用が必要になる点には注意。

AirPAYのクレジットカード決済手数料一覧

AirPAYのクレジットカード決済手数料一覧

まぁこの辺は経営上の考え方次第ですが、高い手数料負担が嫌だと思うなら、VISAカードやMastercardのみ受付可能としてしまってもOKかもしれません(JCBカードやダイナースクラブカードを拒否しても良いということ)。

2.Suica等の電子マネー導入も可能:

楽天ペイやAirPAYといったモバイル決済を利用すれば、SuicaやPASMO、ICOCAといった交通系ICカード決済の導入も楽ちん。

駅チカを中心にSuica決済に対する需要は高まっているので、商店街等にお店を出している方であればクレジットカードと同時にSuica等を導入しておくと売上アップ効果が見込めるものと思います。

また、iPhoneの発売で話題になっているApple Pay(Apple社製品を使っている方向けのおサイフケータイのようなもの)に対応できる、iDやQUICPayの導入もモバイル決済なら可能。

  • iD:楽天ペイ、AirPAYで利用可
  • QUICPay:楽天ペイ、AirPAYで利用可
  • nanaco:楽天ペイで利用可
  • 楽天Edy:楽天ペイで利用可

楽天ペイで決済可能な電子マネー

楽天ペイで決済可能な電子マネー

20~30代といった、比較的若い世代の方がお客さんとしてやってくるお店であれば、 Apple Pay導入によるメリットは計り知れないことでしょう。

3.入金サイクルが早い:

モバイル決済を導入する上で大きな魅力なのが、楽天ペイやSquareの入金サイクルの早さ。

なんとクレジットカード決済を利用された最短翌日には入金してくれるので、資金繰りに困りがちな中小小売店の方であっても導入に前向きになれるはずです。

  • 楽天ペイ:楽天銀行への入金なら翌日
  • Square:三井住友銀行やみずほ銀行への入金なら翌営業日

しかもそれらの銀行に対してなら、振込手数料は常に無料。

100円や200円といった少額の売上しかなかった場合でも手数料無料で振込してくれるので、毎日、売上を入金してほしい経営者にも最適だと言えます。

4.実質0円で導入可能:

モバイル決済導入のメリット4つ目は、各社、新規加入キャンペーンを実施しているために決済機の購入費用が実質0円なこと。

キャンペーン内容はそれぞれ違いますが、各社ともに導入後、一定の売上があると導入費をキャッシュバックしてくれる仕組みが採用されているので、ただ単にお客さんにクレジットカードや電子マネーを使ってもらうだけで実質無料となる形です(AirPAYは審査通過のみで無料になる)。

19,800円+税する決済機もキャンペーン中なら実質無料

19,800円+税する決済機もキャンペーン中なら実質無料

尚、モバイル決済各社ともに、決済機が無料になるのは1台目のみ。

2台目以降は有償となってしまうわけですが、それでも5,000円~2万円程度と比較的リーズナブルに決済機は購入可能なので、ビジネスにおいてそれほど大きな負担になるわけでもありません。

  • モバイル決済機:5,000~2万円程度
  • 据え置き型の決済機:10~20万円程度

まぁ売上が大きな小売店や飲食店だと、クレジットカード会社から無償で決済機を提供してもらうことも出来なくはありませんが、中小小売店だと交渉は難しいので、最初からモバイル決済導入を検討するのが無難かもですね。

詳しくは下記記事も参考にどうぞ。

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会計ソフトと連携させれば経理処理も楽に:

モバイル決済を導入する隠れたメリットとしては、クラウド会計ソフトと呼ばれる会計ソフトと連携させることで、売上管理が楽になるという点。

これはなぜならモバイル決済経由で支払いを受けた履歴はすべて電子データとして保存されるので、その履歴を利用すれば会計処理が劇的に楽になるため(1件1件、売上を手入力で打ち込む必要性がなくなるということ)。

  • 現金での売上:POSレジ等を使わないと売上管理が面倒
  • モバイル決済の売上:電子データとなるので管理が楽

今日の売上はいくらあって、何人のお客さんが来たのか…ということも、モバイル決済の集計機能を使えば一目瞭然です。

POSレジとともに刷新を:

また、個人的におすすめなのが、モバイル決済と同時にPOSレジも刷新してしまう方法。

最近では下記記事のように無料で利用可能なPOSレジサービスも増えてきているので、モバイル決済を相性の良いものに是非、切り替えを検討してみてください。

うまく活用すればPOSレジの購入費をゼロにできるだけでなく、売上集計等の作業を劇的に合理化することも可能です。

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外国人観光客が喜ぶQRコード決済導入も:

あと、日本にやってくる中国系の外国人観光客を呼び込むために、中国国内で使われているAlipay(アリペイ)やWeChatペイを導入しようとしている経営者は多いかと思いますが、実はこれらのQRコード決済もモバイル決済を利用して導入可能。

  • AirPAY:アリペイとWeChatペイに対応

店先にそれらのロゴマークを貼り出せば中国人観光客による売上アップが見込めるので、繁華街にある店舗を経営している方は、あわせて検討をしてもらえればなと思います(下記記事のように、外国人観光客はクレカ決済やQRコード決済できるお店を探しています)。

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野外店舗やイベント出店にも最適:

モバイル決済はスマホ1台あれば誰でも導入可能なクレジットカード決済。

それゆえ、屋台などの出店や、国際展示場や幕張メッセ等で開催されるイベントに出店する場合などにも導入が可能なので、他店舗との差別化をしたい経営者の方にも最適な決済サービスであると言えます。

  • 屋台への導入:スマホ1台あれば問題なし
  • イベント出店:スマホ1台あれば問題なし

どんどんクレジットカード払いが使えることをアピールして、売上アップを目指してみてくださいね。

モバイル決済の関連情報:

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もっとモバイル決済に関する情報を知りたい…という方のために、過去、当サイト『クレジットカードの読みもの』上でまとめた記事についても紹介。

モバイル決済についてもっと詳しく知りたいという方はどうぞ。

大手モバイル決済を比較:

モバイル決済サービスにはどのようなものがあるのか、そしてそれらはどのような特徴やメリットがあるのか…といったものを、わかりやすく比較している記事です。

楽天ペイ、Square、AirPAY等、どのモバイル決済サービスを選んでいいか迷っている…という方は、こちらの記事をご覧ください。

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ICカード決済にも対応:

モバイル決済は今、従来の磁気ストライプを利用した決済方法ではなく、ICチップを利用したEMV方式にも対応しています。

仮にクレジットカードの不正利用に遭遇してしまった場合でも、ICチップ決済であれば店舗側の責任を問われることがなくなるため安心ですよ(外資系カード会社等だと一部、責任を問われることも)。

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翌日入金がとにかく便利:

楽天ペイにしろSquareにしろ、クレジットカード払いをされた後の資金回収までのスピードが非常に早いです。

翌日、もしくは翌営業日入金が原則になるので、『クレジットカード払いを導入すると資金繰りが悪化しそうで嫌だ』と思っていた経営者の方はこちらをお読みください。

それがただの誤解であることがわかります。

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すぐにカード払いを導入するなら:

モバイル決済を利用開始するための審査は最短、申込をしたその日のうちに完了する場合も…。そのため、iPhoneやiPadに取り付けるカードリーダーさえ入手してしまえば当日中からクレジットカード決済をお店に導入することも出来ます。

事情あってすぐにカード払いに対応したい時にも便利です。

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モバイル決済でSuica決済も可能:

楽天系の楽天ペイやリクルート系のAirPAYというモバイル決済なら、スマホやタブレット端末を使ってSuica決済も可能。

そのため、「自店舗にクレジットカードだけでなくSuicaも導入したい!」と思う経営者の方ならこちらがおすすめでしょう。

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カード決済を導入すると売上があがる:

モバイルクレジットカード決済を導入して、クレジットカード払いOKにすると、お店の売上があがる…という統計データです。

今後、今までよりも更に増えていくであろう外国人観光客への対応としても、カード決済導入は必須。この先、現金払いのみのお店だと誰もお客さんが寄り付かない…なんてこともありえるので、今からしっかり準備ください。

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継続課金にも使えるモバイル決済:

生徒さんから塾の費用を回収したいとか、定期刊行誌の発行代金を回収したいなど、毎月、継続的にクレジットカード払いを受け付けていきたい…という方にもモバイル決済は便利。

Square(スクエア)ならカンタンな設定のみで継続課金に使えるので、常連さんからのお金の回収が面倒だと思う方は上手に活用してみてください。

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さぁモバイル決済を契約しよう:

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ここまでモバイル決済の基礎知識からそのメリット、そして関連記事までを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

解説の通り、現在ではモバイル決済の導入費は実質0円と、かなり導入しやすい状況になっているので、是非、この機会に導入を検討を!

時代は間違いなく、キャッシュレス社会になりつつありますよ。

以上、モバイル決済の今がわかる、2019年版まとめ!中小小売店や飲食店の方は、モバイル決済導入で加盟店手数料を下げることも可能です…という話題でした。

参考リンク:

モバイル決済もいわば、フィンテック分野が進化したことによって誕生した仕組みです。時代はこの「フィンテック」によってだいぶ変わりつつあるので、興味がある方は下記記事もあわせてどうぞ。

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