クレジットカードの読みもの

専門家がクレジットカードや電子マネーをわかりやすく解説していくサイトです。

クレジットカード加盟店になる方法とそのメリットを専門家が解説!VisaカードやJCBカードの取扱を開始して、お店の売上アップを目指そう。

[PR] 運営維持のため一部広告リンクを設置(詳細

クレジットカード利用が可能なことを示す衝立

今回はレストランや小売店といった店舗経営者の方向けに、VisaカードやJCBカードといったクレジットカード決済を受付可能になる「加盟店契約(かめいてんけいやく)」の方法と、そのメリットをまとめてみたいと思います。

自店舗にカード決済を導入したいけれども、加盟店になるにはどうしたらいいの…と悩んでいる方は是非、参考にしてみてくださいね。

クレジットカード加盟店になる方法:

1.モバイル決済を導入する:

2024年現在、クレジットカード加盟店になる一番カンタンな方法は、SquareやAirPAYといったモバイル決済を導入する方法です。

モバイル決済とはiPhoneなどのスマホを使ったクレジットカード決済のことで、ちょっとした小型機器をスマホに装着するだけでカード決済が取扱可能になるメリットあり。

下記画像のようにスマホ1台あればどこの店舗でもカード決済導入が可能になるので、今すぐカード決済を導入したい経営者におすすめなんです(Square公式より画像は転載)。

スマホの電波を利用してクレジットカード決済が可能なSquare

スマホの電波を利用してクレジットカード決済が可能なSquare
加盟店手数料も低い:

また、モバイル決済は加盟店手数料が安いのもおすすめできる点。

特に小規模な店舗経営者の方は、カード会社と直接契約をするよりもかなり割安な加盟店手数料設定になることでしょう。

  • カード会社と契約して決済導入:小規模店舗だと手数料が高い
  • モバイル決済を導入:小規模店舗でも手数料が安い(約3.25%)

その他、モバイル決済のメリットについては下記表を参考に。

モバイル決済のメリット 解説
初期費用が安い モバイル決済のための機器購入費は、各社のキャンペーンを通して購入することで実質0円導入が可能な場合も(レシートプリンタを除く)。
導入までが早い モバイル決済は審査通過してしまえば最短、即日でクレジットカード決済の導入が可能。遅くても1週間程度あれば加盟店になることが出来ます。
手数料が安い この記事でも解説させていただいたように、モバイル決済は手数料が安いのが魅力。小規模店舗で加盟店手数料3.25%はモバイル決済でもなければなかなか実現できません。
入金までが早い 楽天ペイやSquareなどのモバイル決済では、お客さんがカード払いをしてから入金されるまでに1日程度しかかかりません(1ヶ月ではなく1日)。つまり最短、翌日には入金されるという点も経営者には嬉しいでしょう。
振込手数料無料 各サービスによって条件は異なりますが、クレジットカード利用料金の振込手数料が無料である場合も多いです。都度都度、入金されると手数料が心配な経営者にも最適ですね。
電子マネーも使える 最近ではSuica、PASMO、楽天Edy、iD、QUICPayといった電子マネーに対応したモバイル決済も出てきています。クレジットカード決済だけでなく電子マネーの加盟店にもなりたいという経営者向きですね。
継続課金も可能 一部のモバイル決済に限りますが、Squareなどは継続課金にも対応。塾やレッスンなどの月会費をカード払いで請求したいという経営者にも最適です。

こんなふうにモバイル決済のメリットは多すぎて、1つの表だけですべてを紹介できないほどです(更に詳しく知りたい方は下記記事を参考にどうぞ)。

news.cardmics.com

2.カード会社と直接契約をする:

クレジットカードの取扱をはじめる方法その2としては、クレジットカード会社と直接契約する方法があります。

たとえば三井住友カードや三菱UFJニコスといった会社と契約をすればVisaカードやMastercardの取扱を開始できる…といった具合です。

三菱UFJニコスの加盟店ではMUFGカード(UFJカード含む)、DCカード、NICOSカードはもとより、すべてのVisaブランドとMastercardブランドのマークがついたカードをお取扱いいただけます。

デメリットは加盟店審査が厳しい点:

反面、デメリットとしては加盟店審査が厳しめなこと、JCBカード決済を導入するなら別途JCBとの契約も必要になることなどなど、カード会社との直契約は小規模な店舗経営者には向きません(小規模店舗だとカード決済を導入を断られることも)。

そのため、複数の店舗を保有している経営者や、月商が100万円を越えるような店舗でもない限りは、前述のモバイル決済で十分なのではないでしょうか?

  • 店舗数が少ない、小型店舗経営者:モバイル決済で充分
  • 店舗数が多い、売上が大きい店舗経営者:直契約も手

いやいや、うちは店舗がいっぱいあるから…という方は、直接契約をカード会社に相談をどうぞ。うまくいけばモバイル決済よりも割安な加盟店手数料を勝ち取ることも夢ではありません。

3.取引のある銀行に相談する:

クレジットカード会社との直接契約はいいけれども、どの企業と契約をすべきかよくわからない経営者は、取引のある銀行に「カード決済を導入したいんだけれども?」と相談をするのもひとつの手です。

今や都市銀行や地方銀行を問わず、ほとんどの銀行はグループ傘下にクレジットカード会社を保有中。

そのため、銀行に相談をすればそういった企業との契約を斡旋してくれる可能性が高いのです。

銀行側にもメリットは多い:

また、銀行としてもカード決済契約を結ぶと売上アップに繋がるだけでなく、取引先(みなさんの会社)の経営状態を知ることができる与信管理も期待できるメリット有り。

それゆえ、カード決済導入を打診されたら断る理由がないのです。

場合によってはクレジットカード決済端末を無料にしてくれたり、取引実績に応じた加盟店手数料の引き下げも可能でしょう。

年商1億円以上の企業なら、有料で機器を購入すること自体が勿体ないです。

4.カード決済の代行業者を探す:

『うちは自店舗でカード会社と交渉できるほどの売上もないし、メインバンクから借り入れしてるわけでもないから銀行への相談も難しい…』という場合には、クレジットカード決済の代行業者を探すのもおすすめ。

下記のような決済業者の相見積もりが取れるサービスを利用すれば、事業にとって適したカード決済を導入できる&加盟店料率の引き下げが可能となります。

対するデメリットは業者による勧誘が多くなること。

相見積もりを取るということは、それすなわち多くの決済代行業者から提案を受けることを意味するので、断るのが苦手な方は最初から相見積もりを取らないほうが良いのかもしれません。

すでに加盟店契約がある経営者も見直ししよう:

すでにクレジットカード会社や代行業者との契約がある方も、是非、この機会に見直しをかけてみてください。

契約を変更すれば決済手数料を大幅に引き下げることも可能なので、その分だけ自社の利益を押し上げることが可能になりますよ。

小規模な店舗経営者であればあるほど効果大です。

すぐにカード決済導入が必要な時の対処法:

街の洋品店に貼られているクレジットカードのアクセプタンスマーク

ここまででクレジットカード加盟店になる方法を紹介させていただきましたが、参考までに急ぎで加盟店になる方法もまとめておきます。

明日、お店がオープンなのにクレジットカード決済導入が間に合わない…そんな時などにどうぞ。

1.モバイル決済を利用する:

即座にクレジットカード決済を導入したいときにおすすめなのが、iPhoneやiPad等のタブレット端末を利用したモバイル決済。

中でも一番素早くクレジットカード決済が導入できるSquareならカードリーダーを家電量販店で入手可能なので、申込当日からカード決済を受付可能になる可能性すらあります。

とにかく急ぎならここ一択です。

電子マネー決済導入も早い:

加えてもうひとつ。

Square決済を導入すればVisaやMastercardの決済に素早く対応可能なだけでなく、iDやSuica等の電子マネー決済にも即座に対応可能(下記は最短の導入日数)。

  • Visa、Mastercard:申込当日
  • AMEX:申込当日
  • JCB:3~4日程度
  • ダイナースクラブ:3~4日程度
  • iD:1~2日程度
  • Suica:3~4日程度
  • QUICPay:5~6日程度

Squareは電子マネー決済導入も早い

Squareは電子マネー決済導入も早い

これだけ早く加盟店になれるのであれば、オープンが差し迫ったレストランや小売店にもスムーズに導入が可能になることでしょう。

月額費等も不要なので、正規のCAT端末導入までの時間稼ぎにも使えます。

2.インプリンターを使う:

2つ目は古典的な決済手段であるインプリンターを使う方法です。

インプリンターの使い方は至って原始的。

カード決済用の台紙にお客さまのクレジットカードを挟み込みんで処理すると、カード番号や有効期限、保有者氏名などが印刷できるので、その情報を使って電話でカード決済承認を取ることができます。

  • インプリンタを利用:カード番号や有効期限等を間違いなく転記できる
  • 手書きで対応:カード番号や有効期限等を間違えて転記してしまいがち

他にも転記にかかる時間を減らせるなどの利用価値ありです。

Amazonなら販売価格は2,000円程度:

ちなみに一昔前なら近所の文房具店や雑貨店でもインプリンターが販売されていたことがありましたが、現在では探し回っても徒労に終わってしまうかも。

そういう時に頼りになるのがAmazon.co.jp。

在庫次第ではあるもののこちらなら最短翌日入手が可能なので、急いでクレジットカード決済を導入したい場合にも最適です。

尚、販売価格については2,000円前後…と、それほど高い買い物ではありません。

カード会社や銀行に頼むと貰える:

あと、ある程度の売上が見込める店舗であれば、契約をしたカード会社や決済代理店に依頼することでインプリンターを無料で貰える場合あり。

多方面に相談をしてみてください。

ただまぁそもそもの話、インプリンターなどなくてもカード決済は番号だけで可能なのでそこまで無理にインプリンターを入手する必要はありません。電話越しにカード番号を伝えればオーソリ可能となります。

3.導入が早い業者に乗り換える:

決済端末を早く入手する方法、3つ目はCAT端末導入に時間がかかってしまうような業者を諦め、違う業者に導入等の見積もりをとってみる方法です。

なにせ導入が早い業者であれば5日程度で契約&決済端末設置までを終わらせてくれるので、お店の開業までに時間があるならばこちらも検討してみてください。

うまくいけば導入期間を短縮できるだけでなく、加盟店料率の引き下げも期待できます。

相見積もりの速さで対応を見る:

あと、決済機導入までの対応が遅い業者は、その後もなにかと対応が遅い&サービスが悪い可能性大。

  • 決済機導入までが早い業者:
    その後の対応も早い&困った時に迅速に助けてくれやすい傾向あり
  • 決済機導入までが遅い業者:
    その後の対応も遅い&困った時に放置されてしまう傾向あり

決済エラーや端末故障時に素早く対応してくれない…など、経営の足を引っ張られてしまうことが起きてしまいがちなので、早めに損切してしまっても良いのかもしれません。

4.しばらくカード決済を諦める:

最後はお客さまに全力でお詫びをして、『申し訳ございません。新規開業直後なので現金払いのみとなっております』とお伝えするものです。

とりわけ新規開業直後はお客さんも興味本位で入ってきてくれるので、クレジットカード決済が使えなくてもそう客足が鈍ることはないと思われます。

しかし、洋服販売、エステ、書店などなど、クレジットカード決済が必須な業種だと厳しい一面も。それゆえ、この手の逃げ方が使えるのはレストランや居酒屋などの飲食業だけかもしれません。

加盟店になるメリットについて:

おしゃれに貼られたクレジットカードのロゴマーク画像

続いてクレジットカードをお店に導入するメリットについてもまとめておきます。

加盟店手数料を負担してまでクレジットカード決済を導入すべきかどうか迷っている方はご覧ください。

1.客単価があがる:

クレジットカード決済を導入する一番のメリットは、客単価が現金払いよりもあがりやすい点。

たとえば予算10万円のお客さんが来店した時に15万円や20万円の商品を提案しても現金払いのみだと購入に繋がることはありませんが、クレジットカード決済OKだと『分割払いでなら買えるかも?』と、予算以上の購入を検討してくれるお客さんが増えるものと思います(カード決済の導入が客単価の向上に繋がる)。

  • 現金払いのみ:予算内の買い物しかできない
  • カード払いOK:予算以上の買い物も可能になる

うまくいけば現金払いのみの時よりも、2倍、3倍の売上に繋がることすらあるでしょう。

財布の中身よりも支払い能力が増える:

また、居酒屋やレストランといった飲食店であってもクレジットカード決済は客単価の向上に繋がるもの。

なぜなら現金払いオンリーだとお客さんは財布の中に入っている現金の範囲内でしか飲み食いできないのに対し、カード払いOKにすれば財布の中の現金以上に飲み食いが可能になるからです。

  • 現金払いのみ:
    財布に入ってる現金の範囲内でしか支払いができない
  • カード払いOK:
    財布に入っている現金以上の支払いができる

他にも『今日は美味しいマグロが入ってますよ!』とか、『この神戸牛のシャトーブリアンは食べておくべきですよお客さん!』といったお店にとって旨味のある提案にも、お客さんが耳を傾けてくれることになります。

回数券などのまとめ買いを促しやすい:

エステやマッサージ店では回数券の販売が増えることも、客単価が増えるメリットのひとつ。

『今日はちょっとお金がないからとりあえず1回券で…』とお客さんに選択をさせてしまうと1回っきりで来店されない方も多いわけですから、5回券、10回券といったまとめ買いをクレジットカードでしてもらうメリットは計り知れません。

  • 現金払いのみ:まとめ買いが増えない
  • カード払いOK:回数券等のまとめ買いが増える

そしてこれはインテリアショップや家電販売店でも一緒ですね。

カード払いができれば「ソファだけ…」と来店したお客さんに対して、テーブルやPCチェアをセットで販売しやすくなります。

2.購入率があがる:

クレジットカード決済をお店に導入すれば、来店客の購入率がアップするメリットも。

これもちょっと想像してもらえればわかりますが、今月はもう支出を増やすことができないお客さんはもちろん、生活費がカツカツで首が回らないお客さんも、クレジットカードでなら購入できる場合があるからです。

  • 現金払いのみ:カツカツなお客さんは購入できない
  • カード払いOK:カツカツなお客さんでも購入できる場合あり

反面、現金払いのみだと『また今度!』と帰られてしまうだけ。下手すると二度とそのお客さんが戻ってくることはありません。

レジャーや嗜好品の購入率があがる:

あと、レジャーや嗜好品の販売など、いわゆる「贅沢」に繋がるような商品やサービスを販売している店舗経営者だと、クレジットカード決済導入の効果はバツグン。

なにせそれらの商品は手元のお金に余裕がないと購入しないものとなるので、現金払いだけだとなかなか購入に繋がらないためです。

  • レジャー:余裕がないと楽しめない
  • 嗜好品:余裕がないと買えない
  • ブランド品:余裕がないと買えない

その点、クレジットカード払いが利用可能となればお客さんも検討しやすくなるというもの。今は無理でも分割払いやボーナス払いでなら買える、そう判断するお客さんも多いことでしょう。

3.外国人観光客の売上があがる:

クレジットカード決済を導入すると、海外からやってくる外国人観光客の来店が増える効果も期待できそうな感じ。

これはなぜかというと、日本円をあまり保有していない外国人観光客は現金払いしか使えないお店を敬遠しがちな傾向にあるためです。

論より証拠、こちらの統計調査では「クレジットカード払いが使えるお店が多ければ、もっとお金を使っていた」と回答。

外国人観光客はカードが使えないことに不満

外国人観光客はカードが使えないことに不満

実に7割程度の外国人観光客がクレジットカードが使えない日本のお店に対して不満を感じていた結果となりました。

  • 30%弱の訪日外国人:買いたいものが買えた
  • 70%の訪日外国人:買いたいものが買えなかった可能性大

店舗経営者の方なら、この勿体なさがわかりますよね。

外国人観光客は日本円を持っていないのでカードを使いたい

外国人観光客は日本円を持っていないのでカードを使いたい
外国人観光客を呼びたくなければ問題ないけれども:

まぁ、『うちの店員は英語を話せないから、外国人観光客に来てもらっても困るんだよね』と思われる経営者ならカード決済導入を見送ってもらっても構いませんが、そうじゃない経営者なら取り込まなきゃ損ってもの。

それに海外からわざわざ日本にやってくる外国人観光客は、総じてお金に余裕のある富裕層ばかり。

観光客1人の来店が10万円、20万円といった高額な売上に繋がることも多いですよ。

外国人観光客は日本人よりもお金に余裕があることが多い

外国人観光客は日本人よりもお金に余裕があることが多い

高いものを売ってるお店なら尚更、導入をご検討ください(客単価の低い飲食店であっても、カード決済導入とともに高いお酒を販売開始するなどすれば効果的)。

売上をあげるための情報まとめ:

ひとめでVisaカードが使えることがわかるステッカー画像

最後にクレジットカード決済導入後に売上をアップさせる情報についてもまとめておきます。せっかくクレジットカードを導入するなら是非、実践くださいね。

店頭にカードが使えることを掲示する:

日本クレジットカード協会が外国人観光客に対して行った調査によると、浅草の仲見世商店街の店舗ではクレジットカード決済を導入したことで平均的な客単価が1.6倍にもなったとのこと(引用元はこちら)。

浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード・現金支払の一人あたりの平均購入金額 

クレジットカード支払による購入金額は、現金支払の購入金額の「1.6倍」となっている。

まぁ日本人よりも外国人観光客が多い浅草という地域だからこその客単価アップかもしれませんが、今やどこの都道府県でも外国人観光客は増加傾向にあるので、カード決済導入のメリットは間違いなくありそうな感じですよね。

クレジットカード決済導入で売上が1.6倍に増加

クレジットカード決済導入で売上が1.6倍に増加
カードが使えるかどうかで店選びをする外国人観光客:

また、外国人観光客はクレジットカードが使えるかどうかでお店選びをしているところも大きいため、店頭にクレジットカードが使えるかどうかのアクセプタンスマーク(国際ブランドのロゴステッカー)を貼るだけでも売上が変わってくることがわかっています(引用元はこちら)。

「浅草・仲見世商店街におけるクレジットカード利用動向調査」では、昨年度、訪日外国人を対象に同協会が実施した調査において、クレジットカード利用環境に対する最大の不満は「店舗入口等にカードの利用可能表示がないこと」であり、クレジットカード利用不可の場合、半数近くが「購入見送り」や「現金で支払える範囲で購入」との回答があった。

実際、私も海外旅行をしたことがありますが、現地通貨はあまり多く保有していない&持ち歩かないことが多いので、クレジットカード払いが使えるかどうかでお店を選んだことは確かにありますね。

同様に日本にやってくる外国人観光客からしてみれば、クレジットカードのロゴマークが店頭にあるかどうかだけで店選びをしている可能性あり。

  • 店頭にロゴマークあり:気軽に入れる
  • 店頭にロゴマークはないけど、レジにはある:店舗に入る理由にならない
  • クレジットカードが使えない:手持ちの現金次第で入らない

それゆえ、堂々と外に「うちの店はクレジットカード払いが使えますよ!」と意思表示するだけで外国人観光客が増えるのです。

クレジットカード加盟店かわからないお店は多い:

ちなみに。

クレジットカード加盟店なのにも関わらず、国際ブランドロゴをお店に張り出している店舗は全体の3割程度にすぎないそうです。

更に店頭にきちんと掲示しているお店はもっと少なくて、クレジットカード加盟店の15%弱といったところ。これはかなり勿体無い数字だなーと思います。

アクセプタンスマーク(店頭などで見られる国際ブランドロゴシール)を表示している加盟店は3割弱。

店頭にクレジットカードが使える旨を張り出してる店舗は少ない

店頭にクレジットカードが使える旨を張り出してる店舗は少ない

まぁこれについては手数料がかかってしまうクレジットカードをあまり使われたくない…という経営者心理が働くのかもしれませんが、前述のように掲示するだけで外国人観光客を逃してしまうことにも繋がりますし、且つ日本人の中にもカードが使えるかどうかで店選びをしている人は増えてきていることを考えると、やはりロゴマークを貼りださないのはすごく勿体ない行為。

カード加盟店の方は有無を言わず、今すぐ店頭にロゴステッカーを張り出すようにしてもらえればなと思います。

以上、クレジットカード加盟店になる方法とそのメリットを専門家が解説!VisaカードやJCBの取扱を開始して、お店の売上アップを目指そう…という話題でした。

参考リンク:

そこまでしてなぜクレジットカード決済を普及させなくちゃいけないのかは下記記事も参考に。

たしかに個別の店舗経営を考えると不要に感じられるかもしれませんが、経済全体を考えると必須となります。

news.cardmics.com

PAGE TOP