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Suica残高を確認できる7つの方法まとめ!カードタイプのSuicaカードを利用している方は、これらの方法で残高チェックをしよう。

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ビックカメラSuicaカードと現金の画像

今回はカードタイプのSuicaカードを利用している方を対象に、Suica残高の確認方法をわかりやすく解説。

『いつも残高がわからなくて改札で止められてしまうことが多い』という方や、『もう使わなくなってしまったこのSuicaの中には一体、どのくらいのチャージ残高が残っているんだろうか?』といったことが気になる方は是非、この記事を参考にどうぞ。

Android携帯やiPhoneに搭載されているモバイルSuicaをご利用中の方は、モバイルSuicaのアプリからカンタンに残高確認できるのでそちらをご利用ください。本記事は主に、カードタイプのSuicaを利用している方のための記事です*1

Suicaの残高確認方法:

1.コンビニで確認する:

Suica残高を調べる一番カンタンで手軽にできる確認方法は、コンビニでの支払いにSuicaを利用することです。

  • セブン-イレブン:Suica利用可
  • ファミリーマート:Suica利用可
  • ローソン:Suica利用可

Suicaで支払いをすればその買い物で発行されるレシートにSuica残高が印刷されるので、それを確認すれば現状のSuica利用可能額がまるわかり。

普段からSuicaを電車やバスの運賃支払だけじゃなくて、買い物でも使っている方であればこれで一発ですね。

レシートを貰えばSuica残高は一発でわかる

レシートを貰えばSuica残高は一発でわかる

Suica残高が少なくてなにも買えないかも?と不安な場合には、うまい棒やチューインガムを買えばOKでしょう。

2.駅の改札で確認する:

2つ目はJR東日本などの駅改札でSuica残高を確認する方法です。

Suicaを自動改札機にタッチすると、その前方に設置されている液晶画面にSuica残高が表示されるので、それを目視で確認すればOKです。

但し、改札が混雑気味な駅の場合には、表示されているSuica残高が自分のものなのか、それとも前や後の人のものなのかわからないことも多め。

  • コンビニで確認:残高がレシートに表示される
  • 自動改札機で確認:残高が一瞬しか表示されない

そういった意味では駅改札での確認よりも、コンビニでの確認のほうが確実性は高いでしょう。

3.Suica対応の券売機で調べる:

ちょっと手間にはなりますが、JR東日本の駅に設置されているSuica対応の券売機においてSuica残高を確認する方法もあります(引用元)。

  1. 自動券売機に、表を上にしてカード表面左上にある矢印の方向にSuicaを入れます。
  2. 画面に残額が表示されます。
  3. 「とりけし」ボタンを押すと、カードは返却されます。

要はSuicaを券売機に挿入すればSuica残高が表示されるので、それを確認したらそのまま取り消しをしてキャンセルする方法ですね。

メリットとしてはSuica残高を1円も使うことなく残高を確認できるので、仕事等の使い方を限定させているSuicaの残高を確認するのに使える点。

不要な履歴を作る必要性がないため、職場のSuica残高を確認したい場合にはこの方法をご利用ください。

4.PaSoRi(パソリ)を購入する:

自宅でSuicaの残高を調べるだけでなく、Suicaチャージまでついでにしてしまいたい…という方は、Suicaや楽天Edyなどの電子マネーをパソコンで読み込める装置「PaSoRi(パソリ)」を購入してください。

これをパソコンにUSBで接続してSuicaやPASMOを乗せれば、Suica残高の確認やチャージができるようになります。

デメリットは言うまでもなくPaSoRi購入に費用がかかる点。

だいたい2,500円~5,000円程度の費用がかかるので、Suicaの利用頻度が高い方や、社員にもSuicaを持たせている場合などにご活用いただければと思います。

iPhoneでSuicaチャージ可能なPaSoRiも:

あと、iPhoneを利用してSuicaや楽天Edyをチャージできる携帯型のPaSoRiも存在します(すでに製造が中止されているようで、流通価格が高騰中)。

オートチャージ対応のSuicaを持っていない方で、外出先で都度都度、チャージしたい方は、こういう小型のチャージ機を持ち歩くと便利かもしれませんね。

もちろんSuica残高の確認にも使えるので、一石二鳥です。

5.Suicaリーダーアプリを使う:

SuicaやPASMOといった交通系ICカードの利用履歴や残高を読み取れる、Android携帯向けのアプリもあります。

こちらはAndroidのおサイフケータイ機能(NFC機能含む)を使ってSuica残高を確認できるアプリで、スマホにSuicaカードやPASMOカードを近づけるだけで残高がわかるようになる優れもの。

残念ながらiPhoneは「おサイフケータイ(FeliCa決済)」に対応していないため動きませんが、Android携帯を使っている家族や友人に頼めば自分の残高を調べてもらうことも可能です(Suicaリーダーでは残高だけでなく利用履歴まで表示されてしまうので、あまり行動を知られたくない方は注意)。

iPhone版にはないの?

『いやいや、iPhone7はiPhone8にはFeliCaが搭載されてるんだから、こういったSuica残高を確認可能なアプリができたんじゃないの?』と思われるかもですが、残念ですがiPhone版のアプリは今のところない模様。

  • Android版:利用可能
  • iPhone版(iOS):なし

今後もアプリ開発側にFeliCa機能が開放されることはないと思われるので、Apple側の方針が変わりでもしない限りは残高確認アプリは出てこないことでしょう。

6.電子マネービュアーで残高確認:

パソコン接続などをしなくても、電子マネー残高を読み取ることができる装置もあります。

たとえば下記の万歩計内蔵の電子マネービュアーであれば、Suica、PASMOといった交通系ICカードだけでなく、楽天Edy、WAON、nanacoといった非接触型の電子マネー残高がいつでも確認可能。

常に残高をチェックしておきたい、オフィスでも残高を調べたい…という方などに強い需要があるようです。

カードタイプの電子マネービュアーも:

また、定期入れとしても使えるカードタイプの電子マネービュアー「miruca(ミルカー)」も存在。

このmirucaの厚さはわずか5.6mmなので、財布や定期券入れの中に入れておくことでいつでもSuicaやPASMOの残高チェックできるようになります。

とりわけ同僚や上司と一緒に電車に乗る機会が多いのであれば、必要出費として購入の検討を!

それをせずにSuica残高不足で都度都度、改札で足止めを食らってしまうようでは、ビジネスマン失格の烙印を押されてしまいますよ。

7.Suica対応の自動販売機でチェック:

Suica払いに対応している自動販売機であれば、ジュースなどの買い物をしなくてもSuica残高の確認が可能。

確認方法は非常にカンタンで、ドリンクのボタンを押していない状態でSuicaを読み取り端末に接触させればOK…というものです。

  • ドリンクのボタンを押してからSuicaタッチ:購入できてしまう
  • ドリンクのボタンを押さずにSuicaタッチ:残高確認が可能

たったこれだけでSuica残高が自販機に表示されるので、都合よくSuica対応の自販機が近くにあれば試してみてください(下記写真を参照)。

Suica読み取り端末にSuicaを押し当てれば、Suica残高が表示される

Suica読み取り端末にSuicaを押し当てれば、Suica残高が表示される
コカ・コーラ社やサントリーの自販機でも対応:

ちなみにJR東日本系の自動販売機だけでなく、コカ・コーラ社やサントリーの自動販売機でも、Suica払いに対応している自販機であればこの方法で残高確認が可能(実際にSuicaをあてて確認してみました)。

あと、カードタイプのSuicaだけでなく、Apple Pay内蔵のSuicaでも反応するので、Walletを開いて残高を確認せずともジュースやコーヒーを買ったタイミングでチェック出来ますよ。

ICOCAやTOICA対応の自販機でも確認可能:

大阪や名古屋に出張に行った際に、ICOCA(イコカ)やTOICA(トイカ)対応の自動販売機にSuicaをあてて残高チェックが出来るかどうかを確認してみましたが、こちらは問題なく対応可能でした。

  • 大阪の自販機:Suica残高チェック可能
  • 名古屋の自販機:Suica残高チェック可能

また、東京メトロなどに設置されているPASMO向けの自動販売機でも残高確認は問題なし。とにかくSuica払いが使える自販機であれば全般的に確認できるようなので試してみてくださいね。

残高を気にせず使うならオートチャージ:

自販機に貼られているSuica利用に関するステッカー画像

ここまで7つほど、SuicaカードやPASMOカードの残高を確認する方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

これを見ても『残高を気にしながらSuicaを使うのは面倒だ!』と思った方は、是非、「ビュー・スイカ」カードやJRE CARDカードなどのオートチャージ対応(残高が不足した時に自動的に補充してくれるサービス)のSuicaを作ってみてください。

1枚持っておけば改札で止められることも、コンビニでの支払いが残高不足になることも少なくなるので、今よりもっとストレスなくSuicaが使えるようになります。

ポイントも意外と貯まる:

こう書くと、『いやいや、オートチャージするためだけにクレジットカードを持つなんてちょっと…』と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、Suicaのオートチャージって効率面でのメリット以外にもポイント獲得に強み有り。

実際、私はSuicaチャージで年間1万円分以上のポイントを獲得中

まぁ私が月間7~8万円Suicaを使うヘビーユーザーであることもありますけど、年間で考えると結構バカに出来ないほどのポイントが溜まりますよ。どのくらいポイントが貯まるのかについて興味がある方は下記記事も参考にどうぞ。

以上、Suica残高を確認できる7つの方法まとめ!カードタイプのSuicaカードを利用している方は、これらの方法で残高チェックをしよう…という話題でした。

Suicaについての参考リンク:

「ビュー・スイカ」カードとJRE CARDのどちらがいいか選びきれない方は下記記事もあわせてお読みください。

それぞれの保有メリットをわかりやすく解説しています。

news.cardmics.com

*1:SuicaカードやPASMOカード向けの記事ですが、TOICA、Kitaca、ICOCA、SUGOCA、マナカ、はやかけんといった他の交通系ICカードでもこれらの手法を利用すれば同様に残高確認は可能です。

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