黄金に光り輝くクレジットカードである「ゴールドカード」。
このゴールドカードは一昔前の常識だと、高所得者で一戸建てを保有している人しか持つことが出来ない「選ばれしカード」でしたが、現在でも高いステータス性は残っているのでしょうか?
そこで今回は個人的にも興味があったので、Twitterのアンケート機能を通してそのブランド価値について調査してみました(調査はこちら)。
黄金に輝くゴールドカード。
このゴールドカードにステータス性ってあると思いますか?ざっくりとしたイメージで構わないので、その印象を教えてください。
ゴールドカードをこれから持とうとしている方はもちろん、すでに保有中の方も参考にどうぞ(※2020年1月の統計結果を元にした記事です)。
ゴールドカードのステータス性について:
ゴールドカードには価値はまだあるけど:
早速、気になるそのアンケート調査結果は…というと下記の通り。
- まだ凄くある:6.2%
- まだ少しはある:46.6%
- もうまったくない:40.9%
- もはや悪印象:6.2%
ご覧のようにゴールドカードの印象に対して肯定的な意見が全体の52.8%と優勢な結果にはなりましたが、ほぼ同数である47.2%の方がゴールドカードに対して否定的なことも見逃せません。
加えて、悪印象を感じている人が6.2%いることを考えると、ゴールドカードのステータス性にはやや疑問符が付きそうな感じです。
クレカに詳しい人の統計結果:
但し、今回のアンケート結果は私のTwitterアカウントをフォローしてくれてる方による調査結果(1,683名中662名が私のツイート経由の投票)。
それゆえ、クレジットカードについて知識が豊富な人が半数近く含まれていることを考えると、世間一般の方が感じているゴールドカードのステータス性よりもやや厳しい調査結果になっている可能性は高いです。
- クレカに詳しい人:
ゴールドカードを熟知してるのでゴールドカードにやや否定的 - クレカに詳しくない人:
ゴールドカードの現状をあまり知らないのでイメージ良好なまま
まぁそれを考慮してもゴールドカードのブランド価値は一昔前よりも低下中。
バブル当時のようにゴールドカードさえ出せば、周りがキャーキャー言ってくれる時代は終わりかけてるといって良さそうです。
なぜゴールドカードの価値が下がったのか?
ではなぜ、ゴールドカードのステータス性はここまで下がってしまったのでしょうか?
この理由は単純で、現在ではゴールドカードよりもステータス性が高いプラチナカードやブラックカードと呼ばれる階級ランクが誕生したから。
要はゴールドカード=最上級のクレジットカードではなくなってしまったために、ゴールドカードのステータス性が徐々に落ちてきてしまっているものと思われます(階級ランクの詳しい解説はこちらの記事も参照)。
年会費2,000円でも持てるゴールドカード:
事実、近年では年2,000円程度の負担で持てる低年会費なゴールドカードも登場中。
これらのゴールドカードはなんと年収100万円前後のフリーターやパート勤務な方であっても作れるカードなので、こういったゴールドカードの発行数が伸びてきた結果、ゴールドカードの価値全体が低下してしまったのですね。
もはや庶民でも余裕で持てるクレジットカードが、ゴールドカードだと言えます。
一部のゴールドカードは未だに印象が良い:
ここまで解説させていただいたようにゴールドカード全体のステータス性は年々低下中なわけですが、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのように印象が良いままのゴールドカードもいくつか存在(公式サイトはこちら)。
これらのゴールドカードを人前で使えば『おっ!?』と思われる可能性も残っているので、ゴールドカード全体に対してそこまで悲観的に捉える必要性もありません。
- 一部のゴールドカード:印象が非常に良いまま
- 大多数のゴールドカード:印象を良くする効果はない
大切なのは使い方&見せ方です。
ステータス性が欲しいならブラックカード:
最後に。
クレジットカードに対してステータス性を求めたいのであれば、今は最上級クレジットカードランクである「ブラックカード」を作るのが一番。
残念ながらブラックカードの存在を認知していない方が一定数いるのも事実ですが、黒光りするその存在感を示せばきっと、あなたのステータスの高さを周りに示すことが出来るはずですよ(入手可能なブラックカード一覧は下記記事参照)。
経営者や士業の方など、取引先との接点が多い方におすすめとなります。
以上、まだゴールドカードにステータス性ってあるの?Twitterアンケート機能を利用して、ゴールドカードの価値やブランド力を調査してみた…という話題でした。
調査に協力いただいた1,683名の方に感謝です!
※紹介した円グラフやイラストは、当記事へリンクさえ貼っていただければSNS&ブログ等でご自由にお使いいただいて構いません(事前の連絡も不要)。
参考リンク:
高ステータスなブラックカードを詳しく知りたい方は下記記事も参考に。
実際にブラックカードを3枚保有中の私が、その使い勝手やサービス内容等をわかりやすく解説しています。