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実際にラグジュアリーカードを75ヶ月ほど使ってみた感想まとめ!高い年会費を払っても、ラグジュアリーカードを作るメリットはあるのか?

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黄金に輝くLUXURY CARDのGold Card券面

今回は『これからLUXURY CARD(ラグジュアリーカード)を作ってみようかな?』と思っている方のために、実際にLUXURY CARDのGold Card(ゴールドカード)を保有している私の感想をまとめてみたいと思います。

特にウン万円の年会費を払う価値があるのかどうか気になっている方は、参考にしてみてください。

読めばLUXURY CARDを保有する上でのメリット&デメリットがわかりますよ。

LUXURY CARDの感想&評価まとめ:

金属製はインパクト大:

まず、LUXURY CARDの感想について語る上で欠かせないのが、このクレジットカードが金属製であること。

コンビニやスーパーマーケットで使おうとすれば店員さんが驚くのは日常茶飯事で、ステータスカードに慣れている高級レストランや割烹であっても驚いてもらえることが多いので、とにかく周りに自分のステータス性をアピールしたい方には最強のクレジットカードになるのではないでしょうか?

  • LUXURY CARD:
    金属製なので触っただけでインパクトが大きい
  • 他のクレジットカード:
    プラスチック製なので触れ慣れている

プラスチック製のカードではこうはいきません。

金属製カードはアメックスが主流:

こう書くと、それを言ったらアメリカン・エキスプレスのセンチュリオンカードやプラチナカードだって一緒じゃないかと思われるかもしれませんが、これらのカードはLUXURY CARDよりも圧倒的に発行枚数が多いカード。

それゆえ、高級料亭の店員さんやホテルコンシェルジュであれば見慣れてしまっているので、インパクトを求めるなら希少性の高いLUXURY CARDに軍配があがるようです。

ブラックやプラチナに輝く金属製カードを見たことはあっても、黄金に輝く金属製カードには珍しさがあります。

金属製カードならではの弱点も:

反面、ラグジュアリーカードは金属製であることがデメリットになることも。

たとえば一部のコンビニ、イオンモール、コインパーキング等ではラグジュアリーカードが利用出来ない…なんてケースもあるようなので、すべてのお店で支払いに使いたい方にはやや不向き。

他のVisaカードやマスターカード等との2枚持ちをするのが理想となります(おすすめのVisaカードはこちらの記事を参照)。

  • カードは1枚しか持ちたくない:LUXURY CARDは不向き
  • カードは別に2枚以上もってもいい:LUXURY CARDは効果的

同様に店頭でラグジュアリーカードを使おうとすると、驚きを通り越して『なにこのオモチャみたいなカードは?』と怪しんだ目つきで対応されてしまう場合あり。

お店によっては『うちはVisaかMastercardしか使えないんだけど?』と、ラグジュアリーカードをクレジットカードとして認識してもらえないので、この辺は金属製ゆえのデメリットだといえますね。

若干の使いにくさは予め覚悟ください。

コンシェルジュデスクはかなり使える:

LUXURY CARDを使った感想その2としては、使えないんじゃないかと思われていたコンシェルジュデスクが想定外にも使いやすかった点です(コンシェルジュの解説は下記引用部分参照)。

ラグジュアリーカードコンシェルジュ

Luxury Card会員様専任の国内および海外のネットワーク・知識を兼ね備えたコンシェルジュが、24時間・年中無休で様々なご要望にお電話またはメールでお応えいたします。

  • 旅行の手配
  • レストランの検索、ご予約
  • 商品検索、購入サポート
  • ワインの検索、ご提案
  • プレゼントのご提案、手配
  • チケット手配
  • ゴルフ予約
  • プライベートショッピングのアレンジ、など

これ、正直なところ、LUXURY CARDは日本で事業を開始したばかりのため、コンシェルジュデスク経由で提供されるサービスの質なんて期待できないんじゃないか…なんて想像していたものなんですが、実際に使ってみるとその感想が180度変わることに。

現実は電話対応も非常に良く、アメリカン・エキスプレスのように応答まで待たされるようなことがまずありません。

メールで相談できるのが大きい:

更にラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスでは電話相談だけでなく、メールで質問を投げて回答を貰えるため、『電話をかけるのは面倒だ!パソコン経由でいろいろと聞きたい!』という方にはそれだけ評価が高くなるはず。

そのため、個人的にはコンシェルジュデスクを利用するためだけにLUXURY CARDを作ってもいいんじゃないかと思えるほどですね。

それくらい満足度が高いコンシェルジュサービスとなります。

無料のリムジンサービスが快適すぎる:

3つ目はラグジュアリーカードのGold CardやBlack Card保有者向けのサービスにはなるんですが、指定レストランから自宅まで無料でリムジン送迎してくれる「ラグジュアリーリムジン」というサービスを気に入って使っています。

  • Titanium Card:利用不可
  • Black Card:行きのみ利用可能
  • Gold Card&Black Diamond:行き&帰りのどちらでも利用可能

ラグジュアリー リムジン

ラグジュアリーカードが厳選した日本を代表する名店や隠れ家的レストランで、ご利用の会員様はサービス対象地域でのレストランとご指定の場所の間で片道送迎サービスをご提供いたします

これ、まぁ想像してみてください。

フレンチレストランや割烹などで食事を楽しみ終わった時というのは、だいたいほろ酔い気分。

そんな時に電車やバスに乗って自宅に戻ればいきなり現実に引き戻されてしまうだけなので、せっかくの良い気分が台無しになってしまいますよね。

それじゃタクシーで良いじゃないか…と思われるかもしれませんが、レストランと自宅が遠く離れている場合には数千円~1万円程度の費用がかかってしまうもの。

よほどお金に余裕がある時でもない限りは使えません。

加えてタクシーの運転手にはさまざまな人がいて、運転が下手な人、空気を読まずに語りかけてくる人、挨拶や受け答えがまったくできない人などがいるので自宅まで気持ちよく帰れない場合も。

運が悪いと荒い運転によって車酔いし、自宅でしばらく気持ち悪くなる時さえあります。

リムジンは別格のサービス:

その点、リムジンによる送迎は文句なし。

車そのものが高級車で乗り心地が素晴らしい…というのもあるんですが、運転手は政治家や経営者を乗せ慣れてる方なので、対応も丁寧で気分を害することなどまずありません。

更にコンシェルジュデスク経由で自宅住所はすでに運転手側に伝わっているため、私がすることといえば車に乗り込んでリラックスすることだけ。

道案内も不要ですし、無料サービスなのでタクシー料金メーターがどんどん上がっていくのを見て不安な気持ちになることもないので、渋滞にハマっても安心してくつろぐことが出来ます。

  • 電車やバスで帰宅:現実に引き戻される
  • タクシーで帰宅:料金が高い&運転手次第
  • リムジンで帰宅:無料&サービス抜群

どうでしょうか、こんなサービスが無料で使えるってだけでもLUXURY CARDが欲しくなりませんか?

私はもう虜になってしまったので、しばらくGold Cardを手放すことは出来なそうな感じです(無料リムジンサービスについては下記記事も参照)。

news.cardmics.com

予約が取れないレストランに行ける:

LUXURY CARDを持って良かった点その4は、何年も前から行きたかった最高峰のお寿司屋さん「鮨さいとう」の予約が取れたことです。

鮨さいとうはあまりにも予約が取れないために、ミシュランが3つ星付与をやめてしまったほど。

大げさでもなんでもなく1年先だろうが2年先だろうが、そもそも予約しようにも電話すら繋がらないので、常連客経由でもない限りは予約を取ることが出来ません。

そんな超有名&超予約が取れないお店を、LUXURY CARDのGold Cardを持っているからという理由だけで取れたのは有り難い限り。

そして鮨さいとうから自宅へ帰る際には前述の無料リムジンサービスで送ってくれるわけですから、もう至れり尽くせりでした(現在、鮨さいとうの予約サービスは終了済み)。

他にも予約可能店は多い:

他、予約が取りにくいと言われる、「茶禅華(さぜんか)」、「日本料理 晴山」、「一子相伝なかむら」などもLUXURY CARD経由なら予約可能。

グルメな方はこれだけで年会費の元が回収できるのではないでしょうか?コンシェルジュデスクに投げておくだけで、あとは勝手に手配してくれます。

予約可能な枠を抑えてくれているわけではないため、茶禅華や晴山あたりは依頼から予約確保まで数ヶ月以上の時間がかかる場合があります。あらかじめご了承ください。

ふるさと納税の支払いにも便利:

日本国内にはこの他にもダイナースクラブカードやアメリカン・エキスプレス・カード等のステータスカードが存在しますが、LUXURY CARDが地味に嬉しいのはふるさと納税や税金の支払いなどでもしっかりポイントが貯まる点。

もちろんそれらの納税や寄付であってもボーナスポイントの対象になるので、所得の高い富裕層の方にはそういった面でも使えるクレジットカードになると思います(ふるさと納税は解説は下記サイト参照)。

どんどん支払いに使って、どんどんポイントを貯めましょう。

他は一般的なステータスカードと同じ:

LUXURY CARDでレストランを予約した際に飾られていた花の画像

他、ラグジュアリーカードを持つとポイントが貯まりやすいとか、プライオリティパスが入手できるとか、手厚い海外旅行保険が付いてくるとか、そういう魅力もこのカードには存在しますが、こういった保有メリットについては『ラグジュアリーカードを作ってみようかな?』と思っている方にとってそれほど重要な要素ではないはず。

やはりこのカードの魅力は金属製であることや、独自の優待サービスのほうだと思うので、この記事がそんな作ろうかどうかで迷ってるみなさんのお役に立てれば幸いです(細かいサービス内容は下記公式サイト経由で)。

以上、実際にラグジュアリーカードを75ヶ月ほど使ってみた感想まとめ!高い年会費を払っても、ラグジュアリーカードを作るメリットはあるのか…という話題でした。

参考リンク:

LUXURY CARD(ラグジュアリーカード)の保有メリットやデメリットについてもっと詳しく知りたい…という方は、下記記事を参考に。

審査基準や年会費などの情報も紹介しています。

news.cardmics.com

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