アメリカン・エキスプレス(通称:アメックス)とダイナースクラブは、もう長いことステータス性の高いクレジットカードとして広く認識されてきた国際ブランド。
どちらも1枚持っていれば周りから『おっ!』と思われるクレジットカードになることは間違いないのですが、気になるのはどっちの国際ブランドのほうがステータス性が高いかどうか…ですよね。
そこで当サイト『クレジットカードの読みもの』ではTwitterのアンケート機能を利用し、1,542名の方にどちらのブランドのほうがステータス性が高いかどうかを徹底調査。
質問です。
ダイナースクラブとアメリカンエキスプレス、どちらのほうがステータス性の高いクレジットカードだと思われますか?
ざっくりとした印象で構わないので教えてください。
アメックスとダイナースクラブ、どっちを作ろうか迷っている方は是非、この記事を参考にしてもらえればなと思います(この記事の調査結果は2019年時点のものです)。
アメックスとダイナースのステータス性比較:
アメックスのほうが評価が高い:
早速、アメックスとダイナースクラブのステータス調査の結果は下記の通り(結果はこちら)。
- 40%:アメックスのほうが高い
- 33%:ダイナースクラブのほうが高い
- 13%:どちらも同じくらいの印象
- 14%:どちらにも魅力を感じない
視覚的にわかりやすい円グラフにすると、こんな感じになります。
テレビCMによる印象が良いせいか:
ではなぜ、一般的にアメックスに対する印象が良いのか、これはアメックスが積極的にテレビCMを放送している影響が大きそうな感じ。
特に最近ではアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードという年会費にして10万円以上のクレジットカードの宣伝を頻繁に流しているので、アメックス=高ステータスである印象を持つ人が多いのでしょう。
クレジットカード業界に長くいる私としても納得の調査結果です(アメックスプラチナについては下記記事も参考に)。
ダイナースクラブ派もかなり多い:
次に、それじゃダイナースクラブのステータス性はアメックスと比べると顕著に低いのか…というと、こちらも低くない数字になるんですよね。
それが明確にわかるのが下記グラフ。
アメックス派とダイナースクラブ派の2択のみで数字を抽出し、その比率で円グラフを生成してみたところ、45.2%の方がダイナースクラブ派であることがわかりました。
- アメックス派:54.8%
- ダイナースクラブ派:45.2%
要は100人に45人くらいは、アメックスよりダイナースクラブのほうがステータス性が高いと判断していることとなります。
決して少数派ではありません。
どっちにもステータス性を感じない人は14%のみ:
個人的にはもう少し多いのかな…と思っていたんですが、アメックスにもダイナースクラブにもステータス性を感じない方は全体の14%のみ。
逆に言えば全体の86%の方はアメックスかダイナースクラブのどちらかにステータス性を感じる結果になっているので、年会費の高いクレジットカードが持つステータス性はあながち捨てたもんじゃないのかもしれません。
- どちらかにステータス性を感じる:86%
- どちらにもステータス性を感じない:14%
同僚、部下、異性の前などで恥ずかしい思いをしたくない方は是非、保有を検討ください(おすすめのステータスカードはこちらの記事参照)。
正直、もっと大差が付くと思っていた:
最後に。
この統計をTwitterで取得する前は、8対2くらいでアメックスが大差を付けると推測していたんですが、フタを開けてみるとダイナースクラブ派も多いことが判明。
これはダイナースクラブカードが未だに医者や弁護士が作るクレジットカードとして認識されているのか、それとも年会費無料で作れるアメックスが登場したことでアメックスそのもののステータス性が下がったのかはわかりません。
しかし、どちらの国際ブランドを持っても高いステータス性が得られることは間違いないので、アメックスとダイナースクラブで迷ったら、是非、ステータス性よりもサービス内容等で比較してみてください。
それで現状は問題なさそうです。
以上、アメックスとダイナースクラブは、どっちがステータス性の高いクレジットカード?Twitterアンケートで1,542人に質問してみた…という話題でした。
参考リンク:
ダイナースクラブカードとアメックス、どちらのほうが使えるお店が多いのか…については下記記事を参考に。
結論から先にいってしまうと、現在ではそれほど使えるお店の数に大差はありません(アメックスのほうが少し多いかもしれない程度)。