今回は『Amazonや楽天市場でクレジットカード払いを使いたいんだけど、情報流出や不正利用が怖くて…』という方向けに、ネット通販でクレジットカードを利用する上での安全性をわかりやすく解説してみたいと思います。
特にクレジットカードは不正利用されたら全額自己負担になると思ってる方は、是非、この記事を通して正しい知識を身に付けてください。
クレジットカードはみなさんが思うよりも安心&安全な支払手段ですよ。
ネットショッピングにおける安全性について:
不正利用されても補償制度がある:
まず、結論から先に言ってしまうと、通販サイトに入力したクレジットカード情報が流出し、悪意のある誰かにあなたのクレジットカードを不正利用されてしまったとしても、あなたがその被害を自己負担することはありません。
たとえば大手発行のクレジットカード会社であるJCBカードにはこのような記載あり(JCB公式より引用)。
「JCBでe安心」制度のご案内
JCBカードなら、インターネットショッピングでご利用になった覚えのない請求があっても安心です。
状況調査のうえ適用条件に基づき、請求を取り消します。
つまり楽天市場、Amazon.co.jp、PayPayモール、ZOZOTOWN、SHOPLISTなどなど情報漏洩が起きてもなんら問題がないってこと。
1万円分だろうが30万円分だろうが、被害額のすべてを補償してもらうことが出来ます。
国内発行のカードは補償が完備:
これ別にJCBカードに限った話ではありません。
楽天カード、イオンカード、三井住友カード、ライフカード、セディナカードなど、他のクレジットカードでも類似の補償が存在するため、保有中のクレジットカードが不正利用されてもなんら怖いことはなし。
それゆえ、「不正利用が怖いからネット上でクレジットカードを使うのはちょっと…」と心配する必要なんてないのです。
落としたカードをネット通販で不正利用されても一緒:
加えてクレジットカードの補償制度は、あなたが街で財布ごとクレジットカードを無くし、それを拾った誰かが楽天市場やAmazonで買い物をしてしまった…という場合でも対象になるのでご安心を!
さらにさらに、あなたの自宅に空き巣が入ってクレジットカードを盗まれてしまったり、酔っ払って財布を盗られたとしても問題なし。
とにかくあなたが自身がネット通販でクレジットカードを利用していないことさえ証明できれば、不正被害額の補償をしてもらえると思って間違いないでしょう。
こんな感じでクレジットカードってみなさんが思ってる以上に安心&安全なんです。
被害に気付かないとダメ:
但し、不正被害を補償してもらうためには、あなた自身がクレジットカード利用明細書をチェックして、使った覚えのない利用がないかどうかをチェックする必要性あり。
これをせずに約2ヶ月以上放置をしてしまうと、盗難補償が受けられない場合がありますのでご注意ください。
- 不正利用されたことに気付いた場合:補償してもらえる
- 不正利用されたことに気付かなかった場合:補償してもらえない場合も
大切なのは毎月しっかりと、クレジットカードの明細書を確認することのみです(不正利用の補償については下記記事もあわせてどうぞ)。
使い捨てのカード番号を使うのも手:
『いやいや、そうはいっても通販サイトに自分のクレジットカード番号を入力するのは抵抗があるよ。できればやりたくないな。』
そんな心配性の方は、バーチャルカードやプリペイドカードと呼ばれる支払い手段を利用するのもひとつの手。
たとえばマルイ系のクレジットカード「エポスカード」を持っている人は、エポスバーチャルカードというインターネット上のみで使える使い捨てのクレジットカード番号を発行可能なので、こちらを利用すれば情報漏えいが起きてしまったとしてもまた別のカード番号を取得すればOKとなります(引用&転載元)。
これなら漏洩を心配せずに安心してネットショッピングを楽しむことが出来ますよね。
気になる年会費や発行費も0円です(プラスチック製のカードが発行されるのではなく、ネット通販でのみ使える仮想のクレジットカードが発行される流れ)。
楽天カードではカード名義すらも変更可能:
更にインターネット上で人気の楽天カード保有者も、楽天バーチャルプリペイドカードというネットショッピング専用のクレジットカードを発行可能。
こちらはなんと専用のクレジットカード番号や有効期限を設定してもらえるだけでなく、カード名義すらも自由に変更できるので、極端なことをいえば偽名によるインターネット決済だって可能になります(引用元)。
カード名義やカード名を自由に登録できます
カードごとに「ゲーム用」「音楽用」「動画用」などご利用用途に合わせた名前をつけることができ、支払管理に便利です。
それゆえ、自分の名前を入力するのが怖い海外通販サイトや、不正利用されるとかなり危なそう成人向けサイトなどでの利用に最適なんです。
加えてあまり大きな声では言えませんが、恋人や家族に対して利用明細を隠したい方にもおすすめ。
明細書にはチャージ金額しか載りません。
カード会社側でも不正利用は常に監視してる:
三井住友カードやJCBカードといった大手カード会社だけでなく、楽天カードやライフカード等のクレジットカード発行会社はどこも、365日24時間体制で不正利用がないかどうかを確認中。
- 普段と違う場所で使われた:検知されやすい
- いきなり高額商品が買われた:検知されやすい
- 海外で使われた:検知されやすい
私も過去に不正利用されそうになったことがありますが、だいたいは事前にカード会社による不正利用探知で防いでもらってますよ。
仮に不正利用されたとしても補償があるので被害額は0円となるので安心です。
情報漏えいした場合の対処法は?
では、運悪くあなたのクレジットカード情報が流出してしまった時にはどうすればいいでしょうか?
こちらについては下記記事に詳しくまとめてありますが、あなたのところに情報漏えいの事実が伝わる頃には確実に警察やカード発行会社にも連絡がしっかり届いた後なので基本的にやることはありません。
唯一すべきなのは、普段どおりにクレジットカードの利用明細書を確認することだけ。
その中に不正利用と思わしき利用があればカード会社に連絡をし、自分が使った利用しかなかった場合にはそのままでOKでしょう。
以上、ネット上にクレジットカード番号を入力をするのは危険?ネットショッピングでクレジットカードを使う安全性と、不正対策について解説…という話題でした。
参考リンク:
この他、クレジットカードをまだ持ったことがない方や、持ったばかりの方が勘違いしていがちな点は下記記事を参考にどうぞ。
当記事でも紹介したとおり、クレジットカードはみなさんが思うよりも安心&安全な支払手段であることがわかりますよ。