最大手クレジットカード会社のひとつである三菱UFJニコス発行にも関わらず、入会金&年会費0円で持てるクレジットカードとして人気のVIASOカード(ビアソカード)。
今回はこのVIASOカードにはどのようなメリット&デメリットがあるのかをわかりやすく解説した記事を書いてみたいと思います。
これからVIASOカードを作ろうと思っていた方はもちろん、大手発行の安心&安全なクレジットカードが欲しい方もあわせてお読みください。
VIASOカードの基礎知識:
VIASOの名前の由来:
まず、カード名にもなっているVIASOという単語は、いくら英語辞典で調べても意味が出てこない三菱UFJニコス独自の「造語」です。
ではどういう意味がVIASOにはあるのかというと、これは遊びという言葉をひっくり返してビアソにしただけというだけのもの(情報元はこちら)
- 遊び ⇒ アソビ ⇒ ビアソ ⇒ VIASO
どうやら「遊びを楽しんでもらいたいクレジットカードにしたい」というコンセプトが発行当初にはあったようですが、今ではそのヘンテコな名前だけが残ってしまっている感はありますね(苦笑)
今や深い意味はない…と考えておいたほうが良いかもです。
入会金や年会費などの費用について:
次に、VIASOカードを作るために必要な入会金や年会費は下記の通り。
手数料費用 | 費用 | 解説 |
---|---|---|
入会金 | 無料 | 入会にはお金はかかりません。 |
発行費 | 無料 | カード発行費が別途取られることはなし。 |
事務手続き | 無料 | 手続きにかかる費用も不要です。 |
年会費 | 無料 | 1年間、保有するためにかかるお金は0円。翌年の年会費も無料です。 |
解約手数料 | 不要 | 解約費が取られることもありません。 |
このようにVIASOカードは入会金も発行費も年会費もすべて0円のクレジットカードとなっているので、『クレジットカードって作るとあれこれ費用がかかるんでしょ?』と心配な方でも安心して作れる1枚になるのではないでしょうか。
当然、3年持っていようが5年持っていようが、保有そのもので費用がかかることはありません。
1回払いを使えば金利負担もゼロ:
また、VIASOカードは金利負担についても不要なクレジットカード。
リボ払いや分割払いといった、カード会社からお金を借りて買い物をする支払い手段を使わなければ金利が発生することはないので、『とにかく手数料なんて1円も払いたくない!』と思ってる方は普段から1回払いや2回払いのみを活用ください。
そうすれば入会金も年会費も、金利負担もすべて0円でVIASOカードを支払いに使うことが出来ますよ。
VIASOカードの審査について:
そんなVIASOカードですが、何歳以上でどのくらいの年収があれば作れるクレジットカードなのかについては下記の通り(公式サイトより引用)。
お申込資格 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。
※未成年の方は親権者の同意が必要です。
これを読むと高校生ではない18歳以上の人間で且つ、安定した収入がある方であればVIASOカードが作れるということがわかるのですが、肝心の必要年収や、どのような職業なら作れるのかといった情報はわかりませんよね。
そこで当サイト『クレジットカードの読みもの』ではVIASOカードの審査基準を調査し、職業別の表にまとめてみました。
あくまで当サイトによる予測でしかありませんが、この審査基準とそう大差のない基準であると思って間違いはないと思います。
対象者 | 発行可否 | 対象者 | 発行可否 |
---|---|---|---|
大企業経営者 | ◎ | 会社役員 | ◎ |
中小企業経営者 | ◎ | 公務員 | ◎ |
正社員 | ◎ | 団体職員 | ◎ |
士業 | ◎ | 自由業 | ◎ |
個人事業主 | ○ | 大学生 | ◎ |
派遣社員 | ◎ | 大学院生 | ◎ |
期間工 | ◎ | アルバイト | ○ |
年金生活者 | ○ | パート | ○ |
専業主婦 | ◎ | 家事手伝い | × |
高校生 | × | 無職 | × |
働いていることが入手資格:
ご覧のようにVIASOカードは経営者の方や正社員の方はもちろん、大学生や専門学校生といった学生の方、そしてフリーターやパート主婦の方でも作れるクレジットカード。
それゆえ、必要年収についても年間50万円あれば充分に資格があると言えるので、『自分は年収が低いからVIASOカードを作れないのではないか?』と過度に心配せずに申込をしてしまってOKです。
基本、無職や家事手伝いといった無収入の方でもない限りは、入手できるチャンスがありますよ。
安心の盗難補償付き:
VIASOカードの基礎知識、最後はVIASOカードを紛失してしまったり、悪意のある誰かに不正利用されてしまった時の補償について…なんですが、こちらは大手カード発行会社である三菱UFJニコス発行のクレジットカードらしく、補償は万全といったところ。
下記引用部分のように不正が発覚してからさかのぼって60日分については全額、被害額をカード会社側が負担してくれるという安心さです(赤字部分は当サイトによる装飾)。
カード盗難・紛失にあった際は、すぐにご連絡ください。年中無休・24時間体制でご連絡を受付けています。
万一、不正使用された場合でも、お届けのあった日からさかのぼって60日以降に発生した損害については、NICOSカードの定めた規定にそって負担いたします。
仮に30万円を不正利用されようが、もっと高額の100万円使われたとしても三菱UFJニコス側が負担してくれます。
通販サイトからの情報漏えいにも対応:
加えてVIASOカードの盗難補償は、楽天市場やAmazonといった通販サイトからカード番号が漏洩して不正利用されてしまった場合にもしっかり対応。
クレジットカードで安心してインターネットショッピングやサービスをご利用いただくためオンライン取引での不正利用による損害を補償いたします。
つまりVIASOカードは落としてしまった場合も、紛失してしまった場合も、盗まれた場合も、情報漏えいした場合でも補償があるクレジットカードだということ。
これならクレジットカードは不正利用が怖い…と思ってる方でも安心して使えるクレジットカードになるのではないでしょうか?
町中で、ネット通販で…と、どんどん支払いに利用してしまってください。
ETCカードのみ発行費用が別途必要となる:
VIASOカードは入会金も年会費も無料のクレジットカードですが、唯一、作成時に費用が必要になるのが高速道路の通行で便利なETCカード発行時。
- VIASOカード発行:発行費無料
- 家族カード発行:発行費無料
- ETCカード発行:発行費がかかる
こちらは発行費用として1,000円+税が必要となるので、この費用負担が嫌だという方はETCカードの発行が無料な別のクレジットカードを作ってもらえればなと思います(ETCカードの比較についてはこちらの記事を参照)。
VIASOカードのメリット:
ここまででVIASOカードの基礎知識がわかったところで、続いては肝心のメリットを解説していきます。
ポイントは自動的にキャッシュバック:
VIASOカード最大の魅力といえば、貯めたポイントが自動的にキャッシュバックされるという点です。
これ、一般的なクレジットカードの場合には買い物等で獲得したポイントを後日、商品券や家電などのアイテムと交換するのが普通なのですが、VIASOカードの場合には貯めたポイントはまるごと現金でキャッシュバックされるという特徴あり。
ポイントの還元(オートキャッシュバック)
たまったポイントは1ポイント1円でオートキャッシュバックされます。
ほんと有無を言わさずにキャッシュバックされるので、あれやこれやとポイントの使いみちを悩みたい方にとっては逆に味気なさを感じてしまうほどです(苦笑)
1年に1度、キャッシュバックされる:
では、どのような仕組みでポイントがキャッシュバックされるのか…というと、これは超簡単。
VIASOカードでは入手をした月から1年が経過したタイミングで溜まったポイントを指定の銀行口座(カード代金の振替口座)に入金してきてくれるので、ポイント交換の申請をする必要性もなければ交換を忘れて失効させてしまう心配もありません。
- 一般的なクレジットカード:
ポイント交換が面倒&交換を忘れて失効させてしまうことも
- VIASOカード:
貯めたポイントは1年に1度、自動的にキャッシュバックされる(ポイント交換が不要)
とにかく日々、VIASOカードを買い物に使っていれば年に1回、銀行にチャリンとお金が入る形となります。
年間獲得ポイント数 | 入金金額 |
---|---|
1,000ポイント | 1,000円が入金される |
3,000ポイント | 3,000円が入金される |
5,000ポイント | 5,000円が入金される |
1万ポイント | 1万円が入金される |
年1,000ポイント以上獲得が必須:
但し、VIASOカードで貯めたポイントをオートキャッシュバックしてもらうためにはひとつだけ条件が存在。
それは年間に獲得するポイント数が1,000ポイント以上である必要性があるので、VIASOカードを利用しようという方はとにかく1,000ポイント以上のポイント獲得を目指さなくてはいけません。
- 1,000ポイント以上の場合:年に1回、振込あり
- 1,000ポイント未満の場合:ポイントはすべて失効
キャッシュバックの対象は蓄積ポイントの合計が1,000ポイント以上の場合に限ります。なお、ポイント還元の条件に満たないポイントは該当のポイント蓄積期間終了後に自動的に消滅いたします。
目安としてはだいたい月に2万円程度の利用があれば安心といったところ。
そうすればどう利用しても年間獲得ポイント数が1,000ポイントを超えるため、VIASOカードを使うなら「月2万円の利用」をひとつの目安にしてもらえればなと思います。
携帯料金を支払えばポイント2倍:
VIASOカードの保有メリット、2つ目は携帯料金の支払いやETCカード利用でポイントが2倍貯まるという点。
前述までの話では、VIASOカードを使うなら月に2万円以上の利用をしないとポイントが消滅してしまうよ…という流れでしたが、この携帯料金&ETCカード利用でポイント2倍になる仕組みを利用すれば月額の利用金額を半減させることも。
- 一般店舗での支払い:1,000円あたり5ポイント獲得
- 携帯料金の支払い:1,000円あたり10ポイント獲得
- ETCカード利用:1,000円あたり10ポイント獲得
以下の特定加盟店でのご利用料金は、通常ポイントの2倍(1,000円で10ポイント)たまります。
- ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金
- 携帯電話・PHSのご利用料金(NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル)
- インターネットプロバイダーのご利用料金(Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN)
とにかく年に1,000ポイント以上を獲得することが重要なので、月額のクレジットカード利用金額が少ない方は携帯料金の支払いをVIASOカードで行うなどして獲得ポイント数を増やすようにしてみてください。
それだけでポイント消滅の不安は一掃できるものと思います。
大手発行という安心感が強み:
VIASOカードのメリット、3つ目はVIASOカードの発行&管理を三菱UFJニコスという大手クレジットカード会社が担当している点です。
こう書くと『だからどうしたの?』という方もいるかも…ですが、クレジットカードに対して不安を抱えている方には、大手発行の安心できるクレジットカードを選びたいという要望は多いもの。
そのため、とにかく大手発行で且つ、年会費等の費用が発生しないクレジットカードを探している方にとって、VIASOカードは魅力的な1枚に映ることでしょう。
万が一、不正利用などのトラブルが発生した時も、カード情報が大量に漏洩してしまった場合であっても、大手ならではの対応が期待できます。
大手発行で年会費無料は少ない:
加えて三井住友VISAカードしかり、JCBカードしかり、大手カード会社発行のクレジットカードで入会金&年会費無料のものって結構、少ないんですよね。
そういった意味でもVIASOカードは初心者にやさしい入門カードだと言えるので、『とりあえず1枚、クレジットカードを持ってみたい』という方はこのカードから始めてみてはいかがでしょうか?
中小企業発行のクレジットカードや、クセが強いカードを持つのはその後でも遅くはありません。
出費0円で被災者に寄付が可能:
VIASOカードのメリット、最後は人気キャラクター「くまモン」がデザインされた、下記のVIASOカード(くまモンデザイン)を作った場合のみ適応されるメリットなんですが、普段どおり、VIASOカードを支払いに使うだけで100円あたり0.4円分が熊本県に寄付されるという点です。
「平成28年熊本地震」で被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
本カードは通常、カードご利用代金の0.2%を熊本県へ寄附しておりますが、 支援活動の一環として、0.2%を上乗せした 0.4%※を熊本県へ寄附させていただきます。(中略)
※寄附金額は予告なく、カードご利用代金の0.2%(通常)に変更する場合がございます
まぁ1万円利用しても40円分の寄付のみかぁ…と考えると少なめですが、100万円単位でVIASOカードを利用すれば4,000円の高額寄付に繋がるので使い方次第。
とにかく支払いにVIASOカード(くまモンデザイン)を使うだけで寄付が出来るとあって、社会貢献に関心がある方に人気なんです。
寄付は三菱UFJニコス持ち:
『いやいや、そうはいってもVIASOカードを使う度に0.4%分も寄付されたら溜まったもんじゃないよ!』
そんな風に思われた方もいるかもしれませんが、VIASOカード(くまモンデザイン)はみなさんの負担なしに寄付が行われるクレジットカード。
下記表のように寄付そのものは三菱UFJニコスが自腹で行ってくれるので、通常のVIASOカードと比べても、みなさんが獲得できるポイント数に違いはありません。
比較項目 | 通常のVIASO | くまモンのVIASO |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1,000円利用で5ポイント | 1,000円利用で5ポイント |
熊本県への寄付 | なし | あり |
寄付の負担 | なし | なし |
寄付の負担 | 公式サイト | 公式サイト |
要はくまモンデザインに抵抗がない方であれば、熊本地震への被災者のためにもくまモンデザインを選んだほうが良いということ。
そうすれば『私が今、スーパーマーケットで支払いをした金額の一部が、熊本県に寄付されるんだなぁ…』といった、ちょっとした社会貢献を感じられるようになりますよ。
せっかくなら困っている人を助けてあげてください。
VIASO eショップはもはやメリットではない:
クレジットカードについて詳しい方だと、「VIASOカード=ネット通販でお得なクレジットカード」という認識を持っている方も多いかと思いますが、今や楽天市場やAmazonといった、ネット通販利用時にポイントの上乗せがあるのはごくごく普通の話。
- 昔:楽天やAmazonで上乗せポイントがあるのは強みだった
- 今:どのカード会社でも同様の仕組みが存在
JCBカードでも三井住友カードでもオリコカードでも同じような仕組みが採用されているので、VIASOカードだけがネット通販に強いわけではないですね。他のカードと比較する際には過度にこの点を評価しすぎないよう、お気をつけください。
VIASOカードのデメリット:
メリットを紹介した後はデメリット…ということで、ここから先はVIASOカードを使う上での落とし穴について解説していきます。
ポイント還元率が平均的:
VIASOカードのデメリット、1つ目はポイント還元率がごくごく平均的であるという点。
この点はまぁ、平均的なら別にデメリットでもないのでは…という考え方も出来るんですが、ネット上で人気な楽天カードなどと比べるとポイント獲得量に物足りなさがあるのも事実なので、VIASOカードを使うならこの点は予め覚悟ください。
大手発行という安心さを取るか、ポイントの貯まりやすさを取るか、そんな形で選んでもらえればと思います(その他、ポイントが貯まりやすいカードはこちらを参照)。
大手カード会社と還元率は変わらない:
尚、VIASOカードのポイント還元率は、三井住友VISAクラシックカードやJCB一般カードとほぼほぼ同一。
- VIASOカード…1,000円あたり5ポイント
- 三井住友VISAカード…1,000円あたり5ポイント
- JCB一般カード…1,000円あたり5ポイント
つまりこれが世の中全般の平均値であると言えるので、極端に損なクレジットカードというわけでもありませんよ(厳密にいうとボーナスポイントがある分だけ三井住友VISAカード等のほうが還元率は高いが、その分、年会費がかかるのがネックとなる)。
その点はご安心ください。
年1,000ポイント以上貯める必要性あり:
VIASOカードのデメリット、2つ目はオートキャッシュバックの解説部分でも紹介させていただいたように、VIASOカードでは年間1,000ポイント以上のポイントを貯めることが必須であるという点です。
- 1,000ポイント以上の場合:年に1回、振込あり
- 1,000ポイント未満の場合:ポイントはすべて失効
こちらは地味に高いハードルとなっているので、VIASOカードを作成しても月に2万円は使えないなぁ…と思う方は、他の年会費無料カードを作ったほうがお得かも。
そうじゃないと毎年毎年、ポイントを失効させるだけで1円の節約にならないかもしれません。
利用する際はとにかく月2万円以上。これを目標にVIASOカードを使ってもらえればなと思います(他の年会費無料カードは下記記事参照)。
サービス内容の刷新が近々あるかも?
他社発行のクレジットカードが続々と新しいMastercardのロゴを採用していく中、VIASOカードの券面には未だにMastercardの古いロゴが掲載されたまま。
- 他社カード:2~3年前にデザイン刷新
- VIASOカード:未だに古いロゴのまま
さすがに現行デザインのままで発行を継続するとも思えないので、近々、券面デザイン変更や、なんらかのサービス強化が行われる可能性が高そうな気がします。
これからVIASOカードを作ろうと思ってる方は、それに期待しましょう!
よくある質問とその答え:
さらにVIASOカードに関する疑問を解決してもらおうと、Q&A形式でよくある質問とその答えを作ってみました。まだまだ不安な方はこちらも参考にどうぞ。
Q.どこのお店で利用できるの?
VIASOカードが支払いに使えるお店はどこか…というと、これはクレジットカード払いが使えるお店であればほぼすべて。
コンビニ、スーパーマーケット、書店、ドラッグストア、百貨店、レストラン、居酒屋などなど、とにかくクレジットカード払いOKのお店ならどこでもVIASOカードを支払いに使えると思って大丈夫なので、どんどん利用してポイントを貯めてしまってください。
大きいお店だけでなく、小規模なお店でだって利用できます。
通販サイトでもどこでも利用可能:
同様に楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどなどのインターネット通販モール上でもVIASOカードは利用可能。
- 楽天市場:利用OK
- Amazon:利用OK
- Yahoo!ショッピング:利用OK
こちらもクレジットカード払いOKなウェブサイトであればどこでも利用できると思って問題ないので、メルカリやヤフオクなどでもVIASOカードを使ってみてください。
特に普段から代引きやコンビニ払いで通販を利用していた方は、こんなにも楽になるんだと感動してもらえるものと思いますよ(その他、VIASOカードが使えるかどうかの判別方法は下記記事参照)。
Q.海外でも利用できるの?
VIASOカードはアメリカや韓国といった海外でも支払いに使えるのかどうか…というと、こちらも問題なく利用可能。
それらの主要国だけでなく、ブラジルやUAE、南アフリカやコスタリカなど国や地域であっても問題なく支払いに使えるのでご安心ください。
基本、世界中で利用できると思ってOKです。
使えるお店の数も非常に多い:
また、VIASOカードはMastercard提携のクレジットカードゆえ、それらの国や地域においての使い勝手も安心そのもの。
かの有名な三井住友VISAカードと同等に使えるお店の数は多いので、ホテル代やレンタカー代などの支払いにガシガシとお使いください(VISAやMastercardの解説は下記記事を参考に)。
Q.VISAブランドは選択できないの?
VIASOカードは過去、VISAとMastercardの2つの国際ブランドを選択可能なクレジットカードでしたが、現在はMastercardとのみ提携可能なカードに変更済み。
- 過去:VISAとMastercardを選択可能
- 現在:Mastercardのみ選択可能
残念ながらVISAブランドを選択することはできなくなってしまったので、どうしてもVISAカードが欲しい方は下記記事を参考に別のカードを探してもらえればなと思います。
Q.VIASOカードのETCカードは作るべき?
VIASOカードで発行可能なETCカードは、残念ながら発行手数料が別途かかるちょっと損なETCカード。
そのため、当サイト『クレジットカードの読みもの』としてはETCカード作成をあまり推奨していないのですが、前述のようにVIASOカードにはETCカード利用でポイント2倍になる特典が存在するため、使い方次第ではお得になることもありえるんですよね。
- ETCカードをあまり使わない人:ちょっと損
- ETCカードを積極的に使う人:元が取れるかも
目安としては月に1万円前後、ETCカードを利用するかどうか…といったところ。
そのくらい使う方なら発行費の元くらいカンタンに取れると思うので、ETCカードの発行を検討して大丈夫です(1年目は損するが2年目以降に得する計算)。
更新費はかからない:
ちなみに。
VIASOカード経由で発行したETCカードが有効期限切れとなり、新規に新しい更新カードを発行してもらう時に費用負担が必要かどうか…というと、こちらは一切不要。
- 新規発行費用:必要
- 更新時の発行費用:不要
あくまで新規にETCカードを発行する時のみ発行費が必要なだけなので、使い続ければ続けるほどにお得なETCカードになっていくことでしょう(ETCカードに関連する費用一覧は下記記事にて解説)。
UFJカード発行のVIASOカードも存在した:
まだ三菱UFJニコスが誕生したての頃、VIASOカードにはNICOSブランドのものとUFJカードブランドのものの2種類が存在していたんですよね(UFJニコスは合併前、日本信販とUFJカードという別のカード会社だった)。
確か、中身としてはほぼほぼ同一でしたが、ETCカードの発行費が必要か不要かといった違いあったような記憶あり。
まぁ現在ではUFJカードブランドのVIASOカードは入手できなくなってしまったので結果として1つに統合されましたけれども、そのくらい歴史のあるクレジットカードなんだということを理解いただきたくて昔話を書いてみました。
もうかれこれ、10年以上は発行され続けてる1枚です。
さぁVIASOカードを作ろう:
ここまでVIASOカードの基礎知識からメリット&デメリットをわかりやすく解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
これでVIASOカードの仕組みはバッチリだと思うので、大手カード会社発行の安心&安全な年会費無料カードが欲しい方や、オートキャッシュバックの仕組みに魅力を感じた方は是非、この機会に申込をしてもらえればなと思います。
以上、専門家がVIASOカードをわかりやすく解説(2019年版)!三菱UFJニコス発行の年会費無料クレジットカードとして人気のカードです…という話題でした。
参考リンク:
三菱UFJニコス発行のクレジットカードをもっと知りたい…という方は下記記事も参考に。年会費の安いゴールドカードなども紹介しています。