今や2,000万人を超える人が愛用中の楽天カード。
この楽天カード利用時のポイント獲得数が2023年11月請求分から改悪され、100円未満の支払いではポイントが貯まらない仕様へと変更となります。
そこで今回は楽天カードのポイント制度がどのように変わるのかをわかりやすく解説。普段から楽天カードを活用されている方は確認をどうぞ。
楽天カードのポイント付与方法変更について:
支払いごとにポイント計算される仕様に:
早速、楽天カードのポイント獲得数がどのように変更になるのか…というと、これは下記の通り。
- 変更される前
毎月のカードショッピング利用金額合計に対して100円につき1ポイント - 変更された後
カードショッピングごとの利用金額に対して100円につき1ポイント
要は1ヶ月単位でまとめて計算&付与されていた楽天ポイントが、支払いごとに変更になりますよ…ってこと。
たださすがにこれだけでピンと来る方は少ないかと思うので、わかりやすく計算方法の違いを表にしてみました。
利用場所&金額 | 今まで | これから |
---|---|---|
本屋1,080円 | 154ポイント | 10ポイント |
コンビニ95円 | - | |
薬局3,080円 | 30ポイント | |
スーパー198円 | 1ポイント | |
洋服店1万980円 | 109ポイント | |
合計1万5,433円 | 合計150ポイント |
ご覧のように支払いごとの都度計算になると、獲得ポイント数がやや減少することがご覧いただけるものと思います。
100円未満の支払いでは獲得ポイントはゼロ:
さらに計算方法の違いをわかりやすくするため、極端な使い方をした事例も作ってみました。
利用場所&金額 | 今まで | これから |
---|---|---|
セブン-イレブン80円 | 4ポイント | - |
ファミマ75円 | - | |
ローソン90円 | - | |
ミニストップ60円 | - | |
生活彩家95円 | - | |
合計400円 | 合計0ポイント |
今後は支払いの都度、獲得ポイントが計算される仕様になるため、100円未満の支払いで楽天カードを使ってもポイント獲得はゼロのまま。
それゆえ、コンビニでの少額決済を繰り返す方だと、どんなに楽天カードを使ってもポイント獲得なしとなるのでご注意ください。
※最近はコンビニでも100円未満のものがほとんど売られていないので、過度に心配する必要はありません。
楽天モバイル事業の失敗によるもの:
ではなぜ楽天カードではこのようなポイント制度の改悪を行うのか?
これはまぁクレジットカード業界全体の収益性が低下してる影響もありますが、やはり一番大きいのは楽天モバイル事業の失敗による影響と考えるのが自然。
同じグループ会社である楽天銀行や楽天証券でもサービスの改悪が繰り返されていることをみると、今後も楽天モバイルの事業が黒字化するまで細かな改悪が発表される可能性が高そうです。
以上、楽天カードの獲得ポイント計算方法が変更へ!今後は楽天カードを100円未満の支払いで使っても、ポイント獲得ゼロとなります…という話題でした。
参考リンク:
楽天カードを作るべきかどうか迷っている方は下記記事も参考に。ネット上での評判よりも実際の評判は高めですよ。