あんまり広めすぎると規制されちゃうかも…という話題ではありますが、今回は「お金に困った時、借金をせず乗り切る方法」を紹介してみたいと思います。
あくまで一時的なお金不足を乗り切る方法に過ぎませんが、この方法なら金利を1円も発生させることなく金欠を乗り切れるはず。
とりわけリボ払い、分割払い、消費者金融からのキャッシングなどでピンチを乗り切ろうとしていた方は是非、参考にしてみてください。
活用すればムダな金利発生を抑えられますよ。
金利を負担せずに金欠を乗り切る方法:
金欠時=ビューカード最強説:
お金に困ったな…ちょっと銀行口座残高が足りないな…という時に作るべきなのは、JR東日本が発行しているクレジットカード「ビューカード」です。
このビューカードではなんと、1回払いで支払ったものをあとから2回払いやボーナス払いに切り替え可能。
まぁこう書いてもあまりその凄さが伝わらないかも…なので、わかりやすく例をあげてみますね。
1回払いしか使えない店舗でも活用可能:
たとえばクレジットカード払いはOKだけれども、1回払いしか受け付けてくれない人気の洋服店「UNIQLO(ユニクロ)」。
このお店でクレジットカード払いをした場合には、通常、翌月にしっかりとその金額を請求されることになります。
『いやいや、後からリボに設定すれば支払いを先延ばしできるけど?』と思った方は詳しい方ですね。
しかし、ご存知のようにリボ払いに切り替えた場合には金利手数料が別途、発生してしまうもの。
確かに支払いを先延ばしできますが、金利負担も重くなるのであまりお得な先延ばし方法とは言えません。
ビューカードなら手数料不要で先延ばし:
反面、ビューカードでは1回払いした支払いを後から「2回払い」や「ボーナス1回払い」に変更可能。
これらの支払い方法は負担0円で支払い時期を先延ばしできるので、完全無料で支払いだけを先送り可能です(支払い方法と金利についてはこちらの記事を参照)。
- 他のカード:
後からリボに変更することで支払いの先送りは可能だが、別途、金利手数料が発生してしまう。 - ビューカード:
後からボーナス払いに切り替えられるので、金利負担なしで支払いを先延ばしできる。
つまり『今、ちょっと手元にお金が足りないな…』と思ったら、ビューカードを入手して支払いをどんどん先送りしちゃえばOKってこと。
一時的な金欠ならば、これだけで借金せずに金欠を乗り切ることが出来ます(慢性的な金欠でも金利負担を減らせるメリット有り)。
ボーナス払い不可の店でも使える:
『ビューカードのサービス内容はわかったけど、それって別に最初からボーナス払いを指定して支払えばいいんじゃない?』と思われるかもしれません。
しかし、ここが重要なポイントで、ビューカードはボーナス払いを受け付けてくれないお店でも、後日、支払いをボーナス払いに切り替え可能なのが大きな強み。
- 他のクレジットカード:
ボーナス払いOKの店でしかボーナス払いが使えない - ビューカード:
ボーナス払い不可のお店でも問答無用でボーナス払いが使える
要するに店頭で「うちはボーナス払いダメだよ!」と断られても、こっそり後からボーナス払いに変更可能ってことです。
ビューカードが自腹で負担してる?:
ではなぜビューカードでのみ、こういったあとからボーナス払いやあとから分割2回払いが使えるのか?
この加盟店との契約の仕組みについてはビューカードの内部の方のみ知るもの…ですが、予測するに加盟店と個別にそういった契約を結んでいるのではなく、ビューカード側がそのデメリットをすべて引き受けることで提供している可能性大*1。
カンタンに言えばビューカードが自腹で提供してるサービスってことです。
結果、冒頭でも触れたように、ビューカードの強みが知れ渡って利用者が増えると規制されてしまう可能性あり。
まぁ支払い切り替えサービス自体はもう10年以上も前から提供されているもののため、すぐにどうこうなるものではありませんが、多くの方がこのサービス目当てでビューカードを作るようだと問題になる日が来るかもしれません。
定期券を買ってボーナス払いに切り替えることも:
1回払いで購入したものをあとからボーナス払いに切り替えられるサービスは、電車の定期券であっても適用可能。
それゆえ、金欠で1ヶ月分しか定期券を買えない…という方も、ちょっと無理して3ヶ月定期や6ヶ月定期を購入してみてください。
- 他のクレカ:定期券はボーナス払い不可
- ビューカード:定期券でもボーナス払い可能
それだけで定期券代を大幅に浮かせることが出来ますよ(定期券代分は別枠にして浪費しないよう注意!)。
Suicaチャージすら先延ばしできる:
ちなみに。
ビューカードを使って支払いを先延ばしできるのはなにも店頭での支払いだけではありません。なんとSuicaチャージについても余裕で先延ばしできます(苦笑)
実際、下記画像を見てもらえればわかる通り、2016年11月16日に渋谷駅でオートチャージした分が「ショッピングボーナス一括払い」に切り替えられているのが見て取れるはずです。
但し、残念ながらボーナス払いへの切替は1万円以上の支払いのみ可能。それゆえ、Suicaチャージを先延ばししたい方は、チャージ金額を大きめにしてご利用ください。
これでコンビニで使う100円や200円の支払いから電車やバスでの交通費まで、すべて実質的にボーナス時期へ先送りできます(少額決済をSuicaで支払うことで、支払いを先延ばしする)。
2回払いは5,000円以上:
また、同様にSuicaチャージを2回払いに切り替えるのも試してみました。「ショッピング2回払い」という文字が確認できると思います。
こちらは5,000円以上の支払いなら2回払いに切り替えられるので、「今月はちょっとお金がピンチだけど、来月の給与が入れば支払えそう…」といった場合に活用ください。
追記:2021年6月時点の履歴
追記です。
ちょっと履歴が古くなってしまったので、再度、Suicaチャージをボーナス払いや分割払いに切り替えられるかどうかを試してみました(2021年6月時点での履歴)。
このようにビューカードを利用すれば手数料0円でSuicaチャージを先延ばし可能となります。
以上、あまり広まると規制されるかも?お金に困った時に作るべきは消費者金融のカードではなく、JR東日本のビューカードで間違いない話でした。
参考リンク:
現時点でお金に困っていてもうどうしようもない…という方は、下記記事もあわせてご覧ください。生活が苦しくなった時に役立つ知識をまとめています。
*1:通常、お店のお客さんがボーナス払いを利用した場合、お店側はボーナス払い時期まで入金が先延ばしされるか、高い手数料負担をもって早めにカード代金回収をするもの。そのため、「ボーナス払い不可のお店」なのに勝手にボーナス払いを使わせちゃえば、お店からの苦情に繋がりかねないので、その負担はビューカード側が負っていると考えるのが自然です。