ヤマダ電機で買い物をすると、ザクザク貯まるポイント制度『ヤマダポイント』。
このヤマダポイントは1ポイント=1円としてヤマダ電機で使えるお得なポイントですが、実はヤマダポイントをそのまま店頭で利用するのは損なことはあまり知られていないんですよね。
そこで今回はお得なヤマダポイントの使い方をわかりやすく解説。効果的にヤマダポイントを使い切りたい方は是非、参考にしてもらえればなと思います。
ヤマダポイントのお得な使い方について:
ポイント利用分にはポイントがつかない:
まず、ヤマダポイントをヤマダ電機店頭で利用するとなぜ損をするのか?その理由は非常にシンプルで、ポイント利用分にはヤマダポイントが付与されないからです。
わかりやすくヤマダポイントが10%付く商品を1万円購入した場合で比較してみると、こんな感じ。
支払手段 | 還元率 | ポイント獲得数 |
---|---|---|
現金払い | 10% | 1,000ポイント |
クレジットカード払い | 8% | 800ポイント |
電子マネー払い | 8% | 800ポイント |
ポイント払い | 0% | なし |
つまりヤマダ電機でポイント払いしてしまうと、貰えるはずのポイントが1ポイントも貰えないってこと。
- 通常支払い:8~10%分のポイント獲得
- ポイント払い:ポイント獲得ゼロ
これは考え方次第ではありますが、実質、1割くらい高く商品を購入させられるのと一緒ですよね。だったらポイント払いなんてせず、現金やクレジットカード払い等で購入したほうがよほどお得でしょう。
ポイント交換してもヤマダポイントは損:
それじゃどうやってヤマダポイントを消化するのがお得なのか…というと、これがちょっと難しい。
なぜなら、他のポイント制度なら楽天ポイントやVポイントに等価で交換が出来たりするんですが、ヤマダポイントの場合には全日空のANA SKY コインへの交換ルートが存在する程度だからです(ANA SKY コインとは等価交換だがアプリ上からの交換申請が必要)。
まぁ普段から全日空を利用している方や、たまには旅行に行きたいな…と思ってる方なら問題ありません。
しかし、『いやいや、飛行機で旅行なんて行かないよ』なんて方だと、ANA SKY コインに交換して利用するよりもヤマダ電機でそのまま使ってしまったほうが価値がある状況です。
ANAマイルへの交換レートは悪い:
加えてANA SKY コインだけでなく、ヤマダポイントはANAマイルへの交換も可能なんですが、こちらの交換レートは4,000ポイントあたり1,000マイル。
そのため、あえてANAマイルに交換するよりも、そのままヤマダ電機でポイントを消費してしまったほうがお得なんですよね(1マイル4円換算になるため交換レートが悪い)。
損してまでマイルに交換する価値なしです。
ヤマダポイント活用の狙い目は2つ:
では、ヤマダ電機のヤマダポイントはどう消化するのが良いのか。私がいろいろと調べた上で行き着いた「狙い目」は主に2つです。
1.ヤマダ電機内の特価品を狙う
ヤマダポイントのお得な使いみち、1つ目はヤマダ電機の店舗内にある特価品やApple製品などの、ポイントが付かない家電やパソコンを購入する方法です。
こちらは現金やクレジットカード払いで購入しても、ポイント払いで購入しても基本0ポイント。
それゆえ、ここぞとばかりにポイントを大量消費しても損せずポイントを使い切ってしまうことが出来ます。
支払手段 | 特定商品のポイント還元率 | ポイント獲得数 |
---|---|---|
現金払い | 0% | 0ポイント |
クレジットカード払い | ||
電子マネー払い | ||
ポイント払い |
中でもApple製品は非常に狙い目。
- 一般的な商品:ポイントで払うと獲得ポイント分を損する
- 特売品など:現金で払ってもポイント獲得ゼロなので一緒
iPad、iPhone、MacBook Airなどはポイントが付いても1%程度となっているため、ヤマダポイントの消化先としてはうってつけの商品だと言えますよ。
スマホの機種変をするならヤマダポイントで払ってしまいましょう。
2.ヤマダ電機のウェブサイトで使う
ヤマダポイントのおすすめ利用先、2つ目はヤマダ電機の通販サイトであるヤマダウェブコムやヤマダモール等で使い切ってしまう方法です。
これらの通販サイトでもポイント還元率が10%程度な商品が存在するものの、多くの特売品のポイント還元率が0~1%に設定されていることが多い状況…。
つまりポイント払いしても無駄なくポイント消費できるので、Apple製品等の店頭購入に興味がない方に最適なんです。
加えてヤマダウェブコムやヤマダモールは、ヤマダ電機店頭よりも販売価格が安いのも魅力のひとつ。
買い慣れている商品であればむしろ店頭で購入するのが馬鹿らしくなってしまうほどなので、是非、店頭と通販サイトの価格差を確認してみてください。
通販のほうがお得であればポイント消化あるのみです。
店頭での価格交渉にも使えるヤマダウェブコム:
ヤマダ電機の店頭に行くと、『他店価格に徹底対抗!』や『ウェブ価格を調査済み!』といった張り紙がされていることが多いのですが、実際の実売価格でいうとネット通販よりかはかなり高め。
その点、通販サイトであるヤマダウェブコムの価格設定は他の通販サイトに対抗した価格が付けられていることが多いので、ヤマダ店頭で購入したい商品を見つけたらヤマダウェブコムを確認し、『御社のネット通販でこの価格なんですけど?』と交渉してみてください。
大抵、ヤマダウェブコムの価格に合わせて販売してもらえるものと思います。
ヤマダポイントは早めに消化を:
ここまでヤマダポイントのお得な使い方を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
100ポイントや200ポイント単位でしかポイントが溜まっていない方であればそこまで気をつける必要性はありませんが、洗濯機やテレビの購入でヤマダポイントが10万ポイント以上も溜まってしまっている方は、今回紹介した方法でムダなく消化してください。
前述のように、そのまま店頭で利用すると10%割高で商品を購入するのと一緒ですよ。
以上、ヤマダ電機のヤマダポイントをお得に使う方法を調査!ヤマダポイントはそのまま店頭で利用すると、損するポイント制度です…という話題でした。
参考リンク:
クレジットカード払いでもっとポイントを貯めたい方は、ポイントの貯まりやすいクレジットカードを1枚作っておくとなにかとお得。
専門家おすすめの高還元率カードについては下記記事を参考にどうぞ。