ここ最近、日本航空(JAL)の会員情報更新を装うフィッシングメールが増加中。
送信元のメールアドレスが「un@jal.com」や「eo@jal.com」ゆえに信じてしまいそうになりますが、更新要リンク先として設定されているURLは日本航空とはまったく関係のないアドレスとなります。
以下、いくつかその事例を紹介。くれぐれもご注意ください。
JALを装うフィッシングメール事例:
JAL会員情報の更新を促すメール事例:
日本航空の会員情報更新を促す不審なメール事例です。
【重要】JAL会員情報の更新に関するお知らせ
この度、お客様の会員情報に不備があるため、正確な情報の更新をお願い申し上げます。
お手数をおかけいたしますが、以下のリンクよりお客様情報の確認と更新をお願いいたします。
【更新用リンク】
お客様の大切な情報の保護のため、リンクは有効期限がございますので、お早めに手続きをお願いいたします。
今後ともJAL航空をご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
JAL航空 カスタマーサービスセンター
「更新用リンク」に割り当てられているURLは公式のものと異なるため、絶対に対応しないようにしてください。個人情報抜き取りを目的としたフィッシング詐欺で間違いありません。
JAL側でも注意喚起を促している:
尚、どうやら相当数のフィッシングメールが送信されているようで、JAL側でも公式サイト上で注意喚起を掲載中。
昨今、弊社および弊社グループ会社名を装って、クレジットカード番号や暗証番号などのお客さまの個人情報を詐取する不審なメールが確認されております。
具体的には、弊社のメールアドレスになりすまし、第三者が偽りのメールを送信して個人情報の入力を促し、情報を搾取するというものです。
弊社より予約・商品サービスのご案内などの電子メールをお送りすることはありますが、お客さまのクレジットカード番号、暗証番号などの個人情報を要求する電子メールをお送りすることはなく、このような不審な電子メールに記載されているリンク先やコールセンターは弊社とは一切関係ございませんので、ご注意いただきますようお願い申し上げます。
実際、私の元にも大量のフィッシングメールが届いているほどで、ピーク時には1日100通近く受信する場合も出てきました(2023年7月23日の朝0時~7時までの迷惑メール例)。
まぁ1時間あたり4~5通も送ってくると逆に怪しさが増してしまうだけな気もしますが、みなさんもご注意ください。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日:2023年9月28日