2023年8月にフィッシング対策協議会に報告されたフィッシング詐欺件数は、下記グラフの通り(引用&転載元はこちら)。
7月より1万7,439件ほど減少し、9万9,585件となりました。比率にして14.9%の減少となります。
フィッシングメールの大半はAmazonを騙るもの:
フィッシングメールの大半はAmazonを騙るもの。なんと報告数全体の36.1%になるとのことです。
前月に引き続き Amazon をかたるフィッシングの報告が多く、報告数全体の約36.1%となりました。次いで報告数が多かった三井住友カード、ヤマト運輸、三井住友銀行、Apple、セゾンカードをかたるフィッシングの報告をあわせると、全体の約74.2%を占めました。
また、1,000件以上の大量の報告を受領したブランドは15ブランドあり、これらで全体の約92.4%を占めました。
また、三井住友カード、ヤマト運輸、三井住友銀行、Apple、セゾンカードを騙るフィッシング報告をあわせると全体の74.2%になるとのこと。
要するにだいたいこれらのブランドを騙るフィッシング詐欺が中心であることがわかります。
フィッシング詐欺に悪用されたブランド数:
フィッシング詐欺に悪用されたブランド数は下記グラフの通り。
フィッシングに悪用されたブランド数は91。
そのうち、クレジットカードや信販系企業が19ブランドと最多となりましたが、前月比では8ブランド減少したとのことです。
フィッシングに悪用されたブランドは 91 ブランドでした。
クレジット・信販系 19 ブランド、通信事業者・メールサービス系 16 ブランド、金融系 12 ブランド、配送系 6 ブランド、EC 系 6 ブランド、オンラインサービス系 6 ブランド、決済サービス系 5 ブランドとなり、前月と比較すると、全体的に各分野で悪用対象となったブランド数は減少傾向となり、特に金融系ブランドは 8 ブランド減少しました。
ここ最近、正規メールと見間違うほどよくできたフィッシングメールが増えてきています。そのため、どこから届いたメールであっても過信せず、中身を精査いただけますよう、よろしくお願いいたします。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日:2023年9月7日