2023年6月にフィッシング対策協議会に報告されたフィッシング詐欺件数は、下記グラフの通り(引用&転載元はこちら)。
2023年6月のフィッシング報告件数は14万9,714件となり、前月比で3万5,925件の増加となりました。比率にして31.6%アップとなります。
フィッシングメールの大半はAmazonを騙るもの:
フィッシングメールの大半はヤマト運輸を騙るもの。なんと報告数全体の18.1%になるとのことです。
ヤマト運輸をかたるフィッシングの報告は報告数全体の約 18.1 % となり、次いで各 1 万件以上の報告を受領した イオンカード、Amazon、セゾンカード、ジャックスをかたるフィッシングの報告をあわせると、全体の約 60.2 % を占めました。
また、1,000 件以上の大量の報告を受領したブランドは 20 ブランドあり、これらで全体の約 91.6 % を占めました。
また、イオンカード、Amazon、セゾンカード、ジャックを含めると全体の60.2%にもなるとのこと。
現状、これらのブランドを騙るフィッシング詐欺が中心であることがわかります。
フィッシング詐欺に悪用されたブランド数:
フィッシング詐欺に悪用されたブランド数は下記グラフの通り。
フィッシングに悪用されたブランド数は107個ほど。そのうち、クレジットカードや信販系企業が22ブランドと最多となりました。
フィッシングに悪用されたブランドは 107 ブランドでした。
金融系 22 ブランド、クレジット・信販系 22 ブランド、通信事業者・メールサービス系 9 ブランド、EC 系 9 ブランド、官公庁 6 ブランド、配送系 6 ブランドとなり、前月と同様に金融系とクレジット・信販系ブランドが多い状況が続いています。
クレジットカードや銀行を騙るフィッシング詐欺が増加傾向にあるので、くれぐれもご注意ください。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日:2023年9月8日