質問:
『クレジットカード代金の支払日にうっかり入金を忘れて残高不足を起こしてしまった。こういった時って、1回目から信用情報を傷つけてしまうの?』
回答:
これはケースバイケース。
たとえばあなたが上場企業に勤める高年収のビジネスパーソンで過去に支払遅延を起こしたことがない方であれば、1~2回程度の残高不足は「うっかり」として考慮してもらえる可能性が高いです。
- 1日程度の支払遅延:信用情報は傷つかない可能性大
- 数日以上の支払遅延:信用情報に記録が残るかも
まぁ信用情報に現れない部分で信頼を失ってしまうことはあるかも…ですが、それもその後、健全にクレジットカードを利用&支払すれば1年くらいで元通りになるもの。
さほど心配する必要はありません。
信用力が低い場合は一発アウトもありえる:
反面、現時点で職業が不安定で収入が低い方の場合だと、個人信用情報機関に悪い履歴がつくうんぬんではなく、1回目の残高不足からクレジットカード会社に契約継続を問題視されることも。
とりわけ入手した時点で利用限度額が5~20万円程度しかもらえていない状況下だと、残高不足発覚から即、クレジットカードの強制退会措置につなげるケースだってありえる話です。
- 信用力が高い場合:年1回程度ならさほど問題にならない
- 信用力が低い場合:初回の残高不足でも問題視される
当然、強制退会になれば信用情報は大きく傷つきます。
何日以上だとCICなどに悪い履歴が残るのか?:
尚、ちょっと専門的な話になりますが、CICに「未入金(利用者の事情により入金日に入金なし)」を示すAマークはどのタイミングでつくのか…についてはクレジットカード会社次第といったところ。
前述のように1日程度の支払遅延でAマークを付けてくるクレジットカード会社はほぼありませんが、金欠状態が確定する数日以上の支払遅延を起こしてしまえばAマークを付けられても文句は言えません(残高不足の解消がすぐにできない=現時点でお金に困っている状態の証明)。
それがイヤなら当日 or 翌日中には残高不足を解消すること。これを心がけください。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月30日