質問:
『噂によるとブラックカードの利用限度額って無制限らしいんだけど、これってほんと?実際の限度額がどうなっているか教えて!』
回答:
これは残念ながらウソ。正しい情報ではありません。
論より証拠、ブラックカードを複数枚保有している私の限度額はせいぜい300万程度。
まぁ私が社会的信用の低い個人事業主であることもありますが、たとえブラックカードだとしても限度額が飛び抜けて高いわけではないのです(下手するとその辺のゴールドカード保有者と限度額は一緒)。
限度額無制限はカード会社が許さない:
こう書くと、『いやいや、ダイナースクラブのブラックカードなら無制限に使えるって話を聞いたぞ?』といったような反論をする方もいますが、こちらも大きな間違い(ダイナースクラブカードの解説はこちら)。
そもそもクレジットカードは代金を回収できてこそ成り立つビジネスモデルなので、制限なく支払いに使わせてしまえばカード会社が破綻するだけとなります。
- 限度額がある場合:
カード代金が回収できなくてもカード会社の損害は限定的 - 限度額が無制限の場合:
カード代金の回収ができなくなるとカード会社が倒産する
年収ウン十億円を稼ぐ大富豪のブラックカードですら、限度額は存在します。
無制限と思えるほど限度額が高い人はいる:
このようにブラックカードの限度額が無制限に設定されることはありませんが、上場企業の社長など、社会的な信用力が高い方の場合には限度額が数億円以上に設定される場合あり。
こうなると、まるで限度額の設定がないかのようにブラックカードを使えるので、実質的な無制限といってもいいのかもしれませんね。
- 多くのブラックカード保有者:限度額はせいぜい300~1,000万円程度
- 社会的信用が高いブラックカード保有者:限度額が1億円を超える場合も
高級車やマンション購入だって、理論上は可能となります。
参考リンク:
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最終更新日:2024年5月2日