2022年1月~12月の間に、日本国内で発行されたクレジットカードが対象となった不正利用被害額をまとめたデータです(数値は一般社団法人日本クレジット協会の統計から)。
クレジットカード不正被害の発生状況
項目 | 被害額 | 構成比 | |
---|---|---|---|
不正利用被害額の内訳 | 偽造カード被害額 | 1.7億円 | 0.4% |
番号盗用被害額 | 411.7億円 | 94.3% | |
その他不正利用被害額 | 23.3億円 | 5.3% | |
不正利用被害額(総額) | 436.7億円 |
各項目の解説は下記を参考に。
- 偽造カード被害額:
スキミング被害などによって流出したカード情報によってクレジットカードそのものが偽造され、店頭などで利用された際の被害額です。 - 番号盗用被害額:
通販サイトからの情報漏洩や、スキミング被害等によって流出したカード情報が悪用された被害額のこと。近年、増加傾向にあります。 - その他不正利用被害額:
カード保有者本人が財布ごと紛失したり、スリや空き巣などに不正利用された事例など、偽造カード&番号盗用に当てはまらないケースの被害額です。
巣ごもり消費によってネット通販利用が活性化された結果、不正被害の大半が番号盗用によるものとなりました(偽造カード被害額は全体の0.4%のみ)。
加えて、ネット上にフィッシング詐欺が増え、クレジットカード情報を盗まれる方も増えてしまった印象です。
参考リンク:
当記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
- カード周りの関連犯罪を知る
- 不審なメール事例や情報漏洩まとめ
- 情報漏洩時の対処法まとめ
- クレジットカードの基礎知識を学ぶ
- 専門家おすすめのクレジットカード
- お得なクレジットカード活用方法
- お金に困った時のヘルプ
最終更新日:2024年1月19日