2014年1月~12月の間に、日本国内で発行されたクレジットカードが対象となった不正利用被害額をまとめたデータです(数値は一般社団法人日本クレジット協会の統計から)。
クレジットカード不正被害の発生状況
項目 | 被害額 | 構成比 | |
---|---|---|---|
不正利用被害額の内訳 | 偽造カード被害額 | 19.5億円 | 17% |
番号盗用被害額 | 67.3億円 | 58.8% | |
その他不正利用被害額 | 27.7億円 | 24.2% | |
不正利用被害額(総額) | 114.5億円 |
各項目の解説は下記の通り。
- 偽造カード被害額:
スキミング被害などによって流出したカード情報によってクレジットカードそのものが偽造され、店頭などで利用された際の被害額です。 - 番号盗用被害額:
通販サイトからの情報漏洩や、スキミング被害等によって流出したカード情報が悪用された被害額のこと。近年、増加傾向にあります。 - その他不正利用被害額:
カード保有者本人が財布ごと紛失したり、スリや空き巣などに不正利用された事例など、偽造カード&番号盗用に当てはまらないケースの被害額です。
2014年の統計データからネット通販等での不正利用にあたる「番号盗用被害額(ばんごうとうなんひがいがく)」の分類が登場。
ご覧のように偽造カード被害よりカード番号の盗用被害のほうが大幅に多いことがわかります。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
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最終更新日:2024年1月18日