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2012年に発生した国内クレジットカードの不正利用被害額まとめ

2012年1月~12月の間に、日本国内で発行されたクレジットカードが対象となった不正利用被害額をまとめたデータです(数値は一般社団法人日本クレジット協会の統計から)。

クレジットカード不正被害の発生状況
項目 被害額 構成比
不正利用被害額の内訳 偽造カード被害額 24.1億円 35.4%
その他不正利用被害額 44.0億円 64.6%
不正利用被害額(総額) 68.1億円

各項目の解説は下記の通り。

  • 偽造カード被害額:
    スキミング被害などによって流出したカード情報によってクレジットカードそのものが偽造&変造され、店頭などで利用された際の被害額です。
  • その他不正利用被害額:
    カード保有者本人が財布ごと紛失したり、スリや空き巣などに不正利用された事例など、偽造カードに当てはまらないケースの被害額です。2013年よりも前の統計データには、ここにネット通販やテレビ通販等の被害額が含まれます。

偽造&変造クレジットカードによる不正被害額は2011年比で横ばい。

全体の不正被害も減少しているので、クレジットカード業界の不正対策が効果をなしていることがわかります。

参考リンク:

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最終更新日:2023年8月24日

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