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2004年に発生した国内クレジットカードの不正利用被害額まとめ

2004年1月~12月の間に、日本国内で発行されたクレジットカードが対象となった不正利用被害額をまとめたデータです(数値は一般社団法人日本クレジット協会の統計から)。

クレジットカード不正被害の発生状況
項目 被害額 構成比
不正利用被害額の内訳 偽造カード被害額 105.6億円 56.7%
その他不正利用被害額 80.8億円 43.3%
不正利用被害額(総額) 186.4億円

各項目の解説は下記の通り。

  • 偽造カード被害額:
    スキミング被害などによって流出したカード情報によってクレジットカードそのものが偽造&変造され、店頭などで利用された際の被害額です。
  • その他不正利用被害額:
    カード保有者本人が財布ごと紛失したり、スリや空き巣などに不正利用された事例など、偽造カードに当てはまらないケースの被害額です。2013年よりも前の統計データには、ここにネット通販やテレビ通販等の被害額が含まれます。

偽造&変造クレジットカードの被害額は大幅に減少。

しかし、全体の不正利用額は186.4億円とかなりの数字なままなので、不正対策強化が急がれます。

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最終更新日:2023年8月24日

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