近年、みずほ銀行を騙る不審なメールが増加傾向にあり。
ここから紹介するようなメールを受信したとしてもすぐに応じず、公式メールかどうかを確認した上で対処するようにお気をつけください。
以下、怪しい事例を紹介していきます。
みずほ銀行を装った不審なメール事例:
取引を行う目的を尋ねる不審なメール事例:
件名「【みずほ銀行】お客さま情報等の確認について」で届く、不審なメール事例です。
平素より、みずほ銀行をご利用いただきありがとうございます。
当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、お取引を行う目的等を確認させていただいております。
また、この度のご案内は、当社ご利用規約第5条1項3に基づくご依頼となります。
お客様お客様の直近の取引についていくつかのご質問がございます、下記のリンクをアクセスし、ご回答ください。
〉お取引目的の確認
※一定期間ご確認いただけない場合、口座取引を一部制限させていただきます。
※回答が完了しますと、通常どおりログイン後のお手続きが可能になります。
お客様のご返信内容を確認後、利用制限の解除を検討させていただきますので、できる限り詳細にご回答ください。
※本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。
一見、公式メールのような内容となっていますが、改行がバラバラだったり、点や丸といった句読点がおかしな点がチラホラ確認できるはず。
また、「お取引目的の確認」に割り当てられているURLは公式とは異なるので、個人情報搾取を目的とした詐欺であることがわかります。
みずほ銀行からの振込&振替を伝えるメール事例:
みずほ銀行口座から他の銀行へ、振込や振替が完了したことを伝えるメール事例です。
いつもみずほ銀行をご利用いただきましてありがとうございます。
9月4日に振込・振替を受け付けました。(受付番号2230903045863)
お取引については【入出金明細照会】でご確認ください。
入出金明細照会
なお、当行本支店およびみずほ信託銀行へのお振込の場合、当日扱いとなります。
他行宛振込の場合、お受取人さまの金融機関・口座状態によっては、当日中に入金できない場合があります。
また、受取人名相違などにより、お振込先金融機関での入金手続きができない場合(ネット振込決済サービスなどは除きます)は、。
お客さまの口座にお振込金額(振込手数料は含みません)をお戻しいたしますので、ご了承ください。
いきなりこんなメールが届くと、「えっ、振込手続きなんてしてないのに!誰かに口座を乗っ取られたのかも」と心配になってしまうものですが、それこそが詐欺グループの思惑。
言われるがままに口座番号やパスワードを入力してしまえば残高を盗まれてしまうことにつながりますよ。慌てず対処いただければな…と思います。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日:2024年1月11日