質問:
『先日、お店でVisaタッチって言ったら、友人から「正しくはVisaのタッチ決済だよ」って指摘されたんだけど、どう違うの?どっちも一緒だと思うんだけど…。』
回答:
これはまぁ友人の指摘が正解。
サービス名こそほぼ同じですが、厳密にいうとVisaのタッチ決済とVisa Touch(ビザ・タッチ)はまったく異なるサービスなので、コンタクトレス決済を使う際は間違えないようお気をつけください。
- Visaのタッチ決済:
国際規格であるNFC Payが採用されている決済サービスで、日本国内だけでなく世界中の国や地域で利用できる。 - Visaタッチ(Visa Touch):
三菱UFJニコスが開発したSmartplusをベースとするサービス。日本国内の限られた店舗でのみ利用できたが、2014年にサービス終了済み。
Visa Inc.もその辺がわかっているからこそ、「Visaのタッチ決済」を公式表現に採用しているほどです。
正しい表現とVisaタッチの利用について:
では、Visaのタッチ決済を店頭で利用する際はどのように伝えるのが正解なのか…というと、これは下記の通り。
- Visaのタッチ決済で!
- Visaをタッチで!
- タッチで!
- タッチ決済で!
とはいえ、「Visaタッチで!」と伝えたからとって支払いができなかったり、店員がパニックになることもないので、引き続きVisaタッチという表現を使い続けてもなんら問題はありません。
あくまで正しくは違う…ってだけの話となります。
Visaの公式Twitterも間違えたことあり:
ちなみに。
過去、VisaJPの公式XアカウントがVisaのタッチ決済を「Visaタッチ」と表記してしまうミスを犯したことがあります。
こんな感じで中の人でも混乱してる状況なので、一般人が混同してもなんら恥ずかしいことはないのですね。ご安心ください。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月17日