質問：
『クレジットカードを作るなら定年退職前がいいぞ…って同僚に言われたんだけど、これってほんとう？定年する前に作っておいたほうがいい理由を教えて！』
回答：
これは事実で、定年前にクレジットカードを作っておいたほうがなにかとおすすめ。
現時点で欲しいクレジットカードがあるなら尚更、退職前のタイミングで申込をしておいてください。
とりわけゴールドカードやプラチナカードといった上位グレードを狙う場合には、今がラストチャンスになる場合すらあります。
定年前にカードを作っておいたほうがいい理由：
ではなぜ定年前にクレジットカードを申し込んでおいたほうがいいのか、それはクレジットカードを発行する側の立場から考えてみれば簡単そのもの。
定年退職前のあなたは安定収入のある社会人という立場ですが、定年退職後のあなたは安定収入を持たない無職になってしまうからです。
- 定年退職前：
安定収入を持つ社会人（経営者、執行役員、正社員、公務員など）。クレジットカードを使わせても、カード代金の回収が難しくない。 - 定年退職後：
安定収入が年金しかない無職（再雇用されても収入の少ない嘱託職員など）。クレジットカードを使わせると、代金の回収ができないかもしれない。
それゆえ、クレジットカードを申し込むなら社会的に信用力が高い退職前に申し込むのがおすすめ。
退職後に申し込むと、本来なら通る審査も通らなくなってしまう危険性があるので、前述の通り、欲しいカードがあるなら退職前が狙い時なのです。
年金や資産が多くてもカード会社はわからない：
ちなみに。
『私の場合は厚生年金や個人年金で月に50万円はもらえるから、退職後でもクレジットカード審査には通るでしょ！』なんて思われる方がいるかもしれません。
しかし、いくら年金がもらえるかはカード会社からわからないため、自己申告の金額は審査上、水ものの数値として扱われてしまいがち。
同様に『退職金として5,000万円もらえたから、資産家として評価してもらえるでしょ？』といった思惑も、カード会社が銀行残高を確認できない以上は望み薄…なので、やはり退職前にクレジットカードを作るほうが安心だと言えますよ。
- 年金が多い：カード会社は確認できない
- 資産が多い：カード会社は確認できない
そのほか、クレジットカード審査の詳しい解説はこちらの記事を参考にどうぞ。読めば退職後でもクレジットカード審査突破ができますよ。
参考リンク：
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最終更新日：2024年4月27日
