質問:
『私が住んでいる市区町村ではまだ、水道料金の支払いにクレジットカードが使えないんだよね。なぜいつまでたってもカード決済が導入されないのか、理由を教えて!』
回答:
お住まいの地域の水道局によって事情が異なるかとは思いますが、多くの場合、水道局の運営母体が市区町村であることが大きいのかな…と。
お金が潤沢にある国や大企業ではなく、資金力に余裕がない市区町村が運営しているために、クレジットカード決済導入が後回しにされてしまっている可能性が高いのです。
- 国や大企業:資金力が豊富なためカード決済導入がしやすい
- 小さな市町村:資金力が乏しいためカード決済導入ができない
わかりやすくいえば、お金がないからクレジットカード決済を導入したくてもシステム改修できない。そんな感じなのでしょう。
広島市のような政令指定都市でも導入未定:
実際、水道料金の支払いにクレジットカードが使えない自治体は珍しくもなんともなく、広島市のように人口100万人を超える政令指定都市でも使えない状態が未だに継続中(2024年4月現在)。
水道料金は、クレジットカードでも支払えますか。
現在のところ、クレジットカードによるお支払いは取り扱っておりません。口座振替または水道料金の請求書による払込みのどちらかの方法をご利用ください。
なお、クレジットカードによるお支払いは、システム改修などの導入経費が多額となることや口座振替と比較して手数料が割高であることを踏まえて、水道料金の原価を抑制するなどの観点から、当面導入は予定していません。
また、大阪府吹田市のような中規模クラスの自治体でも2023年11月にやっとクレジットカード決済が導入されたくらいなので、それよりも規模が小さい地方自治体だとクレジットカード導入は当分先になってしまうのかもしれません。
気長にお待ちいただければな…と思います。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月27日