クレジットカードの読みもの

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Q.クレジットカード番号ってどれも16桁なの?桁数が15桁や14桁に異なるケースを教えて

よくある質問とその答えの画像

質問:

『クレジットカード番号ってどれも4桁×4桁の16桁なの?もし桁数が違うケースがあるなら、どういった場合が異なるのか教えて!』

回答:

国内で流通している多くのクレジットカードは、そのほとんどが16桁の番号が設定されています。

しかし、アメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカード等のように、16桁ではないカードもいくつか存在。

  • Visaカード…16桁
  • Mastercard…16桁
  • JCBカード…16桁
  • アメリカン・エキスプレス…15桁
  • ダイナースクラブ…14桁
  • 銀聯カード…16桁
  • UATPカード…15桁

すべてのクレジットカードが4×4の16桁ではないのです。

同じカードでも桁数は異なる:

ちなみに。

前述のようにカード番号の桁数は国際ブランドによって異なるため、発行時にVisa、Mastercard、JCB、AMEXから選べるクレジットカードだと選択ブランドによって桁数が異なる場合も。

  • Visa、Mastercard、JCBを選択した場合:16桁
  • アメリカンエキスプレスを選択した場合:15桁

ほんと非常に紛らわしいなぁ…と思うところですが、桁数は国際規格であるISO/IEC7812で定められてるものなので、こういうもんだと理解するようにしてください(引用元はこちら)。

ISO/IEC 7812は、入場カードや銀行キャッシュカードやクレジットカードなどの磁気ストライプ付き(IDカード)の国際規格である。

1989年に最初に公開され、2部 (7812-1〜7812-2) から構成される。ISO/IEC 7812にてクレジットカードの番号が制定されている。当該規定で定められている番号の最大桁数は19桁である。

覚えてしまえばなんら難しくありません。

13桁のVisaカードはもう存在しない:

尚、過去には13桁のVisaカードが発行されていた時代がありましたが、現時点ではVisaカードはすべて16桁と思って問題なさそうな感じ。

海外にいけばもしかすると13桁のVisaカードが残ってる地域があるかも…ですけど、少なくとも国内で13桁のVisaカードを手にする機会はないものと思われます。

参考リンク:

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最終更新日:2024年5月3日

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