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Q.クレジットカードを作るなら転職前と転職後、どっちが有利なの?入会審査で評価されるほうを教えて

よくある質問とその答えの画像

質問:

『クレジットカードを作るなら転職前と転職後、どっちが有利になるの?入会審査で評価されやすいほうを教えて!』

回答:

これはケースバイケース。

総じて転職前のほうが審査で有利ですが、転職後のほうが審査に通りやすくなることもあるので、なんとも言えません。

それぞれ有利になりやすい状況を解説していきます。

転職前のほうが良いケース:

転職前のほうが有利になるケースは、転職先の勤務先が今と同等かそれ以下の場合。

たとえば株式会社Aから同規模の株式会社Bに転職をする場合や、アルバイト先を辞めて違うアルバイトに鞍替えする場合などですね。

  • 正社員が同規模の勤務先に転職:転職前が有利
  • 正社員から契約社員になる:転職前が有利
  • 正社員からフリーターになる:転職前が有利
  • 独立して個人事業主になる:転職前が有利
  • 定年退職して嘱託社員になる:転職前が有利

こういった場合には転職前にクレジットカードを申込しておいたほうが勤続年数が長い分だけ審査に通りやすくなります。

転職後のほうが良いケース:

では転職後のほうが審査上で有利になるケースはどうなのか?これは規模の大きな企業へ転職する場合や、契約社員から正社員になるといったような雇用形態が変わる場合。

  • フリーターから正社員:転職後が有利
  • 契約社員から正社員:転職後が有利
  • 派遣社員から正社員:転職後が有利
  • 規模が大きな企業へ転職:転職後が有利

但し、社員数50人くらいの会社から100人くらいの会社に転職など、規模が変わるものの顕著ではない場合には、転職前に申し込んだほうが勤続年数が長い分だけ有利になるかも。

反面、社員数5人の小規模企業から社員数500人の上場企業へ転職…といった場合には、勤続年数がたとえ短くなっても転職後のほうが審査に通りやすくなるでしょう(カード会社によるところはあります)。

昔と違って転職はさほど不利にならない:

尚、終身雇用が普通だった昔とは異なり、現在では転職をして勤続年数が短くなったとしてもクレジットカード審査上で不利になることはそれほどありません。

  • 過去:勤続年数が長いと審査に有利だった
  • 現在:勤続年数の長さが審査に与える影響はやや低下

とはいえ、転職して年収が著しく下がったり、勤務形態が非正規雇用に変更になる場合には引き続き不利になりやすいので、なにか欲しいクレジットカードがあれば転職前に申し込んでくださいね。

それが無難となります。

参考リンク:

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最終更新日:2024年4月29日

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