質問:
『近所の人気ラーメン店は、いつまでたっても現金払いのみ。いい加減、PayPayくらい導入してほしいと思ってるんだけど、なぜラーメン屋はキャッシュレス決済の導入に前向きじゃないの?理由を教えて!』
回答:
これは店舗によりけり…といったところ。
原材料や水道光熱費等の値上がりによって先行投資にお金を回せないラーメン屋さんもあれば、税務署から売上を隠すために現金払いをやめないところもあるなど、その理由はお店によってバラバラでしょう。
- 導入するためのお金がない(原材料や人件費高騰などによる影響)
- 資金繰りを悪化させられない(手元現預金が少ない)
- 手数料負担が嫌い(キャッシュレス決済業者にお金を払いたくない)
- 券売機が対応していない(キャッシュレス決済対応の券売機は高い)
- 店主1人で運営しているから(複数の支払手段に対応できない)
- 税務署から売上を隠したい(所得税や法人税の脱税目的)
一概にその理由をまとめることは出来ません。
キャッシュレス決済を導入する動機が乏しい:
その上でもうひとつ考えられるのは、「昔からラーメン屋は現金商売だったから、客が増えるかもしれないけど現状のままでいいや(変わる必要がない)」という心理が働いている可能性もありそうな感じ。
要は変化する必要に迫られていない…ということが出来るので、ラーメン屋がクレジットカード決済を導入するのはもうすこし日本がキャッシュレス社会に変わってからなのかもしれませんね(実際、クレジットカード決済が普及しているアメリカ合衆国のラーメン屋はほぼすべてのお店でカードが使える)。
- 日本のラーメン屋:現金払いがまだまだ多い
- アメリカのラーメン屋:クレジットカード払いOK
いましばらくの辛抱…といったところでしょう。
参考リンク:
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最終更新日:2024年5月3日