質問:
『クレジットカード会社を装った詐欺メールが私のメアドに届いたんだけど、これってカード会社から情報漏えいしたってこと?もしそうならすぐにでも解約したいんだけど。』
回答:
これはケースバイケース。
仮に届いたメール内にあなたの本名やカード番号が記載されているのであればその可能性は高まりますが、宛名が「お客様」といったような曖昧表現になっている場合には十中八九、カード会社以外からの漏洩でしょう。
- あなたの個人情報がメール内に記載されている:カード会社の漏洩の場合も
- あなたの個人情報がメール内に存在しない:カード会社以外からの漏洩
どこか別サイトからメールアドレスが漏洩した…と考えるのが自然です。
犯行グループは氏名やカード番号を知らない:
こう書くと、『いやいや、メールアドレスだけだとしても、クレジットカード会社から個人情報が漏洩した可能性があるじゃないか!』と思われるかもしれませんが、闇市場における個人情報は出処によって売買単価が異なるもの。
とりわけ銀行やクレジットカード会社から漏洩した個人情報は高単価にて売買されがち…なので、日本語がおかしな文章を送り付けたり、文字サイズがバラバラなメールを送ってきている時点で「仕入れが安かった」ことがわかるのですね。
- 個人情報の入手金額が安い:
安く仕入れられるからこそ雑なメールを送ることができる(低品質なメールを送ってもリターンが期待できる) - 個人情報の入手金額が高い:
雑なメールを送ってしまえば元手のほうが高くつく(低品質なメールを送ったらリターンが期待できない)
クレジットカード会社から漏洩していたら、もっと巧妙な手法であなたを騙そうとしてくるはずですよ。
参考リンク:
この記事に関連する情報や知識がわかるリンク一覧です。
最終更新日:2024年4月17日