質問：
『イオンカードなんて持っていないのに、イオンカード会員宛のメールが届いた。しかも支払いが出来ていないって警告が来たんだけど、私名義で誰か勝手に契約してたりするの？心配でしょうがないんだけど…。』
回答：
自分が持っていないクレジットカード会社からメールが来たら、それは十中八九、詐欺目的のフィッシングメールです。
わかりやすくいうと無差別にそういったメールを送信することで不安をあおり、個人情報を盗み取ろうとしているだけに過ぎないので、該当するクレジットカードをお持ちでないなら無視してなんら問題ありません（各カードのフィッシング詐欺事例はこちら）。
届いたメールの中身を精査しよう：
『いやいや、そうはいっても誰か私名義で勝手にクレジットカードを契約してしまっているかもしれないでしょ！届いたメールアドレスだって、普段、誰にも教えていないアドレスだし…』と思われた方は、届いたメールの中身をよくご覧ください。
たぶん確認してみると下記のような特徴を見つけられるはず。
- メールの送信元アドレスが公式とは異なる
- 日本語の文章がおかしい
- 文章の途中で文字の大きさや書体が変わる
- 日本語の中に中国語書体が混じっている
- 飛び先URLが公式のものとは異なる
- メールの件名と中身がチグハグ
仮にどれか1つでも当てはまれば100％詐欺で間違いなし。
つまりただの詐欺で間違いないので、そのまま削除ください。それで即解決です。
名義の不正利用ならあなたのアドレスを使わない：
それでも不安な方向けにもうひとつ安心材料をお伝えすると、たとえば親、子供、友人があなたの名義を悪用してクレジットカードを作るとしたら、あなたにバレないように工夫するはず。
それにも関わらずあなた宛にメールが届いたということは、名義が不正利用された可能性は限りなく低いこととなりますよ。
- 名義が悪用された場合：あなた宛にメールは届かない
- フィッシング詐欺の場合：あなた宛にメールが届く
※現時点ではっきりしているのは、あなたのメールアドレスが漏洩してること。つまり今後も同様のメールが届くことが予想されるので、気持ち悪い方はメールアドレスの変更を検討ください。
参考リンク：
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最終更新日：2024年4月17日
