クレジットカードの読みもの

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Q.実家暮らしは居住年数をどう記入する?あと、一人暮らしから実家に戻ってきた場合の居住年数も教えて

よくある質問とその答えの画像

質問:

『生まれてからずっと実家暮らしなんだけど、こういった場合、居住年数ってどう記入すればいいの?』

回答:

これはまぁシンプルそのもの。

居住期間=あなたの年齢なので、そのまま年齢と同じ月日を居住年数に記入いただければ問題ありません。

23歳なら23年間、30歳なら30年間となります(正確には1年未満の端数は繰り上げOKなので、23歳なら24年間、30歳なら31年間と記載しても大丈夫)。

引っ越しで実家が変わってるならその期間:

では、親が転勤族で引っ越しを繰り返したり、祖父母との同居によって実家が変わってしまったりした場合にはどうすればいいのか…というと、これはその時点からの経過日数が居住年数となります。

  • 居住年数=最後に引っ越しをした日からの経過日数

そのため、転居が多い両親の元に育つと、実家暮らしでも居住年数が3~4年間程度…なんてこともありえる話。

実家暮らし=年齢ではなくなるのでご注意ください。

転居先から実家に戻ってきた場合には:

次に、専門学校や大学への進学で一時的に一人暮らしをしたものの、また実家に戻ってきた場合の居住年数はどうなるのか?

これは進学前まで住んでいた期間に戻ってきてからの期間を加えれば審査上で有利になるのですが、クレジットカードや住宅ローン審査では「個人信用情報機関」に登録されている情報とのズレを気にしがち。

たとえば在学中にクレジットカードを作成しているとその時の住所が個人信用情報機関に登録されているにも関わらず、実家に戻った直後に長めの居住年数を記載してしまうと虚偽の申請じゃないかと疑われてしまうわけです(数年前は別住所に住んでいたはずなのにそれを上回る居住年数で申請されている=不正な申し込みかも?という理屈)。

そういった時の対策は主に2つ。

  1. 保有しているクレジットカードの登録住所を一通り変更しておく
  2. 住宅ローンを担当している銀行員に事情を伝える

一番良いのはやはり1番目ですね。

これを行っておけば個人信用情報機関の登録情報と新規申込情報に差異が生まれないので、長めの居住年数を記載しても不審がられることなく審査してもらえますよ。

参考リンク:

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最終更新日:2024年4月30日

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