質問:
『今の勤務先で働き始めてからまだ日が浅いんだけど、こういった勤続年数1年未満の状況ってクレジットカード審査において不利なんでしょ?やっぱり今、新規にカード申し込みしたら落ちるの?』
回答:
これはケースバイケース。
たとえば新卒社会人として働き始めたばかりの22~23歳なら、勤続年数が短いことを理由に審査で落とされることはありません。
むしろ勤続年数が短くても、多くのクレジットカード会社が「今のうちにこの人にクレジットカードを発行しておかなければ!」と躍起になる可能性のほうが高いくらい。
勤続年数1年未満が強みになるとも言えます。
審査で評価される転職と評価されない転職がある:
ほかにも子会社から親会社に栄転となった場合や、中小証券会社から大手証券会社への転職など、評価されやすいステップアップ転職をした方なら審査で不利になる可能性は低め。
逆に左遷や解雇によって収入が下がる「キャリアダウン転職」をしたばかりだと、クレジットカード審査が厳しくなりがちでしょう。
- ステップアップな転職:審査上で不利になりにくい
- ステップダウンな転職:審査上で不利にやりやすい
とりわけ収入が大きく下がる転職、正社員からフリーター&契約社員への雇用形態の変更はやや注意。
すこし時間をおいてからクレジットカード申し込みをするなど、勤続年数が1年以上になるまで我慢するのも手かもしれませんね。詳しくは審査基準を解説したこちらの記事も参考にどうぞ。
昔ほど勤続年数の長さは評価されない:
尚、昨今では年功序列の給与体系が崩れ、転職をするのが普通になりつつあることをクレジットカード会社側も理解しているため、昔ほど勤続年数が審査に与える影響は減っているといわれています。
- 昔:勤続年数が審査に与える影響が大きかった
- 今:勤続年数が審査に与える影響は減りつつある
そのため、正社員として働いている方なら勤続年数が1年未満でも気にする必要はなし。プラチナカードやブラックカードといった高ステータスなクレジットカード以外なら問題なく審査に通るものと思いますよ。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月19日