質問:
『クレジットカード申込時に勤続年数の長さを聞かれたんだけど、もう長く勤めすぎて正確な勤続年数がわからない。こういった場合って人事課や総務課に電話して、正しい年月を聞いたほうがいいの?』
回答:
勤続年数が長すぎて何年勤務したのかわからない場合は、だいたいの年月を入力すればOK。
クレジットカード会社は「どのくらい長く、その会社に在籍しているのか」を知りたいだけなので、10年、20年といった長期で在籍しているなら1~2年程度のズレはなんら問題がありません。
- 勤続年数1年未満:極力、正確な数字を
- 勤続年数1年以上~5年未満:数ヶ月程度のズレは問題なし
- 勤続年数5年~以上10年未満:半年程度のズレは問題なし
- 勤続年数10年以上:1~2年のズレは問題なし
仮に働き始めてから日が浅い場合でも、数ヶ月単位のズレなら気にする必要もないのです。
仮入社期間だって勤続年数に含めてOK:
また、仮入社期間が3ヶ月あったんだけど、この期間って勤続年数に含めて大丈夫なの?といった心配をされる方もいますが、前述のように数ヶ月単位のズレなどクレジットカード会社は気にしないもの。
だったら仮入社期間を含めて申請したほうが審査上で有利になる傾向があるので、その会社にお世話になった年数を入力ください。
それでOKです。
カード会社は勤続年数を確認できない:
ちなみに。
私がなぜ勤続年数は数ヶ月程度ズレても問題ない…と書いているのかといえば、これは正確な数値は外部から確認しようがないため。
- ありえない:
カード会社が「Aさんの勤続年数を教えてください」と電話をかけてくること - ありえない:
カード会社に聞かれたからといって、人事部や総務部が社員の個人情報を外部に教えること
つまり「勤続年数=自己申告に頼った曖昧な数値(正確性が低い数値)」でしかないので、少しくらい長さがズレても問題がないのです。
反面、それじゃ思いっきり水増しした勤続年数を書いちゃえばいいのでは?と悪いことを考える方もいるかも…ですが、こちらはCICやJICCといった個人信用情報機関に登録されているデータとの差異が生じるのでおすすめできない行為。
あくまで許容されるのは勤続年数が短い方なら数ヶ月程度、長い方であれば1~2年程度のズレのみですよ。それ以上は審査落ちの要因になるのでご注意ください。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月29日