質問:
『海外でクレジットカードを使う時、店員から「日本円とドル、どっちで決済する?」って聞かれることがあるんだけど、これってどっちの通貨を選ぶべきなの?いつもなんとなく安心だから日本円を選んじゃうんだけどさー。』
回答:
わずかな例外はありますが、アメリカならドル、フランスならユーロ…といったように、現地通貨を選ぶほうが圧倒的にお得。
- 現地通貨を選ぶ:お得に支払いできる
- 日本円を選ぶ:損する可能性が非常に高い
日本円を選ぶメリットは99.9%ないので、決済通貨を聞かれたらその国の通貨を選ぶようにしてください。それで解決します。
なぜ日本円を選んではいけないのか:
ではなぜ海外決済において日本円建てを選んではいけないのか?
これはその際の換算レートをお店側が自由に定めることができるため。つまり日本円へ交換するための手数料を高く設定しても問題ない仕組みになっているので、手数料にして10%程度を取られてしまう危険があるんです。
- 現地通貨を選ぶ:
その場で為替レートはわからないが、だいたい2~3%程度の手数料負担で済む - 日本円を選ぶ:
その場で為替レートが固定されるが、だいたい10%前後の手数料が取られる
まぁ外国為替市場が荒れに荒れている場合には日本円で決済したほうがお得になるケースもあるんですが、そうじゃないなら現地通貨選択で間違いなし。
店員や通訳が「日本円のほうが安心ですよ」なんて言ってきても、流されないようご注意ください。相手の思うつぼとなります。
参考リンク:
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最終更新日:2024年4月20日