クレジットカードの読みもの

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Q.新幹線切符の「C制」ってどういう意味?乗車券にC制が付いているとどうなるのか教えて

よくある質問とその答えの画像

質問:

『JRの新幹線切符や特急券に「C制」って文字が印字されているんだけど、これってどういう意味?』

回答:

C制とは「クレジットカード払いで購入したこと(CreditcardのC)」を意味する表示のこと。

現金での購入と区別するために、わかりやすくC制の文字が印字されているのです。

  • C制あり:クレジットカードで購入された乗車券
  • C制なし:現金払いで購入された乗車券

ただそれだけの違いでしかありません。

C制は払い戻し方法が異なる:

ではなぜ切符上にC制の文字が印字されているのか…というと、これは購入代金の払い戻し手続きが現金とクレジットカードで異なるため。

新幹線切符や特急券を現金で購入した際の返金は現金となりますが、クレジットカード払いで購入した場合にはクレジットカード会社を通しての返金となるので、その区別をするための表示なのですね。

  • 現金で切符購入:払い戻しは現金で
  • カードで切符購入:払い戻しはカード会社経由

言い換えると、「C制=みどりの窓口の人が返金方法を間違わないようにするための表示」とも言えます。

時々、クレジットカード払いで購入した新幹線切符を現金で返金させようとする方がいますが、C制がついた切符はクレジットカードへの返金しかできないのでご注意ください。

東Cやクレジットも存在する:

蛇足です。

JR東日本傘下のビューカードを利用して新幹線切符や定期券を購入すると、C制ではなく「東C」と印字される例外が存在。

ほかにも過去にはJRカードを利用した支払いに「クレジット」と表示される場合があったりと、鉄道マニアの間では切符上の表記が話のネタになるそうです。

興味がある方は是非、調べてみてくださいね。

参考リンク:

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最終更新日:2024年4月27日

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