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2019年における自己破産の申請件数と、多重債務が理由とみられる自殺者数とその比率

2019年の自己破産申請件数と、多重債務が理由とみられる自殺者数&その比率です(首相官邸が取りまとめた統計データより引用)。

自己破産申請数&多重債務が理由とみられる自殺者数とその比率
項目 数値
自然人による自己破産事件の新受件数 7万3,095件
参考 多重債務が原因とみられる自殺者数 679人
全自殺者に占める割合 3.4%

各項目の解説は下記の通り。

  • 自然人による自己破産事件の新受件数:
    法人などを除く、個人による自己破産申請件数のこと。裁判所が開示している司法統計年報に掲載されています。
  • 多重債務が原因とみられる自殺者数:
    多重債務=多方面から借りている借金のこと。つまり返せないほどの借金を苦にしたとみられる自殺者数を指します。
  • 全自殺者数に占める割合:
    年間の自殺者数全体に対する、多重債務を原因とみられる自殺者数の比率です(厚生労働省が開示している統計データ)。

年間の自己破産申請件数は2018年とほぼ同数。

それに対して多重債務が原因と見られる自殺者の数は減少したため、特に銀行カードローンの自主規制が影響しているように思います。

参考リンク:

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最終更新日:2023年8月28日

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