先日、リフレッシュのために伊豆半島に遊びに行ってきたんですが、この地域を通っている有料道路って、ほとんどが現金払いしか受け付けてくれないことに気付きました。
ETCゲートを利用した自動支払いが出来ないことは当然で、クレジットカードやETCカード払いも受け付けてくれません。つまりこれらの有料道路を通行したいのであれば、日本円による現金払いをするしかない…という状況があるわけです。
有料道路でのカード決済について:
クレジットカード払いできない有料道路例:
たとえば2019年現在、伊豆半島にあるETCゲートのない主な有料道路は下記の通り。
- 熱海ビーチライン
- 真鶴道路
- 修善寺道路
- 伊豆中央道
- 伊豆スカイライン
このあたりの有料道路ではETCカード払いができないのはもちろん、クレジットカード払いも利用することができないので日本円による現金で通行料を払うしかありません。
つまり小銭のやりとりが必須ってことです。
カード払いが導入される気配もない:
更にちょっと気になったので静岡県道路公社の公式サイトをチェックしてみたら下記のような記述が存在。この調子だとこの先、数年どころか10年以上は現状のままになってしまう可能性が高そうな感じです。
申し訳ございませんが使用できません。 現状では、導入コストが大きい等の理由により管理費の削減が図れないことや、当公社の管理する料金所において渋滞解消というETCのメリットがあまりないことから、当公社では、ETC導入の予定はありません。
しかし、今後当公社の有料道路においてもキャッシュレス化への対応は必要と考えていますので、導入費用や管理費用の低減を見ながら対応していきます。
う~ん、このままだと急増している外国人観光客にとって、かなり不親切な道路になってしまう気がします。仮に入り口で現金がなかったら、これらの有料道路では追い返すんでしょうか?
日本が観光立国を目指すなら:
今後、日本が観光立国を目指すのであれば、こういったところからカード払いを導入していってほしいところ。
特に熱海ビーチラインや伊豆スカイラインといった伊豆半島にある有料道路の多くでは自動精算機ではなく入り口のゲートに係の人がいるわけですから、百歩譲ってETCゲートの設置は無理でも、クレジットカード決済の導入は可能なはずです。
- ETCシステムの導入:設置費用が高い
- クレジットカード決済導入:設置費用は特に高くない
まぁ現状を変えることは周りが言うよりもカンタンなことではないのかもしれませんが、是非、この先を見据えて今のうちから、クレジットカード決済の導入を検討してもらえればなと思います*1。
以上、有料道路の一部は、未だに現金払いのみ!熱海ビーチライン、伊豆中央道、真鶴道路等はクレジットカードやETCカードが使えません…という話題でした。
参考リンク:
高速道路を利用することが多い…という方は、下記のポイントが貯まりやすいETCカード作成についても検討してみてください。
ETCカードはどれも同じ分だけポイントが貯まると思っていると、大きく損をしてしまうことになりますよ。
*1:よくあるのが係員の高齢化に伴い、新しい決済手段を導入できない(覚えられない)…という事例もあるんですが、そんな甘えは民間では言えないもの。サインレス決済であれば誰でも対応はできるはずなので、是非、三菱UFJニコスやJCBカードなどが率先して、これらの現金払いのみの有料道路にカード決済を導入してほしいなと思います。