クレジットカードの読みもの

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VISAカードとMasterCard、使えるお店の数はどっちが多い?日本国内で支払いに使える店舗数の差や、その使い勝手について比較してみた。

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『さぁ、クレジットカードを作ろう!』という時に、ついつい迷ってしまうのはVISAブランドを選択すべきか、MasterCardブランドを選択すべきか…の2択。

どちらを選ぶのが正しい選択なのか、クレジットカード初心者の方であれば当然ながら迷ってしまいますよね。

そこで今回はVISAカードとMasterCardのどちらが、買い物で使える店舗数が多いのかを徹底解説。せっかく作るなら店舗数が多いほうを保有したい…という方は是非、この記事を参考にしてもらえればなと思います。

VISAとMasterCardの加盟店数について:

使えるお店の数はほぼ同じ:

まず、結論から先にいってしまうと、日本国内に限っていえばVISAカードもMasterCardも利用できる店舗数はほぼ一緒です。

  • VISAカードとMasterCard、使えるお店の数はほぼ同一

厳密にどちらが多いかと言えば若干MasterCardのほうが多いと思うんですが、あっても数百店舗程度。どちらのクレジットカードを使っても違いに気付けるほどの差はないので、まったく同じと考えて問題はないでしょう。

なぜ使える店舗数が同じなのか?

ではなぜ使える店舗数がほぼ一緒なのか?というと、これは、カードが使えるお店(加盟店)を探す仕事をしているクレジットカード発行会社(業界用語としてはアクワイアラーと呼ぶ)が、VISAとMasterCardの2つの国際ブランドを同時に開拓しているため。

つまり新規にクレジットカード払いを導入することになったお店には、必ずVISAとMasterCardの両方が使えるようになるために、利用可能店舗数はいつまでたっても差がつかないのです。

  • まず存在しない:
    VISAカードは使えるけどマスターカードは使えないお店
  • ほぼ存在しない:
    マスターカードは使えるけどVISAカードが使えないお店

VISAだけ、MasterCardだけという事例はほとんどありません。

大手アクワイアラーはセットで開拓:

実際、三菱UFJニコス、クレディセゾン(UC)、セディナカードなどの大手クレジットカード会社であれば100%、VISAとMasterCardをセットにして新規加盟店を開拓中。

さらにVISAカードの発行で有名な三井住友カードについても、下記のようにVISAとマスターカードをセットにして加盟店開拓しているほどです(引用はこちら)。

新規加盟店契約をご検討の方

世界各国で発行されているVisa、Mastercardがお取り扱いできるようになります。また、多様な決済サービスや販売促進サポートにより、更なる販売機会・顧客単価UPの効果が見込めます。

MasterCard加盟店のみを探す会社も:

とはいえ、実はMasterCardのみの加盟店を探している中小クレジットカード会社もいくつか存在。

たとえば消費者金融のアコムなどはMasterCardのみとしか提携をしていないので、MasterCard加盟店だけしか募集することが出来ません*1

こういうレアな事例を含めて考えた場合、前述のように厳密にはMasterCardが使えるお店のほうが、ごくごく僅かながら多いんじゃないかな?と推測。

逆にVISAカードのみが使えるお店を探しているクレジットカード会社は私が知る限り存在しないので、日本国内での総数でいうとMasterCard加盟店のほうが若干多いのです。

コストコもMasterCardのみ:

あと、もうひとつ例外として、会員制量販店のコストコではMasterCardブランドのクレジットカードしか使えません。

これはコストコの経営スタイルによるものではありますが、こういった事例を考えると、やはりMasterCardのほうが使えるお店が多いということが出来そうです(詳しくは下記記事を参考に)。

news.cardmics.com

JCBカードしか使えない店も減少中:

10年くらい前にはそれなりに残っていた「JCBカードのみしか使えないお店」。これも最近では絶滅傾向にあり、今やVISAカードやマスターカードは使えるけれども、JCBカードは使えないお店…なんていうのも増えてきています。

  • 減少傾向:JCBカードしか使えない店
  • 増加傾向:VISAとMasterCardしか使えない店

そのため、VISAというと海外で使えるクレジットカードブランドというイメージが強いかもしれませんが、今後はVISAは国内でも海外でも使い勝手の良いカードブランド…と認識しておいたほうが無難かも。

カード比較をするならまずはVISAやマスターカードから選ぶのが基本となっていきそうです。

海外の利用可能店数もほとんど差がない:

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では日本国内ではなく、海外での利用可能店舗数ではどうなのかというと、これも実はそんなに差がありません。

VISAカード、MasterCardともに公式サイト上では利用可能店舗数を公開していますが、利用してみた限りではそれぞれのブランドしか使えないお店に遭遇することは稀なので、使い勝手には大きな差がないと言って問題ないと思います。

VISAはアメリカ、マスターカードは欧州に強い?

加えてよくヨーロッパやオーストラリアはMasterCardが強く、アメリカはVISAが強いなんてよく言われますが、片方しか使えないケースはレアなので長期旅行をする際や、海外赴任にでもならない限りはそれほど気にする必要性はなし。

日本国内同様、滅多にそういうお店に遭遇することはありません。

  • 日本人がよく行く観光地に旅行:遭遇する可能性はほぼゼロ
  • 日本人がほとんどいかない地域を旅行:遭遇する可能性は稀にあり

特にハワイやパリ、シドニーなどの観光客が多い観光地ならなおさら、見かける可能性はゼロに等しいでしょう。

結論はどちらでもOK:

ということで結論です。

VISAカードとMasterCardで迷ったら、好きな国際ブランドを選んでOK。ただし2枚、3枚とクレジットカードを持つなら、万が一の時に備える意味でも両方のブランドを持つようにすればパーフェクトですね。

以上、VISAカードとMasterCard、使えるお店の数はどっちが多い?日本国内で支払いに使える店舗数の差や、その使い勝手について比較してみた…でした。カード初心者の方は、初心者に安心のクレジットカードをおすすめしている下記記事も参考にどうぞ。

参考リンク:

ちなみにVISAカード=三井住友VISAカードだと思っている方が一定数いるんですが、実際には日本では100種類以上のVISAカードが発行されているので選択肢は狭めないようにしてもらえればと思います。

例えばVISAマーク付きの楽天カードだって日本国内&海外で問題なくVISAカードとして使えるのでご安心ください(詳しくは下記記事などにて)。

news.cardmics.com

*1:すいません、7~8年くらい前の情報なので今は違うかもしれません。

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