2015年に晴れて入手した、マスターカードブランドの最高峰ブラックカード『SBIワールドマスターカード』。
日本で保有している人が10人程度しかいないんじゃないか?
そんな噂がされていた時期もあったほど保有者がほとんどいない超レアなブラックカードでしたが、実は1年ほど使ってみた結果、解約してしまった私。
今回はそんなSBIワールドカードの使い勝手や感想から、解約を決意した理由について、雑談がてら記事にしてみたいと思います。幻のブラックカードに興味がある方はどうぞ。
※現在はSBIカードそのものが消滅してしまったので、SBIワールドカードは入手不可能となります。
SBIワールドカードについての口コミ:
SBIワールドマスターカードの感想:
まずはSBIワールドマスターカードの感想から。
こちらは入手した時に感じた第一印象が、そのまま当てはまる形になってしまいました(下記は入手当時に私が感じた印象)。
SBIワールドカードを入手してみてわかったのは、やはりこのブラックカード、保有者が少ないんだろうなってこと。
その理由としては下記の通りです。
- SBIワールドカードの裏面に記載されている住所やURLが古い(SBIカードはすでに引っ越し済み)
- SBIワールドカードに関する冊子の情報が古い。年会費が消費税5%当時のままなので、しばらく冊子が作り変えられていない(訂正事項は別紙にまとめられている)。
これ、ポジティブに捉えればそれだけ希少と言えるのですが、ネガティブに捉えるとブラックカードなのにサービス改善が追いついていないともいえる感じ。
年会費無料カードならともかく、富裕層向けのブラックカードならこのあたりは都度、作りなおして欲しいところです。
要するに圧倒的に保有者が少ないブラックカードだからこそ、このカード専用に作られたサービスが不十分だったってこと。
SBIワールドカード用に作られているサービスは特になく、ポイント面などの優遇や付帯保険の充実度などはほぼほぼSBIプラチナカード並。
それにも関わらず年会費だけはプラチナカードより10万円以上も高いとあっては、年会費を払う価値がないなーという不満しか残りません。
誕生日プレゼントや特典もなし:
また、センチュリオンカードやダイナースクラブ プレミアムカードといった他のブラックカードにはある誕生日プレゼントも、SBIワールドカードにはありませんでした。
マスターカードブランドのブラックカードらしい重厚な手帳や革製品が届くとかもなく、更には誕生日メッセージをくれるでもないと、全くそれらしいものはなし。
唯一、誕生日とは違う時期にダイソンのハンディクリーナーが送られてきたのですが、封を開けてみても『なぜ掃除機が送られてきたのか』といった用紙が入っているでもなく、そのまま製品のみが入っているだけ。
結局、未だになぜ送られてきたのかはわかりませんでしたが、もしかするとSBIワールドカード保有者は年1回程度、こういったプレゼントが送られてくるのかもしれません。
利用明細書の取り寄せも有料:
ついでに言うとSBIカードでは、2016年4月より利用明細書の郵送を216円(税込)に変更したんですが、このSBIワールドカードに対してもしっかりと郵送代の請求あり。
せめてこういう有料サービスは年会費無料のSBIレギュラーカードやSBIゴールドカードまでとして、プラチナカード以上は無料で維持してほしいものですよね。
- 理想:ブラックカード保有者は無料で郵送
- 現実:ブラックカード保有者でも有料対応
16万円もの年会費を払っていた側としては、やや不満が残る請求でした。
SBIワールドカードを解約した理由:
ここまで書いてきた通り、SBIワールドカードは「サービス内容が整備されていないブラックカード」という感じ。
そのため、いくら仕事&取材のためとはいえ、年会費を毎年16万円も払う気にはなれなかったので解約することとなりました。
要は1ヶ月あたり1万円を支出するほどの魅力がなかった、そういうことですね。
そしてその後は冒頭でも記載させていただいた通り、SBIカードはサービスそのものを終了。SBIワールドカードもあえなくサービス終了となりました。
※現時点で国内入手可能なブラックカードは下記記事にまとめてあるので、参考にしてもらえればと思います。
以上、幻のブラックカードといわれたSBIワールドカードを入手&利用した感想と、解約した理由について!保有者が少ない激レアカードも考えものです…という話題でした。
参考リンク:
個人的に今、おすすめのブラックカードはダイナースクラブのプレミアムカード。
こちらはポイントやマイルが溜まりやすく、それでいて富裕者層向けのサービスも豊富なので、満足度が高いブラックカードだと言えますよ。