楽天モバイルによって業績がガタついている楽天ですが、楽天カードの発行枚数やショッピング取扱高は順調に伸びてるようです。
楽天のIR資料より引用させていただきます。
楽天カードの現状について:
発行枚数は2,863万枚に到達:
楽天カードの2023年3月末時点の発行枚数は2,863万枚に到達。
日本人の成人人口が1億人前後であることを考えると、この数字は驚愕の発行枚数ですよね。単純計算で10人に3人が楽天カードを利用していることになります。
楽天カードの2枚目発行も増えている:
とはいえ、楽天カードの発行枚数が2021年頃から急激に増えている背景には、楽天カードが2枚目の所有を推奨していることもありそうな感じ。
つまり1会員あたり2枚、家族カードを含めて3枚、4枚と発行している方がいるからこそ伸びている可能性が高いので、純粋な会員数はせいぜい2,200~2,300万人といったところと推測されます。
まぁそれでも充分に凄い数字なのは間違いありません。
ショッピング取扱高も増加中:
また、楽天カードが世の中で支払いに使われた金額である「ショッピング取扱高」も順調に増加中。
国内クレジットカード決済の合計金額に対する取扱高シェアもそれに応じてすこしずつ増えてきているため、「楽天カードによる業界の寡占」が徐々に進んでいることがわかります。
※取扱高シェアがやや頭打ちなのは、三井住友カード(NL)をはじめとするライバル企業の取扱高が伸びてる影響がありそうです。
楽天モバイルさえやめれば楽天の未来は明るい:
これらのデータを考えると、ほんと楽天はモバイル事業を早々に諦め、楽天市場、楽天カード、楽天証券、楽天銀行にだけ注力すればもっと業績を伸ばせる余地があるのなぁ…と悔やまれるばかり。
このまま赤字を垂れ流し続ければ、楽天カード、楽天証券、楽天銀行に改悪が繰り返され、魅力のないサービスに変わっていってしまうだけ…なので、三木谷社長にはそろそろ「出血」を止めてほしいなと思うところです。
以上、楽天カードの発行枚数はまだまだ右肩上がり!2023年3月時点で2,863万枚と、目標である3,000万枚発行が見えてきました…という話題でした。
参考リンク:
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