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楽天ふるさと納税がお得じゃなくなるかも!?泉佐野市が楽天ふるさと納税から、ビールやコカコーラ製品等の高還元率返礼品を取り下げ。

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楽天カード保有者が寄付をすると5~10%前後のポイントが貯まると人気な、楽天市場のふるさと納税コーナーである『楽天ふるさと納税』。

この楽天ふるさと納税に登録されている返礼品に「ある変化」が生じそうなので、今回はその点について記事にしてみたいと思います。

ふるさと納税の仕組みをご存知ない方は、こちらの図解記事から先にお読みください。自己負担額2,000円のみで利用できる制度です。

楽天ふるさと納税における変化について:

泉佐野市が返礼品を取り下げ:

その変化の兆候を掴んだのは、下記メールを大阪府泉佐野市から受信したため(わかりやすく一部改変)。

楽天ふるさと納税の返礼品掲載の一部取り止めについて、以下のとおりお知らせします(掲載最終日 平成30年12月20日(木)23:59)

対象返礼品:

  • ビール系飲料 全般(ビール、発泡酒、第三のビール等)
  • 缶チューハイ 全般
  • 清涼飲料水 全般(コカコーラ製品等)
  • お肉 全般(牛肉、豚肉、鶏肉等)
  • フルーツ 全般
  • その他、楽天の掲載基準に抵触するもの

12月21日(金)以降、上記返礼品をご希望の方は以下のサイトをご利用ください。

  • さとふる
  • ANAふるさと納税
  • ふるなび

ざっくりとその中身を説明すると、泉佐野市が楽天ふるさと納税で掲載していたビールや缶チューハイ、コカコーラ製品等の清涼飲料水などについては、2018年12月20日をもって掲載終了するよ…って話ですね。

そしてその後、それらの返礼品をふるさと納税でもらいたい場合には、楽天ふるさと納税のライバルサイトともいえる、さとふるふるなびを使ってほしい…という連絡となります。

楽天ふるさと納税のみ掲載停止する理由:

まぁこれだけを読むと、『ふーん、泉佐野市は楽天ふるさと納税から掲載を落としちゃうのか』と思われるだけかもしれませんが、その「裏側」を考えてみるとちょっと変だなと。

そもそも泉佐野市としてはビールやコカコーラ製品等の配布をやめるわけでもないのに、楽天ふるさと納税からそれらの製品を取り下げるのは違和感でしかない…というのがまずひとつ。

  • 楽天ふるさと納税:ビール等の登録中止
  • ふるなび:引き続きビール等を配布
  • さとふる:引き続きビール等を配布

引き続き配布を続けるなら楽天ふるさと納税でも配布を続ければいいだけなので、敢えて楽天市場だけ掲載を中止してしまう理由にはなりません(しかもライバルサイトの利用を推奨している)。

楽天の掲載基準に抵触とは何なのか?

加えて、箇条書きの最終項目である「その他、楽天の掲載基準に抵触するもの」あたりも要注目。

要するに泉佐野市が掲載を自主的に取り下げるのではなく、楽天側からの通達によって掲載を取り下げざるを得ない状況になった…と考えるのが妥当なのかなと思います(泉佐野市の返礼品が掲載基準に反してると判断されたということ)。

  • 間違い:泉佐野市か自分から掲載取り下げ
  • 正解:楽天の要望によって掲載取り下げ

泉佐野市としても今回の掲載停止は本意ではないのでしょう。

楽天ふるさと納税が掲載基準を厳格化?

ではなぜ、楽天ふるさと納税が今回、掲載基準を厳格化したのかというと、これは間違いなく総務省による意向があった可能性大。

事実、政府は2019年6月にも還元率の高い返礼品や地場産品ではない返礼品を配布している自治体をふるさと納税制度から除外し、寄付しても所得税&住民税の控除が受けられないようにしようとしているので、その動きに楽天ふるさと納税が足並みを揃えた可能性が高いのかなと思います(引用はこちら)。

高額な返礼品が問題視されている「ふるさと納税」も見直される。対象となる自治体を総務相が指定する仕組みに改め、返礼品の価格を「寄付額の3割以下」に抑えることや「地場産品」にすることを指定の条件にする。来年6月以降の寄付から適用される。

ふるさと納税は、納税者が自治体を選んで寄付すると、寄付額から2千円を引いた金額が住民税や所得税から控除される。一部の自治体が高価な返礼品を用意したことから、過度な返礼品競争を招いていた。見直し後は、指定されなかった自治体に寄付しても控除は受けられない。地元産ではない家電製品や商品券などの高額返礼品は姿を消すことになりそうだ。

高還元率&地場産品ではない返礼品を除外:

結果、高還元率なお肉や野菜をプレゼントし、ビールやコカコーラ製品といった自治体とは関係の薄い返礼品をプレゼントしている泉佐野市がやり玉に挙がり、楽天ふるさと納税から追い出される形となったのでは…というのが今回の私の見立て。

  • ビール:自治体と関係が薄い&高還元率
  • お肉:豚肉&牛肉ともに大量で高還元率
  • フルーツ:自治体と関係が薄い&高還元率

楽天側としても泉佐野市の魅力的な返礼品を掲載するメリットは大きかったと思われますが、他の自治体に対する公平感を出すため&総務省への体裁を整えるために、お得な返礼品の追放を決めたのではないかと思います。

未だに残る商品券や家電が貰える自治体:

2018年の年末現在でも、ふるさと納税経由でAmazonギフト券等の商品券がもらえる自治体や、電子レンジや掃除機といった家電がもらえる自治体は存在。

こういった自治体があるからこそ総務省がルールの厳格化を検討しているわけですが、私たち納税者側からすればわざわざ還元率が低い返礼品をもらう必要性もないので、興味がある方は是非、チェックしてみてください。

ふるさと納税で寄付可能な枠を最大限に活用することができますよ。

楽天ふるさと納税のお得度が低下へ?

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ここまでの話はすべて私の憶測でしかありません。

そのため、ただ単に泉佐野市と楽天がケンカしたとか、楽天側が掲載料の値上げをしてきたことに泉佐野市が怒った可能性なんていうのも僅かながらに残りますが、それだったら泉佐野市がまるごと楽天ふるさと納税との契約を打ち切ってしまうだけ。

  • 今回の対応:高還元率な返礼品のみを掲載停止
  • 他の理由だったら:楽天から全返礼品を掲載停止

今回のように地場産品ではないものや、高還元率な返礼品のみの掲載を停止する形にならないと思います。

無難な返礼品のみの掲載になるかも:

つまり冒頭でも記載させていただいたように、楽天ふるさと納税側の掲載基準になんらかの変化が生じたのは間違いないので、高還元率でお得な返礼品がほしい…という方は、12月20日までに寄付を済ませてしまうようにしてください。

それ以降はもしかすると、高還元率返礼品や地場産品とは関係のない返礼品の掲載が一斉に中止されてしまう可能性もあるので、無難な返礼品の中から選ぶしかなくなってしまいますよ(楽天ふるさと納税はこちら)。

  • 現状:還元率5割前後のお得なお肉やお米が多数掲載
  • 今後:還元率3割以下の無難な返礼品のみ掲載

年末ギリギリにふるさと納税をしよう…と思っている方は、念のためお気をつけください(12月21日以降はふるなびさとふるで返礼品を探したほうがお得かも?)。

以上、楽天ふるさと納税がお得じゃなくなるかも!?泉佐野市が楽天ふるさと納税から、ビールやコカコーラ製品等の高還元率返礼品を取り下げ…という話題でした。

参考リンク:

ふるさと納税って金持ちだけが使える制度だ…と思ってる方は意外と多いのですが、実際には年収200万円前後の方でも使おうと思えば使える制度です。

うまくいけば5kg近くの豚肉や20kg程度のお米を低負担で入手することが出来るので、是非、自分には関係ないと思わずに活用してもらえればなと思います(詳細は下記記事を参照)。

news.cardmics.com

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