2020年現在、年会費無料の楽天カードを利用中だ…という方は日本国内に1,000万人以上。
ざっくり計算をすると成人男女の10人に1人以上が楽天カードを持っていることになるわけですが、ほんとうにその楽天カードってお得なのか、みなさんはしっかりと考えたことがありますでしょうか?
そこで今回は楽天カード保有者の方を対象に、楽天ポイントをもっと獲得する方法について記事を書いてみたいと思います。
たぶん3人に1人くらいの割合で損をしてしまっている可能性があるので、普段から楽天市場&楽天カードを利用している方は是非、この機会に支払い方法の見直しをしてみてくださいね。
楽天市場で最大限にポイントを獲得する方法:
楽天カードには主に3種類が存在する:
まず、楽天カードには年会費が1円もかからないスタンダードな楽天カードと、年会費が2,000円+税かかる楽天ゴールドカード、そして年会費が1万円+税かかる楽天プレミアムカードの3種類が主に存在します。
- 楽天カード:年会費無料
- 楽天ゴールドカード:年会費2,000円+税
- 楽天プレミアムカード:年会費1万円+税
このうち、大半の方が保有しているのが年会費無料の楽天カード。
たぶんみなさんがお持ちのカードも、シルバー色をした下記デザインのうちのどれかですよね。
楽天ポイントの貯まりやすさには差がある:
しかし、実は同じ楽天カードであっても、楽天市場における楽天ポイントの貯まりやすさには大きな差が存在。
わかりやすく比較すると下記の通りとなります。
楽天カードの種類 | 楽天市場で貯まるポイント |
---|---|
楽天カード | 100円あたり3ポイント |
楽天ゴールドカード | 100円あたり5ポイント |
楽天プレミアムカード |
ご覧の通り、楽天カードよりも楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードのほうがポイントが溜まりやすい状況があるのですね。
2ポイント差は非常に大きい:
ただこれを見て、『別に2ポイント違うくらい大したことないでしょ?』と思われる方もいると思うので、わかりやすくもう少し大きな金額で比較してみるとこんな感じ。
- 楽天カード:1万円あたり300ポイント
- 楽天ゴールドカード:1万円あたり500ポイント
- 楽天プレミアムカード:1万円あたり500ポイント
つまり楽天市場で楽天カードを使った場合と楽天ゴールドカード or 楽天プレミアムカードを使った場合には、これだけの獲得ポイント差が生じるってこと。
そしてさらに楽天市場での利用額が増えていけば、その差はもっと広がっていくことになります。
年会費を負担してもお釣りが来るかどうか:
ここまでを読めばもう、私の言いたいことはわかりますよね。
要するに普段から楽天市場を利用している方の場合、楽天カードよりも年会費のかかる楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードを作ったほうがお得になるケース有り。
特に楽天ゴールドカードの年会費はわずか2,000円+税。
この金額分以上の楽天ポイントを獲得することが出来るのであれば、年会費無料にこだわることはないのではないか。
- 獲得ポイントが年会費負担以上:楽天ゴールドカードに切替
- 獲得ポイントが年会費負担未満:楽天カードのままでOK
そういう話となります。
どのくらいの買い物をすればいいのか:
では、楽天市場でどのくらいの買い物をすれば楽天ゴールドカードを保有したほうがお得になるのかというと、これは簡単です。
単純に楽天カードと楽天ゴールドカードのポイント差である、2%を使って計算をすればいいだけ。早速、計算してみるとこんな感じになりました。
- 年会費2,000円×消費税1.10÷ポイント差2%=11万円
この11万円という金額以上に楽天市場を利用しているよーという方は、今すぐ楽天ゴールドカードに切替をしたほうがお得。
楽天スーパーセールやお買い物マラソンといったセール中でも、2%増しで楽天ポイントの獲得ができます。
反面、残念ながらそこまで楽天市場を使わないよーという方だと、年会費無料の楽天カードで十分。敢えて年会費を払ってまで楽天ゴールドカードを作る必要性はありません(楽天ゴールドカードの公式ページはこちら)。
毎月1万円以上使う方なら切替を:
ちなみに。
ここまでを読んで、『私はたぶん11万円も楽天市場で買い物をしないから、年会費無料の楽天カードのままでいいや』と思われた方も多いかもですが、1ヶ月あたりの利用金額にするとわずか9,000円程度のみ。
つまり毎月9,000円以上、楽天市場を使う方であれば、楽天ゴールドカードにしたほうがポイント獲得数が増える分だけお得になったりするんです。
- 1ヶ月平均9,000円以上使う人:楽天ゴールドカードがお得
- 1ヶ月平均9,000円も使わない方:今のままでOK
まぁさすがに9,000円ちょうどの利用額で楽天ゴールドカードに切り替えるのは面倒なだけなのでおすすめしませんが、仮に毎月の利用金額が平均で1万円を超えてくる方だと、確実に楽天ゴールドカードにしたほうがお得になる計算。
これらをざっくり、表にしてみるとこんな感じとなります。
ご覧の通り、月に2万円、3万円と買い物をする方、あとは年に1度はパソコンや家電を楽天市場で購入するような方だと切替必須。
今すぐ楽天ゴールドカードを入手してもらえればなと思います(切り替えはこちらから可能)。
楽天ゴールドカードにはその他の特典も:
年会費負担のある楽天ゴールドカードには、年会費無料の楽天カードにはない特典やサービスが存在します。
代表的なのは国内主要空港ラウンジが無料利用できる点(年2回まで)。飛行機で年に1回は里帰りをしているよ…という方などにおすすめのサービスですね。
あとはETCカードの年会費が無料になる点と、利用明細書の郵送代が無料な点もちょっとした魅力。ネット明細書だとついつい確認し忘れてしまう方におすすめです。
過去1年の買い物金額を調べてみよう:
このように普段から楽天市場で買い物をしている方は、年会費無料の楽天カードが必ずしもお得というわけではありません。
敢えて年会費2,000円+税を払い、楽天ゴールドカードを使ったほうが総合的に得する場合も多いので、是非、この機会に過去1年の楽天市場利用額について確認してみてください。
仮に年間利用額が10万円を大きく超えていた場合には即、楽天カードから楽天ゴールドカードへの切り替えがおすすめですよ。申込&切替はほんの数分で終わります。
以上、楽天カード利用者は損してるかも!楽天市場でよく買い物をする方は、年会費を払ってでも楽天ゴールドカードを使ったほうがお得です…という話題でした。
参考リンク:
まだ楽天カードも楽天ゴールドカードも持っていない…という方は、2枚のクレジットカードを比較した下記記事も参考に。楽天ゴールドカードならではのサービス内容等も紹介しています。