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なんと楽天カードは月に1兆円も使われている!楽天カード株式会社が2019年12月時点での会員数やショッピング取扱高を発表。

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2017年に「日本で一番使われているクレジットカード」になった楽天カード。

この楽天カードのショッピング利用がさらに伸びて、月間1兆円の大台に到達したようです。楽天カードが公式リリースにて発表しました(引用元)。

楽天カード、2019年12月(単月)のカードショッピング取扱高が1兆円に到達

楽天カード株式会社(本店:東京都世田谷区、代表取締役社長:穂坂 雅之、以下「楽天カード」)は、2019年12月(単月)のカードショッピング取扱高が1兆円に達したことをお知らせします。

楽天カードが日本で一番使われているクレジットカードになった根拠についてはこちらの記事を参照ください。楽天カードではテレビCMでも、日本で一番使われているクレジットカードであることをアピールしています。

楽天カードの会員数と利用額について:

年間利用額は9.5兆円に急増:

1ヶ月あたりのショッピング取扱高が1兆円を突破した楽天カードの、気になる2019年通年での取扱高は…というと、こちらは9.5兆円にもなるとのこと。

2019年度通期では、カードショッピング取扱高が約9.5兆円となり、前期比で約27%の増加となりました。

この金額はすべてのクレジットカードの中でも断トツの数値で、三井住友カード、三菱UFJニコス、イオンカード、JALカードといった名だたるクレジットカードであってもそれを超えることは出来ていません。

それほどまでに年間ショッピング取扱高9.5兆円は、他のクレジットカード会社が太刀打ちできないほどの圧倒的な数字なんです。

伸び率もまたすごい:

また、楽天カードのショッピング取扱高はその伸びも驚異的。

下記のように年々20~30%程度、増加をし続けているので、仮にこの調子で伸び続けていけば年間10兆円はもちろんのこと、15兆円、20兆円だって視野に入りそうな勢いです(引用&転載元)。

楽天カードのショッピング取扱高は急増中

楽天カードのショッピング取扱高は急増中

カード業界全体の伸び率が10%前後であることを考えると、いかに楽天カードだけが突出して伸びているかがわかります。

カード業界全体の数字は下記表の通り(日本クレジット協会より引用)。

金額 前年比
2014年 46兆2,663億円 7.4%増
2015年 49兆8,341億円 8.2%増
2016年 53兆9,265億円 8.0%増
2017年 58兆3,711億円 10.1%増
2018年 66兆6,877億円 12.4%増
年末だから使われただけでもない:

ちなみに、楽天カードの月間ショッピング取扱高が1兆円を突破した月は2019年12月。

それゆえ、ここだけに焦点をあてると年末だから多く使われただけなんじゃないのか…と思ってしまうところですが、2019年の10~12月と2018年の10~12月を比べてもちゃんと成長しているんですよね(Q4/18とQ4/19を比較)。

2018年末と比較しても楽天カード利用額は急増してる

2018年末と比較しても楽天カード利用額は急増してる

反面、月間1兆円を記録できた背景には、政府のキャッシュレス消費者還元事業による後押しがあったのは間違いがないところ。

キャッシュレス・消費者還元事業とは

2019年10月の消費税率引き上げに伴い、キャッシュレス支払いを行った消費者に最大5%が還元される国の補助金事業です。

だいたい取扱高の10~15%分は還元事業による上乗せと推測できるので、楽天カードがほんとうの意味で月間1兆円を突破するのは2020年の12月になるのかもしれません。

楽天カードの会員数は1,900万人に:

次に、ショッピング取扱高が右肩あがりの楽天カードの会員数はどこまで増加しているのか…というと、こちらも公式リリースに記載あり。

会員数も100万人増加にかかる期間が過去最短の5カ月となるなど加速度的に増加しており、2020年1月時点で1,900万人を突破しました。

どうやら月間のショッピング取扱高が増えた背景には、会員数が1,900万人に増加したことも影響してそうな感じです。

会員数はどのくらい増えてるのか?

では、楽天カードの会員数はどのくらいの勢いで増えているのか。

こちらは楽天カードの公式リリースではなく、楽天株式会社の決算説明資料にグラフがあったので転載させていただきます。

楽天カードの会員数は右肩あがり

楽天カードの会員数は右肩あがり

ご覧のように楽天カードの会員数は、わずか1年の間に200万人以上増加。

しかもその増加傾向は衰えを知らずに伸び続けるようなので、このまま2,000万人、2,500万人、3,000万人と増えていく可能性は高いことでしょう。

会員数で先を行く、イオンカードや三井住友カードの背中がそろそろ見えてきた頃合いです。

楽天カードは顧客満足度調査でNo.1:

インターネット上には楽天カードについて否定的な意見を持ってる人も多いのですが、大規模な顧客満足度指数調査において楽天カードは1位の常連。

なんと11年連続で顧客満足度1位を取っているくらいなので、みなさんが思っている以上に楽天カードは評価されてる現状があるのですね。

ネット上の不評が心配で作れなかった方はこの機会にどうぞ(楽天カードの不評についてはこちらの記事も参照)。

誰が楽天カードを新規に作ってるのか:

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そんな右肩上がりで成長を続けている楽天カード…ですが、楽天市場がネット通販モールの最大手になってからもう10年以上が経過していることを考えると、いったい誰が楽天カードを新規に作っているのかやや気になりますよね。

なにせ楽天市場を頻繁に利用している人であれば、10年くらい前から『入会で5,000ポイントあげますよ!さらに楽天市場でのポイントも貯まりやすいですよ!作るなら今しかありません!』と、うるさいほどに楽天カードを推奨されてきたわけです(キャンペーン詳細は下記公式サイトにて)。

そのため、楽天での買い物のためにクレジットカードを作ってもいいかな…と思った人はすでに楽天カードを保有済みのはず。

そしてそれはデータ的にも顕著にあらわれていて、楽天市場での楽天カード決済額はなんと63.7%ともう圧倒的なほどです(引用&転載元)。

楽天市場流通総額における楽天カード決済比率

楽天市場における楽天カードの決済比率は2/3

楽天市場における楽天カードの決済比率は2/3

まぁ、これすなわち楽天市場では2/3の人が楽天カードを使っている…というわけではないのですが、大多数の楽天会員に楽天カードが行き渡っているのは間違いないことでしょう。

楽天市場以外での需要が増加?

それじゃどうして楽天カードの会員数はまだまだ伸び続けるのか?

楽天カード会員数は勢いが衰えるどころか増加中

楽天カード会員数は勢いが衰えるどころか増加中

これ以上先は推測することしか出来ませんが、楽天カードがもはや楽天市場でのみお得なクレジットカードじゃないというのが大きいのかも。

  • 過去:楽天カードは主に楽天市場でのみお得
  • 現在:楽天カードは楽天市場以外でもお得

たとえばマクドナルドやファミリーマートでは楽天カードを提示することで楽天ポイントを貯めることが出来ますし、楽天のスマホ決済である楽天Payでも楽天カード保有者は有利…と、楽天カードがあるのとないのとでは家計の節約効果が大違いですからね(楽天ポイントカード機能は楽天カード保有者じゃなくても使えますが、わかりやすい例として紹介)。

楽天ポイントカードが使えるお店でポイント2倍

お店で楽天ポイントカード機能付帯の楽天カードを提示で、100円につき1ポイント、ご利用で100円につき1ポイントが 貯まります。

楽天ポイントカード提示でポイントが貯まるお店の一例

楽天ポイントカード提示でポイントが貯まるお店の一例

資産形成にも楽天カードは有益:

さらに近年では資産形成にも楽天カードは大活躍。

下記のように楽天証券における楽天カード払いは年初比で+364.5%になるなど、資産運用のために楽天カードを作る人も増えているようです。

積立投信の楽天カード決済でのポイント付与やポイント投資等の施策により、口座数、楽天カードによる支払いが増加

資産形成にも楽天カードは有益

資産形成にも楽天カードは有益

この辺をひっくるめて楽天カード全体の評価があがった結果、楽天市場経由だけでは申込されなかった層にも楽天カードが浸透しつつあるというのが現状と推測。

そして引き続き楽天経済圏と呼ばれる楽天関連のサービスが強化されていけば、楽天カードが国民的なクレジットカードになる日が来るのでしょう。

私も楽天カード保有者なので、それに期待したいところです。

以上、なんと楽天カードは月に1兆円も使われている!楽天カード株式会社が2019年12月時点での会員数やショッピング取扱高を発表…という話題でした。

参考リンク:

普段から楽天市場を利用中にも関わらず、年会費無料の楽天カードを利用している人は損している可能性が高いです。

  • 年間利用額が10万円未満:楽天カードでもOK
  • 年間利用額が10万円以上:楽天カードだと損かも?

詳しくは下記記事にまとめてあるので、この機会に楽天ゴールドカードへの切り替えをご検討ください。

news.cardmics.com

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