クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

割り勘アプリ『paymo(ペイモ)』がサービス終了へ(2019年5月30日停止)!YouTube広告等で話題のスマホ決済サービスでした。

f:id:cardmics:20181202133828g:plain

一時期、YouTube広告等で話題になった割り勘アプリ『paymo(ペイモ)』。

このpaymoが2019年5月30日をもって、サービス終了となるようです。paymoが公式サイトにて発表しました。

わりかんアプリpaymoは、「わりかんを思い出に」をコンセプトに、個人間決済という新しい市場にてサービスを展開してまいりましたが、2019年5月30日をもちまして、サービスを終了させていただく運びとなりました。

サービスをご利用いただいたお客様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

paymoのサービス終了について:

すでに新規登録は停止:

paymoでは2018年11月29日より新規のアプリ登録を停止済。

新規会員登録の停止:2018年11月29日 15:00
ペイモアプリの会員登録機能が停止します。 

さらに12月6日にはpaymo利用者に対して新規の請求をすることが出来なくなるので、実質的なpaymoのサービス停止はこの12月6日付けなのかなという感じですね。

  • サービス完全停止:2019年5月30日
  • サービスの実質的な停止:2018年12月6日

当然、仲間内でpaymoをワリカンに使うことも、借りたお金を返すことも、今後は一切できなくなります。

paymoがサービス停止する背景:

ではなぜ、あれだけ広告費を投入して利用者を集めていたpaymoは、サービスを停止させてしまうのでしょうか?

これはここに来て活発化している、LINE PayやPayPayといった大手資本によるQRコード決済のキャンペーンが影響してそうな感じ。

  • LINE Pay:決済額の5%を還元&利用者が多い
  • PayPay:100億円あげちゃうキャンペーン実施予定
  • 楽天ペイ:1億人を超える楽天IDを活用中

要するに手元資金に乏しく、大々的な広告費を投入していくことができないpaymoでは、これらの巨大資本に対抗できない…と考えた可能性は高そうな気がします。

まぁpaymoにすれば本望ではないのでしょうが、「賢明な判断」を下した経営陣を褒めるべきなのでしょう。これ以上、戦っても負けるだけです(背景を詳しく知りたい方は下記記事も参考に)。

news.cardmics.com

同様に厳しいOrigamiやpring:

paymo同様に厳しい立場に立たされているのが、Origami Payやpringといった他のQRコード決済。

Origamiはローソン等と提携して大々的なキャンペーンを展開しているものの、あれではダウンロード数は増えてもなかなか利用者は増えない状況になると思うので、今後、資金的に行き詰まってしまう可能性は高いかもですね。

また、pringはみずほ銀行や三井住友銀行の支援にはこぎつけましたが、残る三菱UFJ銀行との締結が宙ぶらりんな状況。このままだとpaymo同様、撤退を余儀なくされてしまうかなと思います。

クレジットカードですら普及してない日本:

f:id:cardmics:20180930152502j:plain

ちなみに。

それじゃLINEや楽天が大量のお金を投入してQRコード決済を広めていけば、paymoが果たせなかったモバイル決済の市場開拓が出来るのか…というと、これは半々かなと思う私。

というのも、日本では1960年ごろよりクレジットカードが使われてきたにも関わらず、50年以上が経過した今でも、日本中で使えるとはお世辞にも言いにくい状況があるためです。

  • クレジットカード:50年経過した今でも使えるお店は少ない
  • QRコード決済:大企業が参入したとはいえ普及する?

政府によるキャッシュレス支援に期待:

ただ過去と現在でひとつ違うのは、2020年の東京オリンピックに向け、日本政府による強力なバックアップが期待できるという点。

  • 過去:カード会社単独で使えるお店を開拓
  • 今後:政府の後押しがある状況でお店を開拓

実際、政府は2019年頃よりクレジットカードやQRコード決済といったキャッシュレス決済を利用した場合に5%分のポイント付与を予定しているようなので、そういった国策がどこまでキャッシュレス決済の普及につながるかは見ものですね(引用はこちら)。

安倍晋三首相は22日、2019年10月に予定する消費増税への経済対策として、クレジットカードなどを使ってキャッシュレス決済した際に5%のポイント還元を検討する考えを表明した。増税から20年夏の東京五輪前までの9カ月間実施する。2%の増税幅を超える負担軽減によって、増税後の景気を下支えする狙いだ。(中略)

キャッシュレス決済によるポイント還元は中小小売店での購入分を対象とする方針だ。クレジットカードや電子マネー、QRコードなどでの決済が対象となる。ポイントを発行するカード会社などを通じて還元し、会社の負担分を国が補助する。

これでもキャッシュレス決済が根付かなかったら、日本はもう現金決済のみの島国として、逆に観光資源にしちゃってもいいのかもしれません。紙幣による支払いを体験したくて、外国人観光客がどんどん来日してくれるはずです(苦笑)

以上、割り勘アプリ『paymo(ペイモ)』がサービス終了へ(2019年5月30日停止)!YouTube広告等で話題のスマホ決済サービスでした…という国内ニュースでした。

参考リンク:

QRコード決済についてもっと詳しく知りたい…という方は下記記事も参考に。国内主要のQRコード決済をまとめています(やや情報が古くなってしまっているので、後ほど加筆します)。

news.cardmics.com

PAGE TOP