今回は海外旅行や海外出張のお供に最適な、Visaブランドのゴールドカードを紹介してみたいと思います。
年会費の安いVisaカードじゃちょっと不安だという方や、ゴールドカードならではの付帯サービスに期待したい方は、これらのカードを作るのがおすすめ。
やはり年会費無料カードとは質やサービスが違うので、海外に行くならVisaゴールドカードと共にどうぞ。
おすすめのVisaゴールドカード:
三井住友カード ゴールド:
海外で使えるVisaブランドのゴールドカードといえば、やはりその代表格は三井住友カードが発行している三井住友カード ゴールド。
海外旅行傷害保険やショッピング保険などが充実しているのはもちろん、家族カードの発行も1枚であれば無料などなど、三井住友カード ゴールドは「王道のVisaゴールドカード」ともいえる存在なので、どのカードを作るべきかで迷ったらこちらを選べばOKでしょう。
特にはじめての海外旅行なら、サポート面や紛失時の対応に定評のある三井住友カード ゴールドがおすすめです。
楽天プレミアムカード(Visa):
『王道なVisaゴールドカードではなく、お得さでVisaゴールドカードを選びたい!』という方は、楽天プレミアムカード(Visa)がおすすめ。
こちらは海外旅行傷害保険等の付帯保険が充実しているだけでなく、海外の主要空港でラウンジが利用できるプライオリティパス発行まで無料なので、様々な面で旅行のサポートをしてくれるのが魅力です。
また、楽天ブランドのゴールドカードゆえ、楽天市場でポイントが貯めやすいのも魅力のひとつ。
他にも街中でポイントが溜まりやすいメリットもあるので、とにかく総合的にお得なVisaゴールドカードが欲しい方ならこのカードで決まりですよ。
MUFGカード ゴールド(Visa):
付帯保険とかサービスとかそういうのは良いから、とにかく年会費の安いVisaゴールドカードが欲しい…という方は、三菱UFJニコスが発行しているMUFGカード ゴールドの検討を!
こちらのゴールドカードは年会費がわずか2,000円程度で持てるゴールドカードゆえ、海外旅行に際して体裁を整えたいだけの方にも、おすすめの1枚になってくれることでしょう。
年会費が安い割には、海外旅行傷害保険などの付帯保険が充実している点が魅力です(羽田空港や関西国際空港の国際線ターミナル内にあるラウンジも使えます)。
20代の方には年会費の安いゴールドカードも:
今回の記事で「王道のVisaゴールドカード」として紹介させていただいた三井住友カード ゴールドですが、このゴールドカードは主に30歳以上の方向けに発行されているカードゆえ、20代の方は原則、作ることが出来ません。
しかし、実は三井住友カードでは20代向けのVisaゴールドカードも発行中。
こちらはなんと三井住友カード ゴールドよりも年会費がかなりリーズナブルになっているので、20代ならそちらを選ぶのがお得ですよ(詳しくは下記リンク先にて)。
是非、20代というメリットを活かしたゴールドカード作成をしてもらえればなと思います。
Visaゴールドカードのメリット:
ここで念のため、Visaゴールドカードを持つメリットについてもまとめておこうと思います。
『どうして海外旅行にはVisaブランドのゴールドカードを持っていったほうがいいの?』と疑問な方はこちらを参考にしてみてください。
海外で支払いに使えるお店が多い:
まず、Visaゴールドカード最大の魅力は世界中の国や地域で支払いに使えるという点。
韓国やアメリカ、イタリアにフランスなどなどの先進国で使えるのはもちろん、ベトナムやチュニジア、ウルグアイといったようなお世辞にも先進国とは言えないような新興国でもVisaブランドのゴールドカードなら問題なく支払いに使えます。
小さなお店でも使えるVisa:
また、ホテルや高級レストランといった限られた場所だけでなく、小さな雑貨屋さんや飲食店でも使えるところが多いのはVisaゴールドカードの魅力。
反面、アメリカン・エキスプレス・カードやダイナースクラブカードなども海外で利用できることには出来るのですが、小規模店舗では使えないことも多いので、その点でもVisaブランドのゴールドカードにはメリットがあると言えます。
- Visaのゴールドカード:小規模店舗でも使いやすい
- アメックス等のゴールドカード:小規模店舗だと使いにくい
このようにとにかく海外でストレスなく支払いをしたい…という方は、Visaゴールドカードを持つのがベスト。
JCBやアメックスなどの他ブランドと比べると、使えるお店の数が段違いですよ(詳しくは下記記事なども参照)。?
ゴールドカードならではの安心感も:
次にVisaゴールドカードは、ゴールドカードであるということ自体が大きなメリット。
たとえばホテルやレストランで提示すれば『自分は変なお客さんじゃないんだぞ』ということを相手に伝えることが出来るので、場合によっては部屋のアップデートやサービスメニューの提供なども有りえます。
- 年会費無料カードで支払い:
最低限のサービスのみしか提供されないだけでなく、怪しまれることも
- ゴールドカードで支払い:
信頼のおけるお客さんとして扱われる(社会的なステータスの証明となる)
取引先の前で使えば信頼にも繋がる:
他にもVisaゴールドカードを海外にいる見込み客の前で利用することで、自分のステータス性の高さを相手側に伝えることも可能。
そうすれば『自分はあなたにとって信頼のおけるビジネス相手である』ということを伝える良い手段になりえるので、場面場面でゴールドカードを活用してもらえればと思います(逆に年会費無料カードで支払いをしていたら、ほんとうに信頼できる相手なのか疑問に思われてしまうかも?)。
旅行保険などの付帯保険が充実:
Visaゴールドカードを保有するメリット、最後は海外旅行傷害保険や航空機遅延保険などが充実している点です。
こちらは説明をするとちょっと長くなってしまうので詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてもらえれば…と思いますが、海外での医療費や病院代というのはとにかく高くなってしまいがちなもの。
下手すると10万円、20万円といった金額で済まず、200万円、300万円といった高額な医療費を請求されてしまう可能性もあるので、海外にいくなら付帯保険付きのクレジットカードを持っていくのがおすすめですよ。
万が一の時の安心感が違います(無料で海外向けの医療保険に入る方法は下記記事を参考にどうぞ)。
Visaのマークがあれば使えるお店の数は一緒:
時々、楽天や三菱UFJニコスが発行しているVisaゴールドカードは、三井住友カードが発行している三井住友カード ゴールドよりも使えるお店が少ないんじゃないか…と心配している人がいますが、これは間違い。
海外で利用できるお店の数はどのVisaゴールドカードを入手しても99.9%一緒なので、カード選びで迷ったら年会費、ポイント制度、付帯保険、サービス等で比較してください。
- 間違い:三井住友カードのVisaカードが一番使いやすい
- 正解:どのカード会社発行でもVisa付きなら使いやすい
使い勝手はどれも一緒です。
よくある質問とその答え:
更にVisaゴールドカードに関する理解を深めるために、よくある質問とその答えも紹介しておきます。
Q.MastercardとVisa、どっちがいいの?
「テレビCMを見るとMastercardのゴールドカードも良さげなんだけど、VisaのゴールドカードとMastercardのものではどっちがいいの?」という疑問をお持ちの方も多いかと思いますが、これは正直、どちらでもそれほど差はなし。
実際、Visaゴールドカードが使えるお店の数と、Mastercardゴールドカードが使えるお店の数はほぼ同一と言われているので、必ずVisaゴールドカードを選ばなくてはいけない…というわけではありません。
しかしながら、世界的な決済件数&金額を見ると、VisaとMastercardには2倍ほどの差があるのも事実。
もちろんVisaのほうが国際ブランドとしての格は上なので、まだ1枚もVisaゴールドカードを持っていないというなら最初はVisaブランドで問題ないと思いますよ。
Q.Visaゴールドカードは日本でも使える?
Visaというと海外で使える…という印象が強めですが、日本国内でも今や一番使いやすいクレジットカードブランドで間違いなし*1。
そのため、「私は海外旅行や留学などに行く予定がない」という方も、Visaゴールドカードはおすすめのカード。
セブンイレブン、ユニクロ、すき家、イオンモールなどなどで支払いに使うことが出来るので、日々のVisaカード利用でポイントをどんどん貯めてしまってください。
仮に現金払い偏重の支払いスタイルからの切り替えならば、それだけで家計の節約も可能になりますよ。
- 現金払いをする:ポイントは貯まらない
- Visaゴールドカード払いをする:ポイントが貯まる
手数料がかかるんじゃないの?
『いやいや、Visaカードとかクレジットカードって支払いに使うと手数料がかかるんじゃないの?』と思われる方は下記記事も参考に。
1回払いで支払う分には金利は一切発生しないので、安心してVisaゴールドカードを利用してもらえればなと思います。
手数料がかかるのはリボ払いや分割払いなどの、カード会社からお金を借りて支払いをする場合のみです。
Q.Visaプラチナカードとどっちが良い?
VisaゴールドカードとVisaプラチナカードなら、どちらを海外旅行に持っていくのが良いのでしょうか?
これはまぁケースバイケース。
お金に余裕がある方で、年会費負担が数万円以上になっても構わない…という方なら、付帯保険やサービスがゴールドカードよりも更に充実しているVisaプラチナカードを作るほうがおすすめでしょう。
反面、年会費はせいぜい1万円くらいしか負担出来ない…という方ならVisaゴールドカードでも十分。
ゴールドカードでも海外旅行傷害保険は充実していますし、楽天プレミアムカードのように海外空港ラウンジが無料利用できるものもあるので、無理してVisaプラチナカードを作らなくてもOKです。
特に海外での支払いに使うだけ…というなら、あえてプラチナカードを作る必要はありません。
英語が苦手ならVisaプラチナカードにもメリットあり:
ちなみにVisaプラチナカードにはコンシェルジュサービスという「秘書サービス」が備わっているので、海外旅行の際に日本語で様々な要望に応えてもらいたい…という方は、年会費負担を覚悟した上でVisaプラチナカードを作るのも手。
たとえば中国語しか通じない台湾で九份までのパッケージツアーに参加したい場合など、コンシェルジュサービスを利用すれば比較的容易に参加可能なプランを調査&提案してくれるのでいろいろと便利です。
他にもラスベガスでブルーマンショーを見たいとか、トロントでシルク・ドゥ・ソレイユの鑑賞したいとか、そういうチケット手配もコンシェルジュサービスならお手のもの。
自分で手に入れようとおもったら、入手方法を探すだけで何時間もかかってしまうことでしょう(コンシェルジュサービスについて更に詳しくは下記記事を参照)。
三井住友カード ゴールドはデュアル発行可能:
三井住友カード ゴールドにはデュアル発行といって、VisaカードとMastercard付きのクレジットカードを2枚発行するサービスが存在。
これを利用すれば年会費負担は多少増えてしまいますが、VisaカードとMastercardの両方を入手することが出来るため、万が一、海外で片方のクレジットカードを紛失してしまっても安心です。
但し、同じ財布の中に2枚とも入れてしまってはまったくの意味なし。
デュアル発行を活用するなら片方を財布、もう片方をスーツケースの中に入れるなどして、同時に紛失しないように気をつけてくださいね。
Visaゴールドカードを作ろう:
ここまでおすすめのVisaゴールドカードや、Visaゴールドカードを持つメリットについて解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
前述のように海外旅行に行くならVisaブランドのゴールドカードを持っていって欲しいと思うので、まだ1枚も保有していないという方はこの機会に作成をどうぞ。
そうすれば海外で急病になったり、事故に遭遇した時にきっと、過去の自分に感謝すること間違いなしですよ。
- 王道のカード:三井住友カード ゴールド
- お得なカード:楽天プレミアムカード
- 年会費が安い:MUFGカード ゴールド
以上、海外で使える、おすすめのVisaゴールドカード(2021年版)!海外旅行には必需品として、Visaブランドのゴールドカードを持っていこう…という話題でした。
参考リンク:
ゴールドカードについてもっと詳しく知りたい…という方は、下記記事も参考に。ゴールドカードの審査基準から細かいサービス概要までを徹底解説しています。
*1:昔はVisaブランドよりもJCBブランドのほうが日本国内では使いやすいクレジットカードだったんですが、最近ではその状況が逆転し、Visaゴールドカードのほうが使いやすい状況があると思われます。