新型コロナウィルスの蔓延によってマスクの着用が当たり前になりつつある最近ですが、この際に困るのがiPhone11やiPhoneXRといったスマートフォンの顔認証機能。
なぜならマスクが邪魔をしてなかなか顔認証が反応してくれないため、『あんまりマスクを触りたくないなぁ…』と思いつつも、しぶしぶマスクをずらしている方って多いのではないでしょうか?
かくいう私もその1人。
中でもコンビニやスーパーマーケットで店員さんと対面する時には、マスクを外すことにかなりの抵抗を感じますね(最新iPhoneで電子マネーを使うためには顔認証させる必要があるため)。
- 本音:人前では出来る限りマスクを外したくない
- 現実:支払いをするためにはマスクを外す必要性がある
いくら現金よりも安全といわれている電子マネー払いであっても、これじゃまったく意味がないなぁ…と思うばかりです。
電子マネー内蔵のクレジットカード:
そこで今回は、顔認証機能を利用しなくても使うことが出来る、おすすめの電子マネー内蔵クレジットカードを紹介。
これらのクレジットカードなら1枚持ち歩くだけでコンビニやスーパー等で利用可能なので、こんな時代だからこそ是非、活用ください。
当然、マスクを外すことなく支払いができますよ。
Orico Card THE POINT:
後払い型の電子マネーであるQUICPayとiDの2つを内蔵したクレジットカードが、Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)。
2つも電子マネーが内蔵されているということは、それすなわち使える店舗数がそれだけ多いことを意味するので、Orico Card THE POINTが1枚あればほとんどの大型チェーンで支払いが出来ることでしょう。
気になる年会費や入会金は0円…と、気軽に作れるメリットも魅力です。
後払い型なので残高を気にする必要がない:
さらにOrico Card THE POINTの良いところは、内蔵しているQUICPayとiDがどちらも使った分だけあとでまとめて支払いをする、後払い方式の電子マネーな点。
- Suica:先に入金しておかないと使えない
- 楽天Edy:先に入金しておかないと使えない
- QUICPay:使った分だけ請求が後で来る
- iD:使った分だけ請求が後で来る
iDとQUICPayをダブル搭載!コンビニなど少額のお買い物も、簡単・便利・スピーディ!
このカードには、コンビニやドラッグストアでのお買い物に便利な「iD」と「QUICPay」の2種類の電子マネーが搭載されています。
「iD」も「QUICPay」もチャージ不要の後払い!サインも不要です。
つまり電子マネーの残高を気にせずに利用できるため、クレジットカード払いな感覚で支払いに使えますよ。
夜の散歩やジョギングのお供にどうぞ。
dカード:
NTTドコモが発行している年会費無料のdカードも、電子マネーiDが内蔵されたクレジットカードのひとつ。
こちらはカード内部にdポイント機能も内蔵されているため、普段からファミマやローソン等のコンビニを使っている方にとっては一石二鳥なクレジットカードになるのではないでしょうか。
これ1枚でコンビニでの買い物は完璧です。
ローソンでの買い物に強みあり:
加えてローソンでdカードを利用すると最大5%分がお得になる節約効果あり(※2020年11月30日でサービス終了の告知あり)。
まぁ実際には最大で5%分がお得になるよ…というだけで、実質的なお得さは4%をちょっと超える程度。
それでも普段からローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100を利用している方であればこれだけで持つ価値が充分にあるはずです。
もちろんiDで支払いをしてもOKなので、dポイントカードを提示した後は非接触で支払いを済ませてもらえればと思います。
ビックカメラSuicaカード:
家電量販店のビックカメラでお得なクレジットカードである『ビックカメラSuicaカード』は、Suica利用者におすすめの1枚。
このクレジットカードがあればSuicaのオートチャージ機能が利用可能になるだけでなく、Suicaチャージでお得にポイントを獲得可能になるので、Suicaを支払いに使いたい方は検討ください。
年1回の利用で年会費が無料になる点が、他のSuicaチャージ向きカードにはない魅力となります(Suicaチャージに適したカードの解説はこちら)。
Suicaなら顔認証が不要:
また、Face IDによる顔認証をしないと利用することが出来ないApple Payですが、電子マネーSuicaであればそのまま支払いに使えるメリットも存在(引用元はこちら)。
お店で Suica を使う
Suica がエクスプレスカードに設定されている場合は、iPhone の上部や Apple Watch のディスプレイを非接触型リーダー (の数センチ以内) にかざし、「完了」という文字とチェックマークが画面に表示されて決済端末から音がするまでそのまま待ちます。
お支払い時にデバイスのスリープやロックを解除したり App を開いたりする必要はありません。
まぁQUICPayやiDのように残高を気にせず利用できるわけではありませんが、iPhone上でこまめにSuica残高を管理できるのであればSuicaでも充分に代用が可能でしょう。
- Apple PayでiD:利用には顔認証が必要
- Apple PayでQUICPay:利用には顔認証が必要
- Apple PayでSuica:そのまま利用可能
※一部のお店で利用されている決済端末だと、エキスプレスカードに設定されているSuicaであっても顔認証が必要になる場合があります。ご了承ください。
楽天Edy内蔵の楽天カードは残高管理が大変:
電子マネー『楽天Edy』が内蔵された楽天カードでも外出先でマスクを外すことなく支払いが出来るわけですが、iPhone利用者における楽天Edyの欠点はチャージがしにくいところ。
一部、ファミマやローソンのような店舗でオートチャージを発動させることは出来ますが、それ以外のスーパーマーケットやドラッグストア等でも利用することを想定すると、QUICPay、iD、Suicaには敵わないと言えそうです。
すでに楽天カードを保有している方のみ、検討の余地あり…といったところでしょうか。
店員さんを守るためにもマスクを戻そう:
最後に。
さすがにレジ前でマスクをずらしたくないから…という理由だけで、新規にクレジットカードを作れとは私も言いません。
よほど感染が怖い方や、持病をお持ちの方などのみ対応いただければそれで大丈夫。
無理にクレジットカードを作っても活用しきれない可能性が高いので、こういう考え方もあるよ…という程度に捉えてくれるだけで嬉しいです。
レジ前ではマスクを元に戻そう:
ただその上でひとつだけ注意喚起を促したいのはFace ID後、マスクを顎にずらしたまま会計に望んでしまう方がいる点。
これだとせっかくマスクを付けている意味がないだけでなく、こんな中でも店頭で働いてくれている店員さんにも感染のリスクを広めてしまうので、どうしても顔認証をしなくちゃいけない場合は顔を横にそむけ、そっとiPhoneのロックを解除するようにしてください。
そしてその後はマスクを元の位置に戻すこと。
- ダメな行為:
正面を向いて顔認証をし、マスクを顎にずらしたままにする
- 理想な行為:
横をむいて顔認証をし、その後にすぐマスクを戻す
このちょっとしたマナーの徹底が、巡り巡って日本全体の感染拡大防止に繋がりますよ。是非、よろしくお願いします。
以上、iPhoneで電子マネーを使いたいけど、マスクが邪魔でFace IDが反応しない!そんな方におすすめの電子マネー内蔵クレジットカードを紹介…という話題でした。
参考リンク:
楽天市場やAmazonといった通販モールでお得なクレジットカードは下記記事を参考に。
主に初心者向けの記事ではありますが、これらのクレジットカードがあるのとないのとでは家計の節約効果が大違いなので、最近、通販の利用が増えてきたなぁ…と思ったら活用ください。